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ユニクロの事業戦略

最終更新日: 2019.03.21
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グレーターチャイナ

2022年度に売上収益1兆円をめざす

2018年8月期のグレーターチャイナ(中国大陸・香港・台湾)は、売上収益4,398億円(前期比26.9%増)、営業利益737億円(同47.1%増)と、大幅な増収増益を達成しました。営業利益率も16.7%と、前期比で2.3ポイント改善しています。

特に中国大陸での売上が好調です。その理由としては、ユニクロのLifeWear(究極の普段着)のコンセプトが中国大陸のお客様に広く浸透したことが挙げられます。加えて、広い中国大陸の地域性を考え、華東、華北、華南の地域ごとの商品構成を確立したことで、お客様が必要とする商品をタイムリーに提供できるようになりました。中でもUT(グラフィックTシャツ)と感動パンツの販売が好調です。また、Eコマースの売上も2桁の増収と好調で、売上構成比は約15%まで上昇しています。

今後は店舗とEコマースを成長の両輪として、さらなる事業拡大をめざします。グレーターチャイナの店舗数は、2021年8月期に1,000店舗を突破する見込みです。ユニクロのブランド認知度を中国全土に広げることで、既存店の好調な売上を維持すると同時に、Eコマース販売の売上構成比を30%まで高めていきたいと考えています。

中国大陸のスマートフォンユーザーは大幅に拡大しており、ユニクロもSNSやアプリなどを活用したデジタルマーケティングを通して、新商品の情報を発信しています。ユニクロのLifeWearのコンセプトも、こうしたデジタルマーケティングによって効率良く浸透していきました。経済発展が目覚ましい中国大陸では、年々ファッションレベルが高くなっています。そうした中でユニクロは高い人気を博し、中国で最も影響力がある経済誌「CBN weekly」が選ぶ2018年のトップブランドアワードに、7年連続で「トップブランドin China」賞を受賞すると同時に、外国アパレルブランドでも1位に輝きました。

これからもグレーターチャイナの14億人のお客様にとって、ユニクロが日常生活に欠かせないブランドであり続けられるように、より良い商品とサービスを提供していきます。

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東南アジア・オセアニア

グレーターチャイナに続くビジネスの柱へ

2018年秋、東南アジア最大級のグローバル旗艦店ユニクロマニラ店をフィリピンにオープンしました。この店舗があるのはマニラの一等地、最新のショッピングモール内です。成長の原動力である東南アジアのビジネスを強化するために選ばれたこの場所は、活気に満ち、地元のお客様だけでなく、世界中から訪れるお客様で賑わっています。

2018年8月期の東南アジア・オセアニア地区の売上規模は約1,400億円、営業利益率は約15%と、収益性が高いビジネスに育ちました。これらの地域は成長ポテンシャルが高い市場として期待されています。東南アジアは、各エリアで気候、文化、宗教、ファッションの好みが大きく異なるため、商品計画の専門チームをつくり、エリアごとのニーズを捉えた品揃えにしています。常夏の気候に適した日常生活の必需品であるTシャツ、ポロシャツ、ショートパンツ、UT(グラフィックTシャツ)などの品番数を大幅に増やしたり、比較的買いやすい価格の商品も開発しています。そうした商品構成を強化したことで、客層が広がりました。

例えば、イスラム教徒が多いマレーシア、インドネシアでは、英国生まれのデザイナー、ハナ・タジマさんとのコラボレーション商品と、既存のユニクロ商品を組み合わせた着こなしを提案することで、地元のニーズに応えています。また、常夏の東南アジアでも、秋冬物のラインナップを豊富に取り揃えています。中でもウルトラライトダウンが大人気で、海外旅行に行かれる方から旅行用の服として、軽くて着やすいユニクロが選ばれています。

グレーターチャイナに続くビジネスの柱である東南アジア・オセアニア地区は、年率30%の成長をめざしています。2022年8月期の売上収益は現在の約2倍の水準である3,000億円になると予想されています。出店ペースを加速するとともに、2019年秋には経済成長率が高いインドとベトナムへの進出を予定しています。

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欧州

大都市への出店で存在感を高める

2018年8月期の欧州事業は、大幅な増収となりました。特にロシア、フランス、英国の業績が好調です。2018年8月末には、欧州の店舗網は78店舗まで拡大しました。ユニクロは日本文化をバックボーンに持ち、LifeWear(究極の普段着)という人々の生活に密着したブランドであるということを、欧州のお客様に伝えていくためには、大都市の好立地への出店が不可欠だと考えています。これからは、主要都市を中心に出店を加速していくことで、ユニクロブランドの存在感をさらに高めていく戦略です。

2017年9月にバルセロナに出店したスペイン1号店は、好調な業績が続いており、ユニクロのスペインでのブランドポジショニングを確かなものとしています。続いて2018年8月にオープンしたスウェーデンの1号店では、オープン当日に1,000名のお客様の行列ができるなど、好意的に迎えられました。この店舗は、1969年に建設された、スウェーデンのモダニズム建築を代表するスヴェン・マルケリウス氏が設計した近代建築の建物の一角に位置しており、日本と欧州の文化が融合した店舗として、スウェーデンのお客様に新鮮さを持って受け入れられました。

2018年9月には、オランダ初出店となる店舗をアムステルダムの中心部にオープンしました。ユニクロの人気商品であるUT(グラフィックTシャツ)の専用フロアを設け、気軽でくつろいだ雰囲気の店づくりが、アムステルダムのお客様の心をつかんでいます。

2019年春にはデンマーク初の店舗をコペンハーゲンに、同年秋にはイタリア初の店舗をミラノに出店する予定です。

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