生産パートナーコードオブコンダクト

ファーストリテイリングは、生産パートナーとの強いパートナーシップを大切にしながら、生産活動を行っています。高品質な商品を正しいプロセスで生産することを、共通の理念としています。サプライチェーンにおいて安全で適切な労働環境を確保し、人権を守るため、コードオブコンダクトを制定し、生産パートナーに遵守を要請しています。

生産パートナーコードオブコンダクト

「生産パートナーコードオブコンダクト」を2004年に制定し、工場への遵守を要請し、遵守を誓約いただける工場とのみ契約しています。2023年からは、縫製工場や主要素材工場に加えて、ユニクロ綿商品の主要紡績工場ともコードオブコンダクトを締結しています。また、サプライチェーンの労働環境モニタリングを通じて、コードオブコンダクトの遵守状況を定期的に確認しています。なお、工場は、その取引先である上流工程の工場にも、コードオブコンダクトを適用することが求められます。

コードオブコンダクトは国際基準に沿って改訂しています。

2016年9月に、公正労働協会（FLA）との取り組みの一環として、国際労働機関（ILO）の中核的労働基準に則り、賃金と諸手当に関する要件をより明確に取り決めました。
FLAおよびアメリカン・アパレル・フットウエア協会（AAFA）が策定した「責任ある雇用」に関するコミットメントが2023年３月に更新されたことを受け、同年９月、外国人移住労働者の権利を保護する方針をより明確にしました。

生産パートナーへのトレーニング

生産パートナーには、「生産パートナーコードオブコンダクト」を正しく理解してもらうために、定期的にトレーニングを実施しています。2023年８月期は、対象となる縫製工場519工場のうち、90％に相当する22カ国466工場を対象に、トレーニングを実施しました。

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