HOME > サステナビリティ > News & Updates > インドネシアの元ユニクロ取引先PT Jaba Garmindo社の倒産について

News & Updates

最終更新日: 2018.01.18

インドネシアの元ユニクロ取引先PT Jaba Garmindo社の倒産について

株式会社ファーストリテイリング
株式会社ユニクロ
to English page

ファーストリテイリンググループが、ユニクロの一部商品の生産を委託していたインドネシアのPT Jaba Garmindo社が2015年4月、裁判所に破産宣告を申請し倒産したことを受け、複数の国際NGOが弊社に対し、同社元従業員への金銭的補償を行なうよう求めています。

弊社は、2012年10月から2014年10月までの間、PT Jaba Garmindo社にユニクロの一部商品の生産を委託していましたが、取引期間中に継続的な品質問題と納期の遅延が発生したため、2014年初頭に同社に対し問題の解決を促しました。その後も、問題が解決されなかったため、相互信頼にもとづく取引関係を継続することは難しいと判断し、2014年10月に取引を終了しています。当時の取引に係わる委託料など必要な支払いは全て完了していることを確認しています。

したがって、PT Jaba Garmindo社の倒産に関して、弊社には法的責任はなく、同社の倒産によって失職した元従業員へ金銭補償を行なう合理的理由はありません。

一方、弊社は人道的見地から、失職した同社の元従業員の救済措置として、再雇用促進に関する支援の提供を労働組合に対して提案しております。さらに、今後、他社において同様の事態が発生することを防止し得る方法について、業界のステークホルダーと共に検討を進めています。

弊社は、今後もすべての取引先工場において、労働者の権利が守られ、適正な労働環境が維持されるよう取り組みを進めてまいります。

 

ページトップへ