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トップメッセージ

最終更新日: 2017.11.09
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新しい産業を創る

代表取締役会長兼社長 柳井正

今という時代は、インターネットを通じてお客様に豊富な情報が瞬時に伝わり、産業界もデジタル化によって瞬時に集まった情報をAI(人工知能)で分析するという進化を遂げています。GoogleやAmazonのような新業態の企業が小売業でシェアを急速に拡大し、あらゆる産業に入ってきています。こうした時代の変化のなかで、ファーストリテイリングがこれからどのような企業になるべきか、どうやって新しい次元の競争に勝ち、生き残るためにはどうしたら良いのか。我々は産業や企業のボーダーが消滅する産業構造の変化の中で、お客様のために仕事をし、情報を商品化する新しい業態「情報製造小売業」に変わらなければならないという決意を固めました。

これを達成するために、有明プロジェクトを立ち上げました。すべての業務プロセスを変革し、お客様が求める商品を速やかに商品化するためにサプライチェーンのすべてを改革していきます。未来のテクノロジーを積極的に取り入れ、世界最高の服と情報を提供できる、新しい産業を創ります。2017年2月にオープンした東京・有明のUNIQLO CITY TOKYOには、世界中から才能豊かな人材が集まっています。このエキサイティングなグローバルヘッドクォーターから、ユニクロの画期的で魅力的な商品・サービスが次々と生み出されていきます。

2017年8月期のファーストリテイリングは、過去最高の業績を達成しました。なかでもグレーターチャイナ、韓国、東南アジア・オセアニア地区のユニクロ事業が大幅な増益となり、海外ユニクロ事業がグループの中核ビジネスに成長したことを実感しています。これらの環太平洋地区では、経済の発展とともに消費拡大を期待できる中産階級の人口が急増しています。この地域で強固な事業基盤を確立しているユニクロにとっては、大きなチャンスです。人々の生活を豊かにするユニクロのLifeWear(究極の普段着)は、世界中のお客様から高く支持されています。これからも人々の生活に根ざした服、新しい価値を生み出す服をお届けしていきたいと思っています。

我々は、サステナブル(持続可能)な世界の実現という命題にもチャレンジしていきます。服を製造する上で、工場の労働環境、人権尊重、環境保全といった課題に取り組むほか、全商品リサイクル活動、女性活躍、障がい者雇用、難民支援もさらに積極化させていきます。世界をより良い方向に変えていくために、我々はこれからもチャレンジをし続けます。

2017年11月
株式会社ファーストリテイリング
代表取締役会長兼社長 柳井 正
Tadashi Yanai

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