HOME > IR情報 > 財務・業績 > 決算サマリー

決算サマリー

最終更新日: 2020.07.09
to English page
to Chinese page

以下は7月9日に発表した「2020年8月期第3四半期 決算サマリー」です。

連結業績

グループ事業別業績

【決算ハイライト】

■2020年8月期第3四半期の連結業績:新型コロナの影響が大きく、計画を下回り減収減益

  • 売上収益は1兆5,449億円、前年同期比15.2%減、営業利益は1,323億円、同46.6%減と減収減益。
  • 新型コロナなどの影響により各セグメントで減収減益となったことに加え、赤字店舗の固定資産や使用権資産に減損損失152億円を計上したことで大幅減益。
  • 第3四半期3ヶ月間は、新型コロナによる影響が特に大きく、売上収益は3,364億円、同39.4%減、営業利益は43億円の赤字。

■国内ユニクロ事業:第3四半期3ヶ月間は、大幅な減収減益も、6月は回復基調

  • 第3四半期3ヶ月間の売上収益は1,352億円、前年同期比35.5%減、営業利益は75億円、同74.0%減と大幅な減収減益。4月の公表値では緊急事態宣言の影響を織り込んでいなかったため、計画を下回る。
  • 既存店売上高は、新型コロナの影響で3月下旬から5月のゴールデンウィークにかけて、最大311店舗を臨時休業した結果、同34.0%減。ただし、Eコマース売上高は好調で47.7%増収。
  • 6月はエアリズム、ブラトップなど夏物コア商品の販売が好調で、既存店売上高は26.2%の大幅増収。
  • 9ヶ月累計の営業利益は791億円、同18.1%減。

■海外ユニクロ事業:第3四半期3ヶ月間は、大幅減収、営業利益は赤字

  • 第3四半期3ヶ月間の売上収益は1,322億円、前年同期比45.0%減、営業利益は14億円の赤字、前年同期は363億円の黒字と、大幅な減収減益。
  • 新型コロナの影響で3月から多くの店舗が臨時休業し、営業再開が想定より遅れたことで、業績は計画を大幅に下回る。
  • デジタル配信の強化、無料配送の拡大などにより、海外ユニクロ事業全体のEコマース売上高は増収と好調。
  • グレーターチャイナは大幅な減収減益も、計画より速いペースで回復。5月は増収増益を達成。
  • 韓国、その他アジア・オセアニア地区は大幅減収、営業利益は赤字。北米、欧州は大幅な減収、赤字幅は拡大。
  • 9ヶ月累計の営業利益は518億円、同58.5%減と、大幅な減収。

■ジーユー事業:第3四半期3ヶ月間は、大幅な減収減益も、6月の売上は回復

  • 第3四半期3ヶ月間の売上収益は551億円、前年同期比19.1%減、営業利益は46億円、同61.8%減と大幅な減収減益、4月の公表値では緊急事態宣言の影響を織り込んでいなかったため、計画を下回る。
  • 3月下旬から5月ゴールデンウィークにかけて、最大192店舗を臨時休業、既存店売上高は同27.0%の大幅減収。
  • 6月は、マストレンド商品やインナー、ルームウェアの販売が好調で、既存店売上高は16.4%増収を達成。
  • 9ヶ月累計の営業利益は204億円、同22.2%減と、大幅な減益。

■グローバルブランド事業:第3四半期3ヶ月間は、大幅な減収減益、営業利益は赤字

  • 第3四半期3ヶ月間の売上収益は132億円、前年同期比63.2%減、営業利益は67億円の赤字、前年同期は14億円の黒字と、計画を下回り、大幅な減収、営業利益は赤字。
  • 新型コロナにより店舗が臨時休業した影響が大きく、セオリー事業、プラステ事業は減収、営業利益は赤字。コントワー・デ・コトニエ事業の赤字幅は拡大。
  • 9ヶ月累計の営業利益は60億円の赤字、前年同期は46億円の黒字と、大幅減益。

■2020年8月期の連結業績予想:事業利益の予想は変更なし、営業利益は150億円の減額修正

  • 売上収益は1兆9,900億円(前期比13.1%減)、事業利益は1,500億円(同43.4%減)、営業利益は1,300億円(同49.5%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は850億円(同47.7%減)を見込む。
  • 第3四半期3ヶ月間の売上収益が計画を下回ったため、通期の売上収益は1,000億円の減額修正。事業利益は国内ユニクロ事業、ジーユー事業、グレーターチャイナのユニクロ事業が想定を上回るペースで回復しているため、直近予想から変更せず。営業利益は、9ヶ月累計で減損損失152億円を計上、第4四半期でも減損リスクを見込むため、150億円の減額修正。
  • 1株当たり年間配当金は、中間配当金240円を含み、年間480円を予想。前年と同額の配当金。

業績概要

■国内ユニクロ事業:第3四半期3ヶ月間は、大幅な減収減益も、6月は回復基調

国内ユニクロ事業の9ヶ月累計の売上収益は5,988億円(前年同期比14.6%減)、営業利益は791億円(同18.1%減)と、大幅な減収減益となりました。これは、新型コロナウイルス感染症の影響により第3四半期3ヶ月間の3ヶ月間の売上収益が同35.5%減、営業利益が同74.0%減と大幅に悪化したことによります。3ヶ月間の既存店売上高(Eコマース含む)は、3月下旬から5月上旬にかけて最大で全813店舗のうち311店舗が臨時休業したことにより、同34.0%減となりました。ただし、5月中旬以降は、営業の再開に伴い売上が回復、6月の既存店売上高は26.2%増と、前年を大幅に上回りました。なお、Eコマース売上高は、デジタル広告やTVCMでのオンラインストアへの誘導を強化したことより、同47.7%の大幅な増収と好調でした。売上総利益率は、同3.3ポイント改善しました。これは集客のための過度な値引きを抑制したことで値引率が改善したこと、商品仕入為替レートの円高傾向が続いているため原価率が改善したことによります。売上販管費比率は、大幅に減収となったことで同9.5ポイント上昇しましたが、金額ベースでは前年同期比で削減しました。なお、LifeWearのコンセプトや商品を体験できる新しい店舗として、2020年4月にUNIQLO PARK 横浜ベイサイド店、同年6月にユニクロ 原宿店、また同月、日本最大級のグローバル旗艦店として銀座マロニエゲートにUNIQLO TOKYOを出店、好調な滑り出しとなっています。

■海外ユニクロ事業:第3四半期3ヶ月間は、大幅減収、営業利益は赤字

海外ユニクロ事業の9ヶ月累計の売上収益は6,735億円(前年同期比17.9%減)、営業利益は518億円(同58.5%減)と、大幅な減収減益となりました。第3四半期3ヶ月間の3ヶ月間では、新型コロナウイルス感染症の影響によりすべてのエリアで大幅な減収減益となりましたが、各国・各エリアで、デジタルマーケティングの強化や無料配送の拡大などの取り組みを行ったことで、Eコマース売上高は増収と好調でした。地域別では、グレーターチャイナは大幅な減収減益となりましたが、5月単月では前年同期比で増収増益を達成し、順調なペースで回復しています。韓国は、日韓関係の影響に加え、新型コロナウイルス感染症の影響による客数の減少で既存店売上高が大幅な減収となり、営業利益は赤字となりました。その他アジア・オセアニア地区(東南アジア・オーストラリア・インド)は、新型コロナウイルス感染症により3月中旬から臨時休業した影響や、これによる観光客の減少により、大幅な減収、営業利益は赤字となりました。ただし、ロックダウンの解除が比較的早かったベトナムは順調に業績が回復し計画を上回りました。また、北米は、3月中旬から5月末までほとんどの店舗で営業再開ができず、大幅な減収、赤字が拡大しました。また、欧州も、英国、フランス、ロシアなどで臨時休業が3月中旬から5月末まで続いたことから、大幅な減収、赤字幅は拡大しました。

■ジーユー事業:第3四半期3ヶ月間は、大幅な減収減益も、6月の売上は回復

ジーユー事業の9ヶ月累計の売上収益は1,874億円(前年同期比1.1%増)、営業利益は204億円(同22.2%減)と増収、営業利益は大幅な減益となりました。上期は2桁の増収増益と好調な業績を維持していたものの、新型コロナウイルス感染症の影響で、第3四半期3ヶ月間の3ヶ月間の売上収益は同19.0%減、営業利益は同61.8%減となりました。3ヶ月間の既存店売上高は、3月下旬から5月上旬にかけて最大で192店舗が臨時休業したことで、同27.0%の大幅な減収となりました。特に休業店舗が多かった4月は業績が大きく落ち込みましたが、5月は店舗の営業再開に伴い、既存店売上高はほぼ前年並みまで回復しました。なお、Eコマース売上高は前年同期比で倍増と好調でした。売上総利益率は、前年のハードルが高いことに加え、春夏商品の値引きを強化したことにより同3.3ポイント低下しました。売上販管費比率は、売上収益が大幅に減収したことで同5.8ポイント上昇しましたが、金額ベースでは、前年同期比で削減できています。

■グローバルブランド事業:第3四半期3ヶ月間は、大幅な減収減益、営業利益は赤字

グローバルブランド事業の9ヶ月累計の売上収益は833億円(前年同期比26.7%減)、営業利益は60億円の赤字(前年同期は46億円の黒字)と、大幅な減収減益となりました。第3四半期3ヶ月間の3ヶ月間の売上収益は前年同期比63.2%減、営業利益は67億円の赤字(前年同期は14億円の黒字)となりました。セオリー事業は、日本で4月下旬から5月中旬までほぼ全店舗を臨時休業していたこと、米国では3月中旬から5月末まで全店舗を臨時休業していたことにより、減収、営業利益は赤字となりました。プラステ事業も、4月に104店舗中最大102店舗を臨時休業したことで、減収、営業利益は赤字となりました。コントワー・デ・コトニエ事業は、3月中旬から5月中旬まで欧州でほぼ全店舗を臨時休業していたことにより赤字が拡大しました。

■2020年8月期の連結業績予想:事業利益の予想は変更なし、営業利益は150億円の減額修正

通期の売上収益は1兆9,900億円(前期比13.1%減)、事業利益は1,500億円(同43.4%減)、営業利益は1,300億円(同49.5%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は850億円(同47.7%減)を見込んでいます。直近予想から売上収益で1,000億円、営業利益で150億円の減額修正となります。これは、(1)4月に発表した連結業績予想には日本の緊急事態宣言の影響が織り込まれていなかったこと、海外の店舗の営業再開が想定より遅れたことで、第3四半期3ヶ月間の業績が、全セグメントで計画を下回ったこと、(2)9ヶ月累計で減損損失を合計152億円計上したこと、第4四半期でも追加の減損損失リスクを見込んでいることによります。事業そのものの収益を示す事業利益は1,500億円、前年比43.4%減と、直近予想から変更していません。グローバルで集客のための過度な値引きを抑制したこと、経費削減を強化したことに加え、国内ユニクロ事業、ジーユー事業、グレーターチャイナのユニクロ事業の業績が想定を上回るペースで回復していることから、事業利益は直近予想を達成できるペースで進捗しています。
1株当たり年間配当金は、直近予想から変更せず、中間配当金240円、期末配当金240円合わせて480円と、前年と同額の配当金を予想しています。

 決算説明会の資料についてはこちらをご参照ください。

ページトップへ