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最終更新日: 2015.01.08

2015年8月期第1四半期決算サマリー

株式会社ファーストリテイリング
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連結業績<IFRS>

グループ事業別業績<IFRS>

【決算ハイライト】2015年8月期第1 四半期は増収増益を達成

■2015年8月期第1四半期の連結業績: 全てのセグメントで増収増益
売上収益は4,795億円、前年同期比23.3%増、営業利益は913億円、同39.9%増と、増収増益を達成。全てのセグメントで増収増益となり、特に、海外ユニクロ事業が大幅な増収増益。円安が進んだことにより、外貨建資産などの換算差額が増え、金融損益はネットで153億円のプラスとなり、この結果、親会社の所有者に帰属する四半期利益は688億円、同63.9%増と大幅な増益。
■国内ユニクロ事業:増収、粗利率改善により、計画を上る増収増益
9月からの気温低下により秋冬物商品の立ち上がりが早かったこと、ヒートテック、ウルトラライトダウン、エクストラファインメリノなどの冬物コア商品の販売好調により、既存店売上高は同7.5%の増収。また、売上総利益率が同2.4ポイント改善したことにより、営業利益は計画を上回る増益を達成。
■海外ユニクロ事業:大幅な増収増益、グレーターチャイナと韓国の好調が続く
計画を上回る大幅な増収増益を達成。特にグレーターチャイナ(中国・香港・台湾)と韓国の業績が好調で、計画を上回る。海外ユニクロ事業全体で店舗数は62店舗増え、11月末は695店舗にまで拡大。
■グローバルブランド事業:計画通りの増収増益、ジーユー、セオリーが好調
計画通りの増収増益。ジーユー事業は計画通り2桁の増収増益を達成、セオリー事業は計画を若干上回る増収増益。
■2015年8月期の連結業績予想:
015年8月期通期の業績予想は、売上収益1兆6,000億円、前期比15.7%増、営業利益1,800億円、同38.0%増、親会社の所有者に帰属する当期利益1,000億円、同34.1%増と、期初予想より変更せず。第1四半期の業績は計画を上振れているものの、各事業の業績や為替動向がより明確になった時点で、必要に応じて業績予想の見直しを図る予定。通期の1株当たり年間配当金は320円を予想。

業績概要

■国内ユニクロ事業 :増収、粗利率改善による大幅な増益

国内ユニクロ事業の第1四半期の売上収益は2,326億円、前年同期比11.6%増、営業利益は511億円、同21.3%増と、計画を上回る増収増益を達成いたしました。同期間の既存店売上高は同7.5%増収と、売上が好調だったことに加え、売上総利益率が同2.4ポイント改善したことにより、営業利益は大幅な増益となりました。売上総利益率が改善したのは、9月初旬からの気温低下により秋冬物商品の立ち上がりが早かったこと、ヒートテック、ウルトラライトダウン、エクストラファインメリノなどの冬物コア商品の販売が好調だったことによります。

10月3日にはグローバル繁盛店の吉祥寺店、10月31日にはグローバル旗艦店のUNIQLO OSAKA店をオープンし、地域密着型の店舗としてオープン時から継続して盛り上がりを見せております。11月期末の国内ユニクロの直営店舗数は824店舗(フランチャイズ店28店舗除く)と、前年同期末比で14店舗の減少となっております。このうち、9店舗は直営店が社員フランチャイズ店に転換したものです。

■海外ユニクロ事業:大幅な増収増益、グレーターチャイナ、韓国の好調が続く

海外ユニクロ事業の第1四半期の売上収益は1,680億円、前年同期比47.3%増、営業利益は243億円、同57.2%増と、計画を上回る大幅な増収増益になりました。なお、為替の影響を除いた現地通貨ベースでも、計画を上回る増収増益となっております。海外ユニクロ事業全体の店舗数は、同期間で62店舗の純増となり、11月期末の店舗数は695店舗、前年同期末比183店舗増まで拡大いたしました。エリア別の業績としては、特にグレーターチャイナ(中国・香港・台湾)、韓国が計画を上回る大幅な増収増益を達成、東南アジア・オセアニア地区ではほぼ計画通りの増収増益となっております。また、米国では計画を下回り、増収減益の結果となりました。欧州(英国・フランス・ロシア・ドイツ)は計画を若干下回り、前年並みの営業利益となりました。

■グローバルブランド事業:計画通りの増収 増益 、ジーユー、セオリーが好調

グローバルブランド事業の第1四半期の売上収益は781億円、前年同期比18.6%増、営業利益は95億円、同30.4%増と、計画通りの増収増益になりました。ジーユー事業については、計画通り2桁の増収増益を達成いたしました。スカート、ニットといったキャンペーン商品の販売が好調だったことから既存店売上高は増収となっております。セオリー事業については、計画を若干上回る増収増益、コントワー・デ・コトニエ事業は、計画を下回る若干の減益、プリンセスタム・タム事業、J Brand事業は、ほぼ計画通り、前年並みの業績となっております。

■2015年8月期の連結業績予想:

2015年8月期の連結業績予想は、売上高1兆6,000億円、前期比15.7%増、営業利益1,800億円、同38.0%増、税引前利益1,800億円、同32.9%増、当期利益1,080億円、同36.1%増、親会社の所有者に帰属する当期利益1,000億円、同34.1%増、基本的1株当たり当期利益は981.18円と、期初予想より変更しておりません。第1四半期の業績は、計画を上振れて進捗しておりますが、秋冬シーズンが終了し、各事業の業績や為替動向がより明確になった時点で、必要に応じて業績予想の見直しを図りたいと考えております。なお、通期の1株当たり年間配当金は、中間配当金160円を含み320円を予想しております。

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