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コミュニティエンゲージメント方針

最終更新日: 2022.11.21
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グローバルに事業を展開するファーストリテイリングは、各国や地域における社会的課題を解決するための支援を積極的に行い、コミュニティとの共存・共栄をめざします。

コミュニティエンゲージメント方針

ファーストリテイリングは、本当に良い服、今までにない新しい価値を持つ服を創造し、世界中のあらゆる人々に、良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供すること、また、独自の企業活動を通じて人々の暮らしの充実に貢献し、社会との調和ある発展をめざすことをミッションとしています。このミッションを体現するために、コミュニティエンゲージメントを行っていきます。

国際社会は現在、環境負荷の増大、貧困、難民問題、人種差別、テロ、地域紛争など、数多くの社会的課題に直面しています。グローバルに事業を展開しているファーストリテイリングは、「服のチカラを、社会のチカラに。」というサステナビリティステートメントのもと、服のビジネスを通じて、社会の持続的な発展に寄与できるよう、社会的課題の解決に積極的に取り組んでいます。

また、各コミュニティの経済状況や社会状況が安定していなければ、小売業は成り立ちません。生産拠点も同様です。ファーストリテイリングは、コミュニティとの共存・共栄をめざし、自社が持つ店舗・人材・商品・ノウハウなどを活用し、コミュニティへの貢献活動を積極的に行っていきます。

注力領域

  1. 1.難民や、貧困などの困難な状況に置かれている世界中の人々が、より良い未来を迎えるための支援
  2. 2.コミュニティとともにダイバーシティ&インクルージョンを推進
  3. 3.地域社会の環境保護・保全活動の推進
  4. 4.教育と社会参加の機会創出により、若者のエンパワーメントを支援
  5. 5.クリエイティビティが発揮される社会をめざし、文化芸術の支援を通じて、地域の人々がアートに触れる機会を創出
  6. 6.緊急災害支援と世界的パンデミックへの対応

アプローチ(ファーストリテイリングがコミュニティと共存・共栄する方法)

各コミュニティの社会的ニーズや課題を理解し、貢献や解決に向けた具体的なアクションを実行するために、各国・地域にサステナビリティ担当者を配置しています。サステナビリティ担当者は、コミュニティやお客様、従業員の声に基づき、課題の特定を行い、地域のパートナー団体と解決に取り組みます。従業員ボランティアや店舗の活用を通じて、服の寄贈や、店舗での職場体験・お買い物体験など、お客様とともに、服のチカラを社会のチカラに変える取り組みを行っています。

また、同じ志を持つ世界中のパートナーとともに、持続可能な社会貢献活動を実施しています。グローバルパートナーシップガイドラインを策定し、ファーストリテイリングの各事業は、このガイドラインに従って、提携する団体を選定しています。

ユニクロによる難民への
衣料支援

国内ユニクロ店舗での「職場体験」

医療機関に、新型コロナウイルス感染症対策の物資を支援


目標

ファーストリテイリングは2021年、コミュニティとの共存・共栄をめざし、各国や地域における社会的課題を解決するための支援を積極的に行うため、以下の目標を定めました。今後も目標の達成に向けて、活動を強化してきます。

  1. 1.2025年度までに、100億円規模*1で社会貢献活動に投資。グローバル全店舗で地域貢献活動を実施し、難民や社会的に脆弱な立場の人々、次世代、文化芸術、スポーツの領域で1,000万人を支援。衣料支援も年間1,000万着に拡充
  2. 2.2025年度までに、年間200名の難民に対して就業機会を提供

*1 ファーストリテイリング、FR財団、柳井正財団、個人による活動も含む。

関連リンク

コミュニティ支援活動への投資

コミュニティ投資

ファーストリテイリングは、国際社会および各国や地域における社会的課題の解決に貢献するため、さまざまなコミュニティ支援活動を行っています。コミュニティにおける課題の解決および脆弱な立場にある方々や若者のエンパワーメントは、社会の安定と活性化につながり、事業の長期的な存続にも資すると考えています。

コミュニティ支援活動の効果の測定に向けて、Corporate Citizenshipによる「Business for Societal Impact (B4SI)フレームワーク」に基づき、支援活動費や支援対象者数、支援団体数などを算出し、「コミュニティ投資」として「サステナビリティデータブック」の中で開示しています。また、「コミュニティ投資」のデータについては、信頼性向上のため、SGSジャパン株式会社による第三者検証を受けています。

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