FAST RETAILING

TOP MESSAGE
LTJ

セオリーの服を着ることで、
「想像以上の自分」と出会える。
そんな体験を世界中の人々に届けたい。

最高級をアフォーダブルに。
NY発のセオリーの挑戦が
新たなマーケットを拓いた。

日常的に着られるアフォーダブルな(手の届く)服でありながら、生地やデザインのクオリティーはきわめて高く、ビジネスやプライベートの大切な場面では、勝負服としても通用する。最高級の生地をもっと身近な存在にして、上質な普段着、あるいはちょっとした勝負服としてより多くの人にお届けしていきたい。これが、私たちリンク・セオリー・ジャパン(LTJ)の使命だと考えています。

セオリーは、1997年に米国ニューヨークで立ち上がったブランドです。当時のファッション業界は、有名デザイナーによる高級志向のラグジュアリーブランドと、大手資本による低価格のマスブランドが二大勢力でしたが、セオリーはそのどちらでもない“コンテンポラリー”という新たなマーケットを切り拓いてきました。

我々が挑戦したのは、ラグジュアリーブランドが使用しているイタリア製の高級生地を使用し、シルエットにこだわったデザインを施した上で、縫製から販売まで独自のサプライチェーンを構築して価格を抑えること。そうしたコンセプトのもとで創り出され、セオリーを一躍有名にした最初のヒット商品が、ストレッチする高級素材を使った、身体にきれいにフィットするパンツやジャケットでした。それまで難しいとされていたストレッチ素材の縫製技術を確立し、ラグジュアリーブランドと同等の品質の服を、多くのお客様が手の届く価格で提供。美しいシルエットで着心地に優れたこの商品は、まず米国で大きな評判を呼び、後に日本でも爆発的にヒットしました。

セオリーが生み出したこのファッションは“コンテンポラリー”と名付けられ、業界内で確固たるジャンルを築き上げました。こうして新しいマーケットを創出することにこそ、我々の真髄がある。さまざまなイノベーションによって、我々だから実現できるファッションを世の中に広く提供することで、お客様の生活をより豊かにしていく。それがセオリーの目指す世界です。

服づくりへのこだわりで、
「想像以上の自分」を
お客様に提供していく。

セオリーが他と一線を画しているのは、服づくりへの飽くなきこだわりです。たとえば我々は、ニューヨークのマンハッタンに自社でデザインスタジオを構えています。最先端の情報が集まるこの地で、自由な発想でファッションを企画し、デザインした服はその場ですぐに試作してフィッティングする。これを納得いくまで何度も繰り返し、理想にたどりつくまで徹底的に突き詰めていく。ここまで服づくりに大きな投資を行い、妥協せず真剣に向き合っているコンテンポラリーのブランドは、おそらく他にはないと自負しています。

我々が理想とするのは、お客様にちょっとした魔法をもたらす服。その服を着ることで、いつもより自分が格好良く見えたり、美しく見えたりする。いつもの自分とは変わった気持ちになれる。そんな服です。しかも、それをごく一部の限られたお客様ではなく、世界中の多くの人々にお届けしたい。これを実現していくために、ニューヨークのスタジオを核とする我々の服づくりのプラットフォームの上で、新しいことに果敢に挑戦しています。最近では、我々に共感してくださる有名デザイナーとのコラボレーションなども繰り広げています。

こうしていろんな才能を結集させて、もっとイノベーションを起こしていきたい。たとえば、競技用のスポーツウェアは限りなく軽量化するために、特殊な生地を用いて縫製も糸を使わず熱で圧着する技術が使われています。それを活用すれば、軽くて着心地のいい、いままでにない機能を持つ上質な服を実現できるのではないか。そうした常識にとらわれない発想で、服に新たな価値をもたらしていくことに我々のアイデンティティがある。その姿勢を貫き、競争の激しいこの業界で他に代え難い、エッセンシャルなブランドであり続けたいと思っています。

お客様一人ひとりへ丁寧に
一枚一枚の服をお届けする。
それが社員とブランドの
成長・進化につながる。

今後、セオリーを世界中のお客様に提供していくために、米国、日本、アジア、そして欧州とグローバルでの事業展開をいっそう推進していきます。我々はファーストリテイリンググループの一員であり、その資本力を存分に活用してグローバル展開できるのは大きな強みです。これからLTJに参加していただくみなさんには、とても大きな舞台が待っています。しかし、ただ事業を成功させてお金を儲けたいと考えている方には、LTJは合わないと思います。我々は真摯に服をつくることに努め、一枚一枚きちんとお客様に販売し、それを積み上げることで事業を成り立たせているからです。

セオリーが大切にしているのは“ファブリック”“フィット”“スタイリング”。上質な生地を使って、着る人が美しく映える服をつくり、そしてお客様一人ひとりにあわせて最適な着こなしをご提案していくこと。特に我々は、店頭での経験を重視しています。お客様の生の声に触れ、もっと喜んでいただくためにはどんな服が求められているのかを店舗と本部の社員全員で考え抜き、それを新たな商品に反映していくことでセオリーは進化しているのです。こうしてお客様に価値のある服を届けることにやりがいを覚える方に、仲間になってほしい。

セオリーの服が人々にパワーを与える体験をみなさんと共有し、そして世界中にもたらしていきたい。我々と志を同じくしてくださる方々とともに、LTJをさらに盛り上げていきたいと思っています。

LTJ

Kazumi Yanai

株式会社リンク・セオリー・ジャパン
取締役会長 兼 社長 兼 CEO

外資系投資銀行を経て、2004年にLink Theory Holdings (US) Inc.のニューヨーク本社に入社。2022年、株式会社リンク・セオリー・ジャパンの取締役会長 兼 社長 兼 CEOに就任。

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