HOME > グループ事業 > ユニクロ事業 > ユニクロの事業戦略

ユニクロの事業戦略

最終更新日: 2021.02.15
to English page

 

グレーターチャイナ

危機をチャンスに。グレーターチャイナは、これからも成長し続ける

2020年8月期のグレーターチャイナ(中国大陸・香港・台湾)では、新型コロナウイルス感染症の影響で減収減益となりましたが、収束後は力強い回復をすることができました。柳井が日頃から言っているように、「危機をチャンスに」という思いを全店のスタッフと共有し、お客様へのサービスをより強化するとともに、防寒衣料の寄付などの社会貢献を通じて、復興への強いメッセージを発信し続けました。

今後も世界経済には、予測不能な出来事が多々起こると思いますが、グレーターチャイナでの需要は拡大し続けると思います。アパレルの購買意欲が高い中産階級層が増えていくことにより、成長ポテンシャルは高まる傾向にあるからです。生活に欠かせない必需品として、高い支持を獲得し続けているユニクロにとっては、ビジネスをより拡大できるチャンスです。withコロナ時代では、在宅でも一日中気持ち良く過ごせるユニクロのLifeWear (究極の普段着)の人気は、ますます高まるものと確信しています。

O2O(Online to Offline)と呼ばれる、店舗とEコマースを融合したサービスが広がり続けています。オンラインでオーダーして、近隣の店舗で商品を受け取る。あるいは、店舗にご来店いただいた際に、お客様の求める商品の在庫がないときには、店舗スタッフがオンラインでの購入をサポートし、お客様が受け取りたい最適な方法でお届けする。こうした双方向のサービスの充実が、売上の拡大につながっています。今後も、お客様目線を忘れずに、いつでもお買い物を楽しんでいただけるよう、さまざまなチャレンジに取り組み、Eコマースの売上構成比を現在の約20%からさらに伸ばしていきたいと考えています。

今後も、北京・上海・広州・深圳といった1級都市への出店を継続しつつ、購買力に期待が高まる2級都市(杭州・南京・武漢・鄭州・西安・成都・重慶)にも積極的に出店していきたいと思っています。

グレーターチャイナの2020年8月期の売上収益は、4,559億円でした。近い将来、これを倍増させ、1兆円を達成したいと考えています。ユニクロは、グレーターチャイナでNo.1アパレルブランドの地位を確固たるものにして、グローバルでもNo.1になることをめざしています。これからもお客様に喜ばれるLifeWearを提案し続けるために、全店舗のスタッフと力を合わせて頑張っていきます。


ユニクロ 北京三里屯太古里店

ページトップへ

 

東南アジア・オセアニア

成長ポテンシャルの高いベトナム市場で好調なスタート

2019年12月にベトナム ホーチミンに1号店をオープンして以来、現在ホーチミンで3店舗、ハノイで3店舗を営業しています。ベトナムでのユニクロの認知度は非常に高く、予想を上回る多くのお客様にご来店いただいています。

2020年8月期は、新型コロナウイルス感染症の影響により、アジア・オセアニア地区(東南アジア、インド、オーストラリア)は大幅な減収減益となりましたが、ベトナムは下期(3~8月)で黒字化を達成し、お客様からのユニクロへの共感の大きさと支持の高さを確認することができました。

ベトナム1号店のユニクロ ドンコイ店

若い世代が多いベトナムのお客様は、ファッションに対する感度と健康意識がとても高く、ファッション性に加えて機能性のある服が重視されます。素材の良さ、高品質、高性能なユニクロのLifeWear(究極の普段着)への信頼度は高く、エアリズム、UVカットパーカ、ヒートテック、ウルトラライトダウンが特に人気です。こうしたベトナム市場の特性を事前に調査し、戦略を組み立てたことが、ベトナム市場での好調なスタートにつながりました。また、従業員の育成にも力を入れ、日本とシンガポールでの研修を経たユニクロのDNAをもつ店長が、新たなマーケットの立ち上げを支えたことも大きく貢献しています。

今後のアジアの経済発展の中心地の一つであるベトナムには、高いポテンシャルがあります。それを確実に取り込むためには、現地の気候に合った商品構成を強化すると同時に、継続的な出店を行うための人材育成が重要です。

また、生産国としてのベトナムの役割を強化していくことも大切です。サプライチェーンの構築をしっかりと図り、ベトナムでの事業活動を通して、優秀で勤勉なベトナムの人たちの活躍のチャンスを創出し、ベトナムそのものの発展にも貢献できることをめざしていきます。

ページトップへ