FAST RETAILING

みずから考え、工夫し、
そして行動することで
モチベーションを高め、
スキルを磨く。

Kenta Sugawara

SPECIAL 04

社員インタビュー

この仕事に、
正解も不正解もない。

店舗販売の方法は、無限大にある

実は、もともとは公務員になろうと思っていました。一方で、「本当に自分のやりたい仕事は何だろう」と、真剣に考えるようになったんです。そんな時、普段からファッションには関心があったことから、ユニクロの店舗でアルバイトを始めました。店舗での仕事は、楽しくて、前向きに取り組みました。こうした経験から、公務員ではなく、アパレル業界を目指すことを決め、就職活動中、数多くの企業を訪問しました。そして、セオリーの質の高い商品に魅力を感じ、「この商品を多くの人に知ってもらいたい」と、最終的にセオリーに就職することを決めました。

学生時代、ユニクロでアルバイトしていたこともあり、店舗での仕事は「すぐに身につくだろう」と思っていました。しかし、セオリーでの仕事は、接客において求められるものが全く異なりました。何気なく足を止めて店舗に立ち寄られたお客様に、こちらから声をかけ、セオリーに関心を持っていただかなければなりません。初めはなかなかうまくいかず、声をかけようとするだけで、お客様に避けられてしまう毎日でした。

今思えば、自分の緊張感がお客様にも伝わって、警戒されてしまったのかもしれません。声をかけ、お客様に振り向いていただくためには、お客様をよく観察し、今、何を考えていらっしゃるのか、どんな服を求めていらっしゃるのか、想像を巡らせなければなりません。お客様とお話することができ、そして私とのコミュニケーションをきっかけにセオリーを好きになっていただいた時には、この仕事のやりがいを噛みしめることができました。

この仕事には、正解も不正解もありません。お客様一人ひとりが異なるからこそ、自分の行動をお客様に合わせて変えることが大切です。そして、その自分の行動によって、お客様がセオリーというブランドに興味を持ち、ファンになってくれる。そうした結果を日々、生むことがこの仕事の一番のやりがいです。

すべてのお客様に寄り添う。

アメリカから、来店されるお客様がいる

「セオリーの服を着てから、主人が自信を持って職場に行けるようになりました」。これは、アメリカに在住されているご夫婦からのお手紙に書かれていた言葉です。お二人は来日された際、何気なくセオリーの店舗に立ち寄られました。その際、私が接客をし、ブランドの成り立ちから、商品へのこだわりなどについてお話させていただきました。ご夫婦は、熱心に私の話に耳を傾け、セオリーに関心を示してくださいました。そして、ご主人のお仕事用にパンツをご購入いただきました。

しばらくして、ご夫妻から私宛に一通のお手紙が届きました。手紙には、セオリーの服を身につけたことで、以前よりも自信を持って外に出られるようになったというご主人の様子が綴られていました。このご夫婦との出会いを通じて、たったひとつの服が、お客様の日常を前向きにしたり、元気づけたりすることを改めて実感しました。店舗にいらっしゃったお客様が、セオリーの服を着るシーンを思い浮かべながら、一人ひとりのニーズに合った接客をするよう心がけています。

そのご夫婦は年に数回、来日される際にご来店され、ご主人のお仕事用の服を毎回、お求めいただくようになりました。ご夫婦が来店された時には、私だけでなく、他のスタッフも交えていろいろな話をさせていただいています。このご夫妻に限らず、すべてのスタッフが、すべてのお客様に丁寧に対応し、スタッフを信頼してご来店いただいています。多くのお客様に、セオリーというブランドのこと、そして店舗スタッフのことをより好きになっていただけることでこのブランドを大きく成長させていきたいと思っています。

経営者になるために。

一人ひとりが裁量権を持って仕事をする

現在私は、セオリーの日本橋高島屋メンズ店に副店長として勤務しています。仕事は、多岐にわたり、接客やスタッフの育成のみならず、店舗のデザインも考えています。お客様に興味を持っていただけるよう、また、商品が手に取りやすいように、どうやって商品をレイアウトすればよいか。お客様に寄り添いながら、様々な考えを巡らせています。

また、販売計画を立てるのも私の役割です。前年のデータを分析しながら、今年は何を、どのくらい売るのか、目標を立てます。そして、その目標に向けて、店舗がより機能的に稼働するよう、計画を立てます。この販売計画の業務は、私から自主的に手をあげて行っています。店長により近い業務を担当することで、仕事の幅が広がると考え、取り組んでいます。

チームワークが店舗をのばす

LTJでは、役職に関わらず、やる気さえあれば色々な業務にチャレンジすることができ、それが大きなやりがいにつながります。入社当時は、自分のスキルばかりを高めようと、自分のことを中心に考えていました。今は、店全体を見て、一緒に働くスタッフと、目標を掲げて計画を立てて実行に移し、共に目標を達成した時に一番やりがいを感じています。

一緒に働くチームは、何にも代えがたい仲間です。目標が達成できるかどうかも、そのチームの雰囲気で決まると言っても過言ではありません。お客様に気持ちよくお買い物いただけるよう、オープンマインドなコミュニケーションができる職場づくりを心がけています。

LTJ

菅原 健太

Kenta Sugawara

Theory 日本橋高島屋メンズ店

2015年入社。以来、セオリー日本橋高島屋メンズ店に勤務。現在は副店長として、商品販売、売場づくり、来店促進、販売計画など多岐にわたる仕事に従事している。

※プロフィールはインタビュー当時のものです。
※現在は「Theory千葉そごう店メンズ」に所属し、店長を務めています。

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