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水資源の管理

最終更新日: 2019.09.20
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ファーストリテイリングは、原材料の調達、生産、販売、お客様の商品の使用までのライフサイクルすべての過程において、水の汚染防止と低減および水使用量の削減に努め、環境保全へ貢献します。

水資源の管理方針

水は、ファーストリテイリングの服づくりにとって大切な資源です。服の原料となるコットンは、栽培の過程で大量の水を消費します。染色などの生産工程においても、多くの水が使用されます。ファーストリテイリングは、原材料の調達、生産、販売、商品の使用までのライフサイクルすべての過程において、水の汚染防止と低減および水使用量の削減に努め、環境保全に貢献することをめざしています。また、一企業では対応しきれない課題解決に貢献するため、水資源に対しての取り組みを行っている企業・団体・NPOとパートナーシップを結んでいます。

目標

自社

・原材料の利用における水使用量の削減
商品の企画および原材料の選定において、より少ない水で生産することのできる原材料の使用を促進し、水使用量の削減に貢献します。具体的には、2025年末までにサステナブルなコットンの調達比率を、ファーストリテイリンググループのすべてのブランドで、100%にすることをめざしています。サステナブルなコットンの定義には、水の利用などの課題が改善されている地域から調達されるコットンも含まれています。

サプライチェーン

・サプライチェーン全体での水使用量の削減
取引先工場などで使用される水の使用量を把握し、協働して水使用量の削減に向けた取り組みを推進します。例えば、素材工場における水使用量を削減する「素材工場環境プログラム」(2020年までに2016年水使用量実績値の15%を削減)など、取引先ごとに目標を設定しています。

・水使用量が少ない技術の導入
取引先工場との協働により、水使用量が少ないサステナブルな技術の導入をめざします。例えば、ジーンズの「洗い」や「ダメージ加工」などの加工工程において、ナノバブル洗浄やオゾン洗浄などにより、水使用量を大幅に削減できる技術を開発しました。2020年までにはファーストリテイリンググループが生産する全ジーンズに新技術を導入し、環境負荷低減に貢献します。

・適切な排水処理の実施
すべての取引先工場に対して、排水の再利用や適切な浄化を行うための排水処理システムの設置を求めています。縫製工場、主要素材工場などを対象とした、環境監査を実施している工場では、排水処理システムの導入を確認しています。

お客様

・商品の使用における水使用量の削減
衣類の洗濯に使用される水の量を削減するための方法を研究するとともに、水使用量やエネルギー使用が少なく環境負荷が低い方法によるお手入れ方法を提案するなど、お客様へのコミュニケーションに努めます。

自社における取り組み

商品企画

・サステナブルなコットンの選定による水使用量の削減
ファーストリテイリングは2025年末までに、サステナブルなコットンの調達比率100% をめざしています。当社の考えるサステナブルなコットンとは、以下の条件を満たして生産されているコットンです。

  • 水、農薬、土地の利用、農家の労働環境、収入などの課題が改善されている地域から調達されている
  • トレーサビリティによって上記の課題の改善が確認できる
  • 商品としての品質・価格においてもお客様満足が達成できている

米国産とオーストラリア産のコットンは、トレーサビリティや環境面、労働環境面での管理レベルが高いため、サステナブルなコットンと考えています。また、ベター・コットン(下記「ベター・コットン・イニシアティブ」参照)もサステナブルなコットンに該当すると考えています。

・ベター・コットン・イニシアティブ
2018年1月にファーストリテイリングは、サステナブルなコットンの生産をめざすNGO「ベター・コットン・イニシアティブ(BCI)」に加盟しました。BCIは、綿花を生産する農家に水の適正な使用や殺虫剤などの農薬の使用方法を教育することで、より良いコットンの栽培方法を普及させる取り組みを行っています。BCIの基準を満たした綿農家はベター・コットン生産者として認定されます。

関連リンク

サプライチェーンにおける取り組み

素材工場

・「素材工場環境プログラム」の推進による水使用量の削減
アパレルの素材工場では、生産工程において多くの水やエネルギーが必要とされ、環境への負荷が高いため、ユニクロの主要な素材工場では「素材工場環境プログラム」(2020年末までに2016年水使用量実績値の15%を削減)を推進しています。

関連リンク

縫製工場

・ジーンズの加工工程で最大99%の水使用量を削減
「洗い」や「ダメージ加工」などのジーンズの加工工程において、ナノバブル洗浄やオゾン洗浄の採用などにより、水の使用量を最大99%削減(*)できる技術を開発しました。2020年までにはファーストリテイリンググループが生産する全ジーンズに新技術を導入し、環境負荷低減に貢献します。
*ユニクロの2017年メンズレギュラーフィットジーンズと2018年同型商品を比較した場合

関連リンク

水使用量

自社

項目単位2016年度
(2015年9月-2016年8月)
2017年度
(2016年9月-2017年8月)
2018年度
(2017年9月-2018年8月)
本社水使用量 m3 14,947 44,208 54,752
集計範囲 山口本社と
六本木本部
山口本社と
六本木本部と
有明本部
山口本社と
六本木本部と
有明本部

サプライチェーン

・ユニクロ主要素材工場における水の総使用・排出量
ユニクロの素材工場環境プログラムの一環として、サステナブル・アパレル連合のHIGGインデックス環境モジュールを使用し、ユニクロ主要素材工場の環境負荷を測定しています。各工場が環境に及ぼす影響を測定しているため、ユニクロ向け生産割合を考慮せず、各工場の環境負荷の総使用量・排出量を集計しています。

ユニクロ主要素材工場項目単位 2015年
(2015年1月-12月)
2016年
(2016年1月-12月)
2017年
(2017年1月-12月)
取水量合計 m3 72,911,204 70,116,985 65,350,217
地下水 71,728 531,830 134,633
水道水 36,534,524 44,802,707 44,131,340
河川 27,975,311 22,908,372 21,084,244
雨水 118 - -
その他 8,329,523 1,874,076 -
排水量 52,634,721 55,670,588 57,708,948

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