最終更新日: 2025.09.16
ニューヨーク近代美術館で特別イベント 「The Art and Science of LifeWear」を開催
LifeWearを支える東レのテクノロジーを展示紹介
特別ゲストが"LifeとLifeWear"を語るパネルディスカッションを実施
株式会社ユニクロ
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ユニクロは、米国初出店から20年の節目となる9月15日に、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にて特別イベント「The Art and Science of LifeWear」を開催しました。ユニクロの戦略的パートナーである東レ株式会社と協働し、ユニクロのLifeWearを支える独自技術やイノベーション、その歴史を分かりやすく伝える展示とともに、LifeWearを進化させる様々なパートナーシップを紹介しました。イベント後半には、ユニクロのグローバルブランドアンバサダーに就任した俳優のケイト・ブランシェット氏が初登場し、パネルディスカッションに参加。さらに、現代アーティストKAWS氏がサプライズ登壇し、ユニクロ初の「アーティスト・イン・レジデンス」に就任したことを発表しました。
株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長 柳井正 コメント
「今日9月15日は、私たちが2005年に米国で初めてのユニクロ店舗をオープンした日から、ちょうど20年となります。このような記念すべき日に、10年以上にわたる私たちのパートナーであるここ、ニューヨーク近代美術館でLifeWearを発信できることを、大変嬉しく思います。私たちは創業以来、『服を通じて、より良い社会をつくる』ことを使命に事業を行ってきました。その使命を具現化したLifeWearの基盤には、東レ様との強力なパートナーシップがあります。本日のイベントを通じて、皆様により深くLifeWearをご理解いただければ幸いです。今後も東レ様とともに、ライフスタイルの変化を先取りして、『過去の常識を超える服』をつくり出し、世界中のお客様にとって意味のある服をお届けしてまいります」
東レ株式会社 大矢光雄社長 コメント
「ユニクロと東レは1999年に取引を開始し、2006年からは戦略的パートナーシップを締結しています。両社の共通の目的は、『あらゆる人の生活をより豊かにする服を作る』ことです。グローバルにお客様に喜んで頂けるLifeWearを実現できる様、今後も、極限追及の精神で素材の可能性を最大限に引き出し、新しい価値を創造するテクノロジーを生み出していきます」
イベント後半、ユニクロ クリエイティブ・ディレクターのクレア・ワイト・ケラー氏がモデレーターを務め、グローバルブランドアンバサダーであるロジャー・フェデラー氏、ケイト・ブランシェット氏とともにパネルディスカッションを行いました。ブランシェット氏は2025年8月の就任発表後、アンバサダーとして初登場となります。パネリストたちは「Life and LifeWear」をテーマに、それぞれのファッションに対する価値観やユニクロとのパートナーシップの意義、今後への期待を語りました。
パネルディスカッションの中で、ケイト・ブランシェット氏は次のように述べました。「良質で丁寧に作られた服を手に入れることが、贅沢であってはなりません。それがユニクロブランドのDNAだと思います」
イベントの最後には、現代アーティストのKAWS(カウズ)がサプライズ登壇し、ユニクロ初の「アーティスト・イン・レジデンス」に就任したことを発表しました。KAWSは世界各地の旗艦店やユニクロが提携する美術館でのアートイベントへの参画、次世代コラボレーターのプロデュースなど、アーティスト・イン・レジデンスとして新たな役割を担います。また、KAWSはユニクロのLifeWear商品の開発にも関与し、初のコレクションは2025年秋冬シーズンに発表予定です。
会場では、インタラクティブ展示でLifeWearの3つ柱として、テクノロジー、アート、社会貢献の取り組みを紹介。「Technology For All」では、ユニクロと東レの協業の歴史を振り返り、「Art For All」では2025年6月に更新したMoMAとのパートナーシップに関する展示を行いました。また、「Heart For All」ではユニクロがLifeWearを通じて社会に貢献するための具体的な取り組みを紹介しました。