FAST RETAILING

ブランドの本当の価値を広くお客様へ。
プラステの新たな挑戦を
最前線に立ってリードしていく。

Sao Tsuchiya

SPECIAL 04

社員インタビュー

ミッション・業務内容

“きちんとしていたい時の「毎日服」”という新たなブランドメッセージを掲げ、あらためてブランドの価値を明確にし、さらなる成長を目指しているプラステ。昨今、事業拡大のための新戦略としてユニクロ店舗内への出店を進めており、その4店目となる世田谷千歳台店を率いているのが新卒入社5年目の土屋沙桜だ。店長として新店を経営しつつ、自ら先頭に立って接客にあたり、スタッフをまとめながらお客様に長く愛される店舗をつくろうと奮闘している。

入社1年目から、店長にチャレンジ。

プラステは若いうちから大きなチャンスがある。その言葉は本当だった

小さい頃からファッションが好きで、心から打ち込めることを仕事にしたいとプラステを志望した私ですが、入社後は予想外のキャリアが待ち受けていました。当初、首都圏の店舗で半年ほど販売スタッフを経験した後、1年目の半ばからいきなり店長を務めることに。宇都宮市のショッピングセンター内にある、スタッフ5名ほどの店舗を運営していくことになったのです。

プラステは若いうちから大きなチャンスがある会社だと聞いていましたが、まさかこんなに早く店長を任されるとは思いも寄らず、正直とまどいもありました。しかし当時の上司から、「土屋さんは、わからないことやできないことがあったら、スタッフに『助けてほしい』ときちんと伝えて、みんなの力を引き出せる人。店長はそうした姿勢が大切だから、土屋さんならきっとできる」と背中を押していただき、新天地へ。とはいえ、スタッフはみなさん自分よりも年齢も経験も上の方々ばかりで、最初は手探りで店舗運営にあたっていきました。その宇都宮の店舗は、地域密着型でこぢんまりとした店舗でしたので、地元のお客様が気軽に立ち寄れるようなアットホームな場にしたいと、そんな思いをスタッフに伝えながら店舗を率いていきました。

さまざまな経験を重ねて、店長に求められる力が磨かれていった

初めて店長を務めて実感したのが、スタッフとのコミュニケーションの難しさ。みなそれぞれ意識が異なるので、私の考えをきちんと理解してもらうためには、相手に合わせて自分の言動を変えなければなりません。そうしてスタッフと『こんな店にしたい』という思いを共有し、私が働きかけることでモチベーションが上がり、お客様が喜んでいただくためにみんなが自発的に売場を考えて実行していく。そんな様子を見た時はとてもうれしかったですし、苦労しつつも「人を動かす力」が身に付いたように思います。

その後、2年目の後半に宇都宮から東京の店舗へ異動となり、都内主要駅の駅ビル内店舗の店長、そして東京駅そばの百貨店内にある東京大丸店での店長を務めました。特に東京大丸店での店長経験は、私をさらに成長させてくれました。

周辺がオフィス街である東京大丸店は、銀座や新宿などの繁華街にある店舗とは異なり、ビジネスシーンで着る服へのニーズが高い。店舗のデータからそうした傾向をつかみ、他店ではあまり売れていなくても、この店なら売れると判断した商品の在庫を増やすなど、自分なりに販売計画を立てて実行していきました。商品の在庫を増やすには、本部に対して「なぜこの施策が有効か」を納得してもらわなければならず、論理的に考えて説明する力も磨かれました。そうして自分が仕掛けた商品展開がお客様から支持され、スタッフと一緒に接客にあたり、大きな成果を上げて達成感を分かち合えた時は、本当に大きなやりがいを感じましたし、経営者としての自信もついてきました。

プラステの未来を担う新店舗を、
この手で率いる。

新たな取り組みとなるユニクロ内店舗を、どうつくり上げていくか

そして私はいま、大きな変革期を迎えているプラステの最前線に立っています。プラステは2023年にブランドメッセージやロゴを一新し、お客様に提供できる価値をあらためて明らかにして、さらなる発展を目指しています。ユニクロの大型店舗内にプラステの店舗をオープンし、より多くのお客様にブランドの魅力を発信する取り組みも進行中です。そのなかで私は世田谷千歳台店の店長を任され、どんな店舗をつくっていくかというコンセプトづくりから担うこと。プラステの今後の成長を占うような新店を託されたことに大きな責任を感じながらも、若い私にこんなチャンスを与えてもらえたことがうれしくて、ぜひ成功させたいと奮い立って着任しました。

世田谷千歳台店は、住宅街の幹線道路沿いにあり、都市部のファッションビル内の店舗とは性格が異なっています。私としては、やはり地域のお客様に長く愛されることが、店舗を持続的に発展させていく上では大切だと考え、目指すべき店舗の姿を一生懸命イメージしました。どんな商品を提供して、どんな接客をすれば地域のお客様にご満足いただけるのか、自分の思いをスタッフのみんなに説きながら、新しい店を一緒につくりあげていきました。

自分が先陣を切って店舗を動かす。それがプラステの店長の醍醐味

お客様に本当にご満足いただくために、プラステの接客に求められることとは何か? ホスピタリティをもってお客様に接することはもちろん大切ですが、それは当たり前のことであり、そこにプラスアルファがなければプラステらしさは発揮できない。私たちは、お客様に喜んでいただけるファッションのプロであるべきで、そのためには自社商品の魅力を深く理解するのはもちろん、ファッション市場全体のトレンドもきちんと把握し、それを踏まえて、だからこそプラステにはこんな価値があるということをお客様にお伝えしていきたい。販売スタッフのみんなには、ぜひそんな接客ができるようになってほしいと訴えており、まずは私が率先してあるべき接客を現場で実践しています。

プラステの店長に求められるのは、店舗を経営していくマネジメント力はもとより、プレーヤーとしてスタッフと一緒に店舗を盛り上げていくことも大事だと思っています。店長として実現したいことに対して、自分が先陣を切って道筋を描き、スタッフを巻き込んで店舗を動かしていく。そこに私は、プラステで店長を務める大きな醍醐味を覚えておいて、毎日どっぷりと現場に浸かっています。

いくら失敗しても、
チャレンジを後押し
してくれる。

上司も本部も、みな未来志向で支えてくれる

2023年秋に世田谷千歳台店はオープンし、多くのお客様にご来店いただきました。ユニクロ店舗内の出店が新しい取り組みでもあるため、まだまだ試行錯誤しているのが実情です。やはり店長としては心苦しいのですが、上司や本部の方々は「こうした新しいチャレンジは一朝一夕で成功するものではないから」と冷静に受け止め、「未来に向けて何をするべきか」を一緒に考えてくれる。これがとても心強いです。たとえ失敗に終わったとしても、次のチャレンジを後押ししていただけるので、まずはひとつずつ成果を積み重ねていくことをいま意識しています。

また、ユニクロ内店舗であるため、ユニクロの店長からも教えをいただくことができ、それも私に新たな刺激を与えてくれます。いまユニクロ世田谷千歳台店の店長を務められているのは、店長経験が豊富な方で、私からお願いして毎週定期的にミーティングを実施。その場で、販売計画やスタッフ教育などで課題を感じている点を相談し、現場ですぐに役立つアドバイスをいただきながら、私自身も店長としてもっとレベルアップしようと努めています。

一致団結して目指すのは、プラステを誰もが知るブランドにすること

いま私たちが目指しているのは、ファーストリテイリンググループにおいて、プラステをユニクロ、ジーユーに次ぐ第3の柱となるブランドにしていくこと。ユニクロやジーユーとはカテゴリーの異なる、中価格帯と呼ばれる市場でお客様から圧倒的に支持されて、国民の誰もが知るブランドにしていきたい。本当にチャレンジしがいのある目標であり、スタッフのみんなと思いをひとつにして、そこに向かっていくことを楽しめるような環境をつくりたい。店長してそれが果たせれば、おのずとプラステは伸びていくと思っています。

今後のキャリアとしては、まずはこの世田谷千歳台店を成功させて、さらに大きなスケールで事業を見ることができる力をつけ、スーパーバイザーとして現場が抱えるいろいろな課題を解決することに貢献できればと考えています。また、私は学生時代に国際政治学を専攻していたこともあって海外にも興味があります。将来的にチャンスがあればそこにも関わり、身につけた力を海外の店舗でも発揮できればと思っています。

PLST

土屋 沙桜

Sao Tsuchiya

プラステ世田谷千歳台店 店長

2019年に新卒で入社。ウィング上大岡店で販売スタッフを半年間経験した後、同年9月にFKD宇都宮店の店長に着任。2020年 9月よりアトレ大井町店の店長、2021年 12月より 東京大丸店の店長を務める。2023年 9月、世田谷千歳台店の立ち上げを担い、現在は店長として勤務。

※プロフィールはインタビュー当時のものです。

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