最終更新日: 2008.01.10
株式会社ビューカンパニーに対する公開買付けについて
株式会社ファーストリテイリング
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株式会社ビューカンパニーに対する公開買付け(以下、TOB)について
公開買付者名 |
株式会社ファーストリテイリング(東証一部:9983) |
対象者名 |
株式会社ビューカンパニー(以下、V社)(Jasdaq:3033) |
当社は、本日開催の取締役会において、V社の子会社化を目的として、一株あたり585円でTOBを実施することを決議しました。 |
本TOBの背景 |
- ・ 当社は、靴事業をアパレルに次ぐ事業と位置づけており、靴事業のさらなる
強化・拡充を目的として、平成18年10月にV社と資本・業務提携を行い、 筆頭株主(発行済株式総数の33.40%)となりました。
- ・ その後V社との間で、資金面のサポート、人材交流による人材育成強化など
の経営改善努力をしてきましたが、これまでのところ十分な成果として現れて きていません。
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子会社化の目的 |
- ・ V社を取り巻く経営環境は益々厳しくなってきており、同社の事業再生のため
には、当社グループのコミットメントをより明確にした事業体制への転換を図 り、事業をダイナミックに改革し成長を加速させていく必要があると判断し、 子会社化を決定いたしました。
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子会社化後の戦略 |
- ・ 本TOB後は、当社グループのノウハウ・情報の共有及び人材の交流を通じ、
①商品計画の機能強化による仕入や発注の精度の向上、②オリジナル 商品構成比率の見直しによる粗利益の改善、③出退店ノウハウの活用や 共同出店の実施、④共同購買等の取り組みを実施していきます。それにより、 「新しいシュービジネス」を創造し、V社の競争力や収益力を強化し、強く安定 した事業基盤を確立していきます。
- ・ V社がより高い収益力を持つ事業体へと発展することは、当社グループの
靴事業の強化・拡充による関連ビジネスの強化、ひいてはグループ全体の 更なる企業価値の向上に大きく貢献するものと期待しております。
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公開買付価格 |
- 一株あたり585円【平成20年1月9日(本TOBに関する取締役会決議日の前日)の終値338円に対して73.08%、平成20年1月9日までの過去1ヶ月間の単純平均値279円に対して109.68%、過去3ヶ月間の単純平均値295円に対して98.31%のプレミアムとなります。(それぞれ、単純平均値は小数点以下を、プレミアムは小数点以下第三位を四捨五入。)】
- ・ 当社は、財務アドバイザーである日興シティグループ証券から、本公開買付
価格を決定するに際し株式価値算定書を入手すると共に、本公開買付価格が 財務的見地から妥当である旨の意見書を取得しております。
- (V社の意思決定)
- ・ 取締役会において、本TOBに賛同する旨の決議がなされております。
- ・ 独立性のある社外取締役及び社外監査役(北野洋氏、真鍋昌也氏及び
中務正裕氏の3名)から構成される特別委員会を設置しました。
- ・ 財務アドバイザーとして野村證券を選任し、買付価格が妥当である旨の
意見書を入手しました。
- ・ 取締役会において、特別委員会からの答申を受け、野村證券から提出された
買付価格が妥当である旨の意見書等を踏まえて、決議がなされております。 【なお、当社の代表取締役会長兼社長である柳井正及び本TOBに応募する旨 同意している松村洋祐氏は、特別利害関係人であるため、当該取締役会決議 には参加しませんでした。】
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公開買付期間 |
平成20年1月11日(金)~平成20年2月27日(水) |
買付予定株式数及び応募の合意 |
- 上限なし、下限2,523,000株(発行済株式総数の33.27%)
- ・ 株主である松村洋祐氏(発行済株式総数の27.55%)、藤井征男氏
(同3.14%)、松村昇氏(同1.06%)及び松村大助氏(同0.92%)から、同氏らが 保有するV社株式について、応募することについての同意を得ております。
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本TOB後の組織再編等の方針 |
- ・ 本TOBの結果、上場廃止基準に抵触することとなった場合は、全部取得条項
付き種類株式を利用して、完全子会社化する予定です。また、上場廃止基準 に抵触しない場合でも、本TOB後の当社の所有割合、V社株式の流動性等を 総合的に勘案し当社及びV社が適切と判断した場合は、同様の手法により 完全子会社化する可能性があります。
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株式会社ビューカンパニー株式に対する公開買付けの開始に関するお知らせ (495KB)
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