最終更新日: 2019.10.02
ユニクロ川越店が国内小売店舗初のLEED O+M分野ゴールド認証を取得
株式会社ユニクロ
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株式会社ユニクロが運営するユニクロ川越店はこのたび、建物と敷地利用における国際的な環境性能評価システムLEED(Leadership in Energy & Environmental Design)のO+M(Operation and Maintenance: 既存建物の運用・保守)分野において、ゴールド認証を取得しました。同分野でのゴールド認証取得は、日本国内の小売店舗として初となります。
川越店に代表されるユニクロのロードサイド店は、1985年の山口県下関市への出店に始まり、その後のユニクロ店舗の原型となった店舗形態で、現在800店を超える国内店舗の約半数を占めます。ユニクロは、ロードサイド店の出店を契機に店舗仕様の標準化を進め、高品質建材や断熱材の導入、シンプルな店舗設計を通して、耐久性とエネルギー効率の高い店作りを行ってきました。
今回はこうした店作りと運営手法が評価され、LEED O+Mゴールド認証の取得にいたりました。なかでも、高効率空調機の採用や、LED照明の導入と効率的な運用による省エネルギーへの取り組み、廃棄物の分別管理、節水型トイレの採用による水資源の保全への取り組み、適切な空調・換気による空気質の維持管理などが高い評価を受けました。
ユニクロは、環境への配慮をサステナビリティの重点領域と位置づけ、店舗設計および運営における環境負荷の低減を推進しています。今後は、川越店と同水準の国内主要ロードサイド店舗でもLEED O+M認証取得を目指すとともに、これらの取り組みを通して得られた知見を他の店舗に展開し、店舗のさらなる環境負荷の軽減を推進する計画です。
店舗概要
店舗名 | : | ユニクロ川越店 |
---|---|---|
住所 | : | 埼玉県川越市大字石田字八ツ島町252番地 |
売場面積 | : | 約220坪(約730m2) |
階層 | : | 地上1階 |
オープン日 | : | 2014年10月10日 |
LEED認証について
U.S. Green Building Councilが開発した、世界で最も広く利用されている建築や敷地利用についての環境性能評価システム。米国を中心に165ヶ国に普及しており、認証件数は7万超に及びます。水の効率的利用、エネルギーと大気、材料と資源、室内環境等、7つの評価カテゴリーにおけるスコアの合計によって認証レベルが決定されます。また、対象に応じて5つの認証分類があり、今回ユニクロ川越店はOperation and Maintenance(既存建物の運用・保守)分野でゴールド認証を取得しました。