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最終更新日: 2013.07.11

2013年8月期 第3四半期決算サマリー

株式会社ファーストリテイリング
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連結業績
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グループ事業別業績
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【第3四半期 決算ハイライト】好調な海外ユニクロ事業の寄与により、増収増益

■第3四半期累計連結業績:
9ヶ月累計の売上高は8,858億円、前年同期比19.1%増、営業利益は1,240億円、同4.0%増、経常利益は1,420億円、同19.6%増、純利益は884億円、同21.9%増と、増収増益を達成しました。セグメント別では、海外ユニクロ事業で大幅な増収増益が続きましたが、国内ユニクロ事業とグローバルブランド事業は第3四半期3ヶ月間では減益でした。また、5月末の為替レートが円安に振れたことにより、営業外で為替差益178億円を計上しております。
■国内ユニクロ事業:
第3四半期3ヶ月間では増収減益でした。既存店売上高は同9.3%増と好調でしたが、粗利益率が低下したことで減益となっております。第3四半期では直近予想より売上高で約30億円、営業利益で約30億円下回りましたが、6月の売上が好調だったこともあり、通期の業績予想は変更しておりません。通期の営業利益は1,060億円、前期比3.6%の増益を見込んでおります。
■海外ユニクロ事業:  
第3四半期3ヶ月間でも大幅な増収増益を達成しました。中国を含むアジア地区中心に、大量出店が継続していること、好調な既存店売上高の伸びが続いていることが大幅増益の要因です。アジアの中では韓国が春物販売不振により、計画未達でした。一方、米国は下期に収益の回復を見込んでいましたが、赤字幅は前年並みに留まる結果となっています。
■グローバルブランド事業:  
第3四半期3ヶ月間では増収減益でした。ジーユー事業は好調を維持いたしましたが、コントワー・デ・コトニエ事業、プリンセス タム・タム事業が減益となったためです。
■通期の連結業績予想:  
通期の連結売上高は、初の1兆円を超え、1兆1,030億円、前期比18.8%増、営業利益は1,475億円、同16.6%増、経常利益は1,535億円、同22.6%増、当期純利益は915億円、同27.7%増、1株当たり利益は898.09円を見込んでおります。なお、通期の1株当たり年間配当金は280円(中間配当金140円を含む)を予想しております。

 国内ユニクロ事業: 既存店売上高増収だが、第3四半期は減益

連結売上高の61.1%、また営業利益の71.2%を占める国内ユニクロ事業の第3四半期9ヶ月間の売上高は5,416億円、前年同期比7.6%増と増収を達成いたしましたが、営業利益は883億円、同4.7%減と減益の結果でした。コア商品のキャンペーンを強化し、秋冬シーズンではウルトラライトダウン、ヒートテック、暖パンなど、春夏シーズンでは、エアリズム、レギンスパンツ、ステテコ&リラコなどを打ち出し、前年に比べて客数を大幅に増やすことができた結果、第3四半期9ヶ月間における既存店売上高は前年比5.2%増、第3四半期3ヶ月間では同9.3%増でした。第3四半期9ヶ月間の営業利益が減益となったのは、売上高総利益率が前年同期比1.4ポイント低下したこと、売上高販管費比率が同0.7ポイント上昇したことによります。販促活動を強化した結果、値引き商品に売上が集中したことにより、粗利益率は低下いたしました。

通期の国内ユニクロ事業の業績予想については、第3四半期で直近予想に比べて売上高で約30億円、営業利益で約30億円下回ったものの、6月の既存店売上高が前年比20.5%増と好調だったため、直近予想から変更しておりません。通期の売上高は6,730億円、前期比8.5%増、営業利益は1,060億円、同3.6%増を見込んでいます。なお、5月末の直営店舗数は833店舗(フランチャイズ店19店舗除く)と前年同期末比5店舗増、2013年8月末の直営店舗数は834店舗の見込みです。

 海外ユニクロ事業: アジア好調で大幅な増収増益が続く

海外ユニクロ事業の第3四半期9ヶ月間の売上高は1,913億円、前年同期比56.1%増、営業利益は196億円、同43.8%増と大幅な増収増益となりました。第3四半期3ヶ月間でも大幅な増収増益を達成しております。弟3四半期では、出店が加速している中国、香港、台湾、その他のアジアで計画を上回り、大幅な増収増益でした。ただし、韓国では、気温低下による売上苦戦により、第3四半期3ヶ月間では若干の減益となっております。

米国では、下期に赤字幅が縮小する計画でしたが、第3四半期3ヶ月間の収益はほぼ前年並みに留まる結果でした。これは、天候不順により春物商品の動きが鈍く、ニューヨーク3店舗の収益改善が計画を下回ったことによります。秋にオープンしたウエストフィールド・ガーデン・ステート・プラザ店、サンフランシスコのユニオン・スクエア店と、今年春に出店した新店2店舗の売上は順調に推移しております。なお、米国では2013年秋に、東海岸に6店舗、西海岸に4店舗、合計10店舗を出店する計画です。

5月末の海外ユニクロ事業の店舗数は410店舗(前年同期比135店舗増)に達し、8月末には446店舗(同154店舗)の見込みです。446店舗の内訳としては、中国・香港243店舗、韓国105店舗、台湾37店舗、その他アジアで39店舗、米国7店舗、欧州15店舗です。なお、6月22日にはインドネシア1号店をジャカルタに出店し、好調な滑り出しとなっております。海外ユニクロ事業の通期の業績は、売上高2,340億円、前期比52.8%増、営業利益200億円、同81.8%増を予想しております。

 グローバルブランド事業 :ジーユー事業の好調続く

グローバルブランド事業の第3四半期9ヶ月間における売上高は1,508億円、前年同期比30.1%増、営業利益は134億円、同0.2%増と増収増益を達成いたしました。ただし、第3四半期3ヶ月間の営業利益は前年比で減益となっております。これは、ジーユー事業の好調が続いたものの、欧州での天気が極めて悪かった影響から、コントワー・デ・コトニエ事業、プリンセス タム・タム事業の業績が計画を下回り、減益になったことなどによります。グローバルブランド事業の通期の業績予想は、売上高1,940億円、前期比26.8%増、営業利益185億円、同27.2%増を予想しております。

 2013年8月期の連結業績予想:売上高は初の1兆円を越える見込み

通期の連結売上高は、初の1兆円を超え、1兆1,030億円、前期比18.8%増、営業利益は1,475億円、同16.6%増、経常利益は1,535億円、同22.6%増、当期純利益は915億円、同27.7%増、1株当たり利益は898.09円を見込んでおります。なお、通期の1株当たり年間配当金は280円(中間配当金140円を含む)を予想しております。

 決算説明会の資料についてはこちらをご参照ください。

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