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最終更新日: 2020.11.26

ファーストリテイリングがESG投資の主要指標「MSCI ジャパン ESG セレクト・リーダーズ指数」と「DJSI」の構成銘柄に初選定

株式会社ファーストリテイリング
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株式会社ファーストリテイリングはこのたび、日本で公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などの機関投資家が、環境やガバナンスを重視している企業に対してESG投資を行うための「MSCI ジャパンESG セレクト・リーダーズ指数」および、世界の代表的なESG投資指標である「Dow Jones Sustainability Indices(DJSI) World Index」(以下、DJSI World)の構成銘柄に初めて選定されました。あわせて、アジアパシフィック地域に本社を置く企業で構成される「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index(DJSI Asia Pacific)」の構成銘柄に、5年連続で選定されました。

今回の選定は、温室効果ガス排出量をはじめとする環境負荷データの継続的な開示、女性管理職比率の向上、従業員における人権デューデリジェンスの実施と結果の開示、労働災害事故防止の強化、コミュニティ支援活動の効果を測定するために支援額や支援対象者数、支援団体数などを算出する「コミュニティ投資」の開示、などの取り組みが評価されたものです。ガバナンスにおいては、経営の透明性を高める取組みや情報セキュリティに関する開示の拡充が評価されています。

ファーストリテイリングは2018年以降、同じくESG投資の代表的指標である「FTSE4Good Index Series」および、日本で公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、環境やガバナンスを重視している企業に対してESG投資を行うための「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄にも3年連続で選定されています。

MSCI ジャパンESG セレクト・リーダーズ指数について
「MSCI ジャパンESG セレクト・リーダーズ指数」は、日本株の時価総額上位700銘柄のうち、各業種の中からESG格付けが相対的に高い銘柄を選別して構成する指数です。ESGに関するリスクを包括的にとらえ、業種内において相対的に優れたESG評価の銘柄を対象として構築されます。2020年6月時点で、日本企業227社が選定されています。

DJSI World について
「DJSI World」は、米国のS&P Dow Jones Indices社と、スイスのRobeco SAM 社が共同開発したESG投資指標です。環境・社会・ガバナンスの3つの側面から企業活動を分析し、サステナビリティに優れた企業を銘柄として選定しています。2020年度は、調査対象として選ばれた世界大手企業約3,500社から323社(うち日本企業39社)が選定されました。

ファーストリテイリングは、企業理念の「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」とともに、「服のチカラを、社会のチカラに。」というサステナビリティステートメントを掲げ、服のビジネスを通じて、社会の持続的な発展に寄与することを目指しています。服を製造・販売する上で、工場の労働環境、人権尊重、環境保全といった課題に取り組むほか、全商品リサイクル活動、女性活躍推進、障がい者雇用、難民支援といった活動を積極的に行っています。ファーストリテイリングのサステナビリティの取り組みについては、以下ウェブサイトをご覧ください。
https://www.fastretailing.com/jp/sustainability/

関連リンク:
MSCI ジャパンESG セレクト・リーダーズ指数: https://www.msci.com/msci-japan-esg-select-leaders-index-jp
MSCI (英語): https://www.msci.com/home
DJSI(英語): https://www.spglobal.com/esg/csa/indices/index

 

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