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最終更新日: 2013.01.10

2013年8月期 第1四半期決算サマリー

株式会社ファーストリテイリング
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連結業績
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グループ事業別業績
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【決算ハイライト】全てのセグメントで増収増益

■第1四半期累計連結業績:
売上高は3,181億円、前年同期比16.7%増、営業利益は566億円、同16.9%増、経常利益は597億円、同23.4%増、純利益は384億円、同23.5%増の大幅な増収増益を達成。全てのセグメントで増収増益となった。
■国内ユニクロ事業:
売上高2,047億円(同7.7%増)、営業利益は399億円(同6.2%増)と増収増益。11月以降の気温の低下に伴い、ウルトラライトダウン、ヒートテック、フリース、暖パンなどのキャンペーン商品の売上が好調で、既存店売上高が同5.0%増となったことが増益の要因。
■海外ユニクロ事業:  
売上高645億円(同51.1%増)、営業利益84億円(同53.2%増)と5割の増収増益。特にアジアでの業績が計画を上回り、好調。欧米事業は計画通り。中国、韓国は景気のスローダウンを考慮し、固めの業績予想としていたが、今期も増益を達成できる見通しから、海外ユニクロ事業の通期の業績予想を上方修正した。通期では売上高2,290億円(同49.5%増)、営業利益は200億円(同81.8%増)を見込む。期末の店舗数は439店舗に達する見込み。
■ジーユー事業:  
第1四半期の既存店売上高は20%強の増収、計画通り好調な業績を達成。
■セオリー事業:  
第1四半期は計画通りの業績。なかでもセオリー日本、PLST(プラステ)が好調。
■通期の連結業績予想:  
売上高は、初の1兆円を超える予想。通期の売上高は10,690億円、前年同期比15.1%増、営業利益は1,475億円、同16.6%増、経常利益は1,465億円、同17.0%増、当期純利益は870億円、同21.4%増、1株当たり利益は854.14円を見込む。
■配当金予想:  
1株当たり年間配当金は、中間配当金140円、期末配当金140円をあわせて280円を予想。

 国内ユニクロ事業

連結売上高の64.4%、営業利益の70.5%を占める国内ユニクロ事業の第1四半期の売上高は2,047億円、前年同期比7.7%増、営業利益は399億円、同6.2%増と増収増益を達成しました。これは、期初予想に比べて売上高で約50億円、営業利益で約8億円上回った水準でした。9月~10月上旬は、残暑の影響で売上は苦戦いたしましたが、気温の低下に伴い、ウルトラライトダウン、ヒートテック、フリース、暖パンといったキャンペーン商品を中心とする秋冬物のコア商品の販売が好調で、第1四半期の既存店売上高は+5.0%の増収となりました。また、第1四半期では大型店を出店し、標準店・小型店を閉店するスクラップ&ビルドを進め、1店舗当たりの大型化を図りました。2012年11月末の店舗数は、前年同期末比3店舗増加の832店舗(フランチャイズ店19店舗除く)となりました。

収益面では粗利益率が年同期比で0.8ポイント低下しております。これは10月以降に、集客を目的とした「期間限定販売」の実施日数を増やした結果、値引き率が拡大したことによります。粗利益率は前年を下回りましたが、好調な売上となったこと、経費がコントロールできたことにより、営業利益は増益となりました。

2012年秋冬シーズンでは、イージーレギンスパンツ、ウルトラストレッチジーンズ、ウルトラライトダウン、ヒートテック、ニット、フリース、暖パン、マイクロフリースセットのキャンペーンを実施いたしました。主力商品のヒートテックは、今シーズンの目標販売数1億3千万点(海外での販売を含む)を掲げ、色・柄のバリエーションを増やしたことに加え、レッグウエアなどの防寒グッズの商品ラインナップを増やした結果、順調な販売となっております。

国内ユニクロ事業の通期の業績予想は、売上高6,530億円、前期比5.3%増、営業利益1,090億円、同6.5%増と期初予想から変更ありません。

 海外ユニクロ事業

第1四半期の海外ユニクロ事業の売上高は645億円、前年同期比51.1%増、営業利益は84億円、同53.2%増と計画を上回り、5割の増収増益を達成いたしました。アジア地区中心に第1四半期3ヶ月間で55店舗増え、海外ユニクロ事業全体の店舗数は2012年11月末には347店舗まで拡大しております。

地域別では、中国、韓国の業績が計画を上回ったほか、香港、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンといったその他のアジアについても、好調な業績が続きました。米国ユニクロ事業は、2011年10月に出店したグローバル旗艦店「ニューヨーク 5番街店」の売上が順調なこと、2012年9月にニュージャージー州の大手ショッピングモールGarden State Plazaに売場面積1,000坪の大型店を出店したこと、同年10月には米国西海岸初の店舗となる「San Francisco Union Square店」を出店したことから、大幅な増収となりました。この結果、米国ユニクロ事業の赤字幅は計画通り、前年同期比で縮小しております。欧州ユニクロ事業(英国、フランス、ロシア)も増収増益を達成しております。

なお、海外ユニクロ事業の通期の業績予想は売上高2,290億円(前期比49.5%増)、営業利益200億円(同81.8%増)と期初予想から売上高を130億円、営業利益を40億円増額修正しております。期初において、中国、韓国における景気のスローダウンを考慮し、慎重な業績予想をしておりましたが、その後、中国、韓国およびアジア全般で予想以上に好調な業績が続いていることから、増額修正いたしました。なお、米国市場においては、2013年春にニューヨーク州郊外のモールに2店舗(Palisades店(仮称)、Ridge Hill店(仮称))をオープンし、期末の店舗数は期初計画の5店舗から7店舗の予定に修正しております。

 グローバルブランド事業

グローバルブランド事業の第1四半期の売上高は483億円、前年同期比23.0%増、営業利益は62億円、同16.6%増と計画通りの増収増益を達成しました。ジーユー事業は、既存店売上高は20%強の大幅増収となり、計画通りの好調な業績となっております。セオリー事業は計画通りの業績でした。なかでも、セオリー日本とPLST(プラステ)が好調に推移しております。コントワー・デ・コトニエ事業、プリンセス タム・タム事業につきましては、第1四半期の業績は計画通り、前年並みの水準となっております。

グローバルブランド事業の通期の業績予想は、売上高1,850億円、前期比20.9%増、営業利益185億円、同27.2%増と期初予想から変更ありません。

 2013年8月期の連結業績予想:海外ユニクロ事業の増額分を修正

2013年8月期の連結業績予想は、海外ユニクロ事業の業績予想の増額分を修正し、売上高は10,690億円、前期比15.1%増、営業利益は1,475億円、同16.6%増、経常利益1,465億円、同17.0%増、当期純利益870億円、同21.4%増といたしました。売上高は、初の1兆円超えを予想しております。通期の1株当たり利益は854.14円、1株当たり年間配当金は280円(中間配当金140円を含む)の見込みです。

 決算説明会の資料についてはこちらをご参照ください。

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