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最終更新日: 2021.09.28

マイクロファイバーの自然環境への影響を最小化する国際的取り組みMicrofibre 2030 Commitmentに署名

株式会社ファーストリテイリング
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株式会社ファーストリテイリングはこのたび、マイクロファイバーによる自然環境への影響を最小化する国際的取り組みMicrofibre 2030 Commitmentに署名しました。Microfibre 2030 Commitment は、衣料用繊維に起因するマイクロファイバーの問題に取り組む国際NPOのマイクロファイバーコンソーシアム(The Microfibre Consortium)が新たに設立したコミットメントです。マイクロファイバーによる環境影響ゼロを目指し、2030年までにグローバルで250社の企業が加盟して、研究・試験結果のデータベースと評価システムが業界全体で採用されていること、また、マイクロファイバー放出量の基準値を策定し、それを加盟企業の80%が採用し、環境への放出を管理できている状態を目指します。

ファーストリテイリングは2023年までに、定められた素材試験を毎年実施し、マイクロファイバーコンソーシアムにデータを提供します。加盟企業から提供されたデータは、データベースに蓄積され、業界全体でコミットメントを達成するためのツールとリソースの開発に活用されます。ファーストリテイリングは、これらのデータと知見をもとに、自社製品とその製造過程でマイクロファイバーの低減措置を実施するとともに、業界全体にベストプラクティスを展開することにより、コミットメントの達成に貢献します。

ファーストリテイリングは、マイクロファイバーによる環境への影響を重要課題として認識し、影響の最小化に向けて取り組んでいます。今後も、商品のライフサイクル全体を通じてマイクロファイバーの環境への放出を最小限に抑えるため、業界全体での協働と取り組みの改善を続けていきます。

マイクロファイバーコンソーシアムについて
マイクロファイバーコンソーシアムは、繊維製品の製造と製品ライフサイクルからマイクロファイバーの環境への放出を最小限に抑えるため、繊維産業向けの実用的なソリューションの開発を促進する、業界横断型の会員制非営利団体。「テキスタイルから環境へのマイクロファイバーの放出が適正に管理されている未来」をビジョンに掲げ、学術的研究結果の生産プロセスでの実践を支援し、生態系を守るための具体的なソリューションをブランド、小売、サプライヤーに提供しています。 ファーストリテイリングは2019年9月から、アソシエイトメンバーとして参画しています。

 

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