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トップメッセージ

最終更新日: 2017.05.12
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新しい産業をつくる

代表取締役会長兼社長 柳井正

2017年度上期の業績は、国内ユニクロの増益に加え、グレーターチャイナ、東南アジアでユニクロが大幅な増益となり、増収増益を達成することができました。ユニクロが世界中のお客様から強く支持され、愛されるブランドに育ったことは、本当に誇らしく、嬉しい限りです。ユニクロ事業がグローバルで大躍進を続けている背景には、ユニクロがLifeWear(究極の普段着)を追求し続け、人々の生活を豊かにする服づくりに徹しているということがあると思います。

グレーターチャイナを含む環太平洋地区では、経済の発展とともに中産階級の人口が急増しています。その市場においてすでに強固な事業基盤を確立しているユニクロは、同業他社と比べて高い優位性を保っています。今後もユニクロの大量出店を継続し、高い成長性を維持して、各国、各エリアでNo.1ブランドになることをめざしていきます。

2017年2月には新しいグローバルヘッドクォーターとして、東京・有明にUNIQLO CITY TOKYOをオープンしました。世界中から才能豊かな人材と、最新の情報が集まる5,000坪の広大なワンフロアのオフィスでは、エキサイティングな仕事が始まっています。全社員が新しい発想、クリエイティビティを発揮することができる環境のもと、画期的な商品の開発、今までにない新しいサービスなどが次々と産み出されていきます。これまで以上にスピーディでダイレクトなコミュニケーションができるUNIQLO CITY TOKYOでは、全社員が即断、即決、即実行で仕事を進めていきます。

世界の産業構造は、デジタル化を軸として瞬時に情報が集まり、AI(人工知能)で分析する時代へと激変しました。高度な情報技術を活用しなければ、従来の産業は生き残れないということです。「情報を商品化する新しい業態」へと、我々も生まれ変わらなければなりません。小売業、アパレル業だけではなく、思わぬところから強敵が現れ、今までの常識をくつがえすような産業競争が始まっています。このように激変する産業構造のなかで、ファーストリテイリングはお客様との双方向コミュニケーションを実現し、お客様が求める商品を速やかに商品化し、独自の物流網でダイレクトに届ける「情報製造小売業」へと業態を変革させていきます。我々は、お客様中心の新しい産業をつくります。

服のビジネスを通じたCSR(社会貢献活動)を推進してきた我々は、CSRを超えたサステナブル(持続可能)な世界の実現という重要な命題に取り組んでいます。事業活動のベクトルをサステナブルな世界の実現に合わせ、「この仕事は持続可能な社会の実現に貢献するか」ということを常に考え、意思決定を行っていきます。そうすることで、新たな価値を創造することができると思います。世界をより良い方向へ変えていくために、我々はこれからもチャレンジをし続けていきます。

2017年5月
株式会社ファーストリテイリング
代表取締役会長兼社長 柳井 正
Tadashi Yanai

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