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化学物質管理

最終更新日: 2018.12.17
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水や大気の汚染防止と化学物質の管理を徹底し、環境を保護します。2020年までに、商品や生産プロセスにおける危険化学物質排出ゼロをめざしています。2017年秋冬シーズンからは、耐久撥水加工剤のPFC(パーフルオロカーボン類)の使用を禁止しました。

化学物質管理方針

商品の生産プロセスにおいて、水や大気の汚染防止に努めるほか、化学物質の管理を徹底し、環境を保護します。すべての取引先工場の協力のもと、2020年までに商品や生産プロセスにおける危険化学物質の排出ゼロをめざし、お客様と工場従業員の安心・安全を守ります。

目標

危険化学物質排出ゼロに向けたコミットメント

ファーストリテイリングは2013年、生産プロセスおよび商品における危険化学物質の排出を、2020年までにゼロにすることにコミットしました。ファーストリテイリングは、生産プロセスでの使用・排出基準などを示す「制限物質リスト」を公開し、定期的に見直しを実施します。また、サプライチェーン全体では、取引先工場の協力のもと、危険化学物質の代替物質の採用や、排水検査とその結果の改善を進めます。

取り組み

危険化学物質排出ゼロに向けたコミットメントのもと、制限物質リストの公開を行っています。取引先工場では排水検査を定期的に実施し、その結果を開示しています。万が一、危険化学物質が検出された場合は、ファーストリテイリング各事業の生産部が、工場とともに改善に向けた取り組みを行います。また、取引先工場では、危険化学物質の代替物質の採用と、化学物質管理の強化を推進しています。

取り組みの全体進捗

制限物質リストの作成と公開

制限物質リストを毎年更新し、ファーストリテイリングの取引先工場に基準の遵守を要求しています。危険化学物質の混入は未然に防止すべきとの考え方(未然防止アプローチと予防原則)に基づき、下記の方針に従い、リストの更新を行っています。

1)コミットメントの中では11の物質群が優先化学物質として定義されていますが、11の優先物質以外も管理対象とするため、専門家の助言のもと、化学物質の抽出および危険性の評価に下記項目を追加し、制限物質を特定しています。

1. CPA Green Screen Database/Approach およびその他の化学物質の安全性・有害性に関する情報源
2. 法令および業界基準
3. 業界で広く使用されている化学物質

・危険化学物質のスクリーニング方法について
2013年10月1日に、危険化学物質スクリーニング方法の詳細を公開しました。

・化学物質の代替と有害性スクリーニング方法の開発に向けたステップ
2013年3月5日に、化学物質の代替に関するケーススタディを開発するためのステップおよび固有の有害性スクリーニング方法の開発ステップを発表しました。

2)より包括的な化学物質管理を実施するため、商品だけでなく、製造工程や排水に対しても制限物質リストを設けています。

排水検査の実施と情報公開

主要素材工場に対して、制限物質リストに基づく排水検査の実施および中国環境NGOのIPE(The Institute of Public & Environmental Affairs)のウェブサイトでの公開を義務付けています。検査の結果、危険化学物質が検出された場合は、染色・素材生産の専門家である匠チーム(生産部)が、取引先工場と当該物質を製造する化学メーカーへ調査を実施し、原因を特定し、改善指導を行っています。

特定物質の廃絶に向けた取り組み

アルキルフェノールエトキシレート(APEO)に関する調査結果について2013年6月28日、APEOに関する調査結果を公開しました。

・パーフルオロカーボン類(PFC)廃絶の進捗について
PFCは、雨や汚れから衣服を守るために、アパレル・アウトドアウエア業界で広く使用されている耐久撥水加工剤です。国際環境NGOグリーンピースは、PFCの難分解性などを問題視しています。ファーストリテイリングは2013年の「排出ゼロ実現策へのコミットメント」において、2016年7月1日までに生産段階におけるすべてのPFC使用を廃絶することを目標とし、これまで取引先とともに、より安全なPFCの代替物質・代替技術の開発を進めてきました。その結果、2016年の販売商品に占めるPFC使用商品の割合は約2%まで削減でき、2017年秋冬シーズンからは全商品でPFCの使用を廃絶しました。

PFC代替済み商品群

代替済み商品群機能性試験項目代替にあたり見直した機能
コート、ブルゾン、 パーカ類の一部 撥水性、撥水耐久性、撥油性、 防汚性、縫い目ズレ、風合い、変色、 液安定性、工程安定性 撥油性、風合い

取引先の化学物質管理の監査を実施

「生産パートナー向けのコードオブコンダクト」に基づき、取引先の縫製工場および主要素材工場を対象に、労働環境モニタリングと同時に環境監査も実施しています。環境監査には、化学物質の保管状況、取り扱い説明書の整備状況、従業員のトレーニング状況などが含まれています。第三者の専門機関が定期的に監査し、改善が必要な工場については、ファーストリテイリングの従業員が直接訪問し、工場とともに改善活動に取り組んでいます。

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