FAST RETAILING

一つひとつの仕事の幅を
広げることで、
入社当時思い描いていた夢に
大きく近づく。

Marika Yamaguchi

SPECIAL 04

社員インタビュー

仕事を通じて
人間的な成長や気づきを多く得た。

店長の経験が、大きな成長を促した

大学では建築学科で空間デザインを学んでいたこともあり、就職は商業空間のデザインやレイアウトができる仕事を考えていました。業界には縛られずにアパレル、デベロッパー、住宅建設系、インテリアショップ、アミューズメント企業など、様々な企業を見た中で、リンク・セオリー・ジャパンの従業員の方々が、どの会社よりもブランドに対する愛情や誇りを持ってお仕事されていることが伝わってきて興味を持ちました。従業員の方が商品に誇りを持って、服をかっこよく着こなしながら、楽しく仕事をしている姿を見て、「私もこういう環境で仕事がしたい」と胸を躍らせました。そして、店舗で販売を経験した後、様々なキャリアに進む機会を与えてくれる企業であることにも魅力を感じ、入社を決めました。

入社から数年が過ぎ、初めて店長になった時、実際に店舗経営をしていく中で、思ったように運営ができない自分に苦悩した時期がありました。これまで私を育ててくれた店長を理想として、少しでも近づこうとしていたのですが、自分のことしか見えなくなり、スタッフを寄せ付けない雰囲気になってしまっていたようです。そんな時、「もっとスタッフに頼っていいよ」「店長として何をすべきか、よく考えてみよう」といった上司や同僚からのアドバイスが私を救ってくれました。良いことも悪いことも、的確に指摘してくれたからこそ、周囲とのコミュニケーションの取り方をより配慮できるようになりました。先輩から「最近、店長らしくなってきたね」と言われた時には、自分自身が成長したことを嬉しく思いました。

この仕事は、お客様やスタッフに対し、「相手の視点に立つこと」がとても大切であり、仕事を通じて人間的な成長や気づきが多くあります。「どうしたらもっと成長ができるのか」という視点でサポート体制があるのも、人を大切にするリンク・セオリー・ジャパンの特徴だと思います。

店舗を作り上げる。

入社当時、描いていた夢に大きく近づいた

2017年の秋、私は日比谷シャンテにオープンするセオリーリュクス旗艦店の店長を務めることになりました。この店舗は、ブランドのイメージをより強く打ち出すことを目指してオープンしました。他の店舗よりも、さらにセオリーリュクスらしさを追求しながら販売計画を立てることがミッションでした。「この商品はここに置いた方がいい」「このディスプレイは変えた方がいい」など、お客様の様子や、商品を見て回る導線を考えてトライ&エラーを繰り返しながら店舗の設計を進めました。より多くのお客様に興味を持っていただけるように、毎日、商品やレイアウトを変更していました。

そして、この店舗では商品企画にも携わることができました。旗艦店なのですべての品番の商品を取り扱っているのですが、インポート雑貨に関しては、どのような商品を販売するか、選択を任されていました。ブランドのイメージをアピールし、お客様にセオリーリュクスとの素敵な出会いをしてもらうには、どうしたらいいのか。お客様の目線に立ちながら、スタッフと相談しながら決めていく作業の中で多くの気づきがありました。そんな中、日比谷シャンテ店オリジナルのストールも開発しました。日比谷シャンテの中にある他のアパレル店と比べて、当店は価格帯が少し高めのため、もっと気軽に手に取っていただける商品が必要だと考えました。そして、ブランドリーダーやMD(マーチャンダイザー)と話し合って、オリジナル商品を開発したのです。

実は、この店舗の店長になる時、「あなたが入社当時に目指していたのはVMDだったから、この店でチャレンジしてみたらどうか」と上司に言われていました。VMDとは、ビジュアル・マーチャンダイジングの略語で、商品をより魅力的に見せる店舗を作り上げる仕事です。就職活動中に漠然と思い描いていた「店舗デザイン」の仕事と、まさに一致していました。

一つひとつの仕事の幅を
広げることで、
自ら進みたい道へ。

満足度の高い購買体験の実現

2019年2月から、新宿伊勢丹にある小さいサイズを取り扱う店舗の店長を任されることになりました。この店舗では、お客様のニーズに合わせて商品の計画をしっかり考え抜く必要がありました。例えば、レギュラーサイズの商品の中からスモールサイズに変更していく商品を選び、それぞれの商品に修正を加えるなど細部にわたって調整をしていきます。

スモールサイズを必要とするお客様が着用された時に、より美しく、より洗練されたデザインに仕上げるため、お客様の声にも耳を傾けます。さらに、お客様とのコミュニケーションを通して仕上がった商品を、より多くのお客様に手に取ってもらえるように、商品が魅力的に見えるレイアウトも考えていきます。

広がる可能性

新宿伊勢丹では、日比谷シャンテ店で経験した仕事をさらに一歩進めて、セオリーリュクスのブランドづくりに取り組んでいます。日々、様々な経験を積み重ねる中で、実現させたいことがどんどん広がっています。この経験を通して、MDやVMDの仕事への思いがますます強くなり、今後も店舗に携わりながら自分の夢を叶えていきたいと考えています。これからも、一人ひとりのお客様の声に耳を傾け、商品づくりや店舗デザインに力を注いでいきたいと思っています。

LTJ

山口 眞理香

Marika Yamaguchi

Theory luxe 新宿伊勢丹スモール 店長

2011年入社。セオリーリュクスの複数の店舗勤務を経て横浜高島屋店で店長を務める。日比谷シャンテ店オープン時から店長を務めた後、現職の新宿伊勢丹スモール店店長として勤務。MDとVMD、いずれの知見も持ち合わせた人材になることを目指している。

※プロフィールはインタビュー当時のものです。
※現在は「営業部 教育チーム」に所属し、リーダーを務めています。

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