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トップメッセージ

最終更新日: 2018.05.11
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新しい産業を創る

代表取締役会長兼社長 柳井正

上期の業績は、海外ユニクロ事業の飛躍により、大幅な増収増益を達成しました。2018年8月期通期では、グループの売上収益が2兆円の大台に初めて乗る見込みです。また、グローバルで拡大するユニクロ事業の収益性が改善傾向にあるため、営業利益も過去最高を更新する見込みです。

この好業績は、世界中の市場でユニクロがお客様から高く評価されていることによるものです。LifeWearという唯一のコンセプトを構築したユニクロは、高品質な生活の道具、人が個性をつくり出すための「部品」としての服を提供し続けています。高い品質や機能性、着心地の良さ、リーズナブルな価格、豊富なカラーやサイズを展開するユニクロの服は、世界中でファンを増やし続けています。グローバル化、デジタル化がめまぐるしいスピードで進む今、国・産業・企業という既存の枠組みを超えて、人・モノ・情報が自在に動き、企業は情報を軸に、グローバルで競争する時代になっています。こうした時代の変化のなかで、我々はどのような企業になるべきか、どうやって新しい次元の競争に勝ち残るのかということを真剣に考えました。我々は、情報を基軸とする新しい産業「情報製造小売業」になることを決心しました。

「情報製造小売業」になるために立ち上げたのが、有明プロジェクトです。有明プロジェクトを本格的に稼働させてから1年がたちます。会社のすべての仕組みを大きく変革すると同時に、全社員の働き方を根底から変えています。大きな成果の一つは、グローバルヘッドクォーターが常に世界中の各地域の本部や店舗と連携を取り、可視化された情報をベースに、一体化した組織として仕事をする体制ができたことです。まだ道半ばではありますが、有明プロジェクトの成果は確実に現れてきています。

2018年8月期の海外ユニクロ事業は、売上収益が国内ユニクロ事業を超え、営業利益は国内ユニクロ事業に迫る水準になる見込みです。グレーターチャイナ、韓国、東南アジア・オセアニアといったエリアの事業の拡大には目を見張るものがあり、米国では西海岸を中心に次の成長市場としての芽が育ちつつあります。ユニクロは、グレーターチャイナから、韓国、東南アジア・オセアニア、インド、米国西海岸までの環太平洋地域の経済発展とともに、これからもビジネスを拡大できるチャンスがあると思います。

我々はグローバルでの事業拡大とともに、サステナブル(持続可能)な世界の実現にも力を注いでいます。服を製造する過程で、工場の労働環境、人権尊重、環境保全に取り組むほか、全商品リサイクル活動、女性活躍、障がい者雇用などをさらに積極化させていきます。

「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」。我々のビジネスはお客様のためにあり、社会を豊かにするためにあるという目的を忘れず、より良い世界を実現するための努力をこれからも続けていきます。

2018年5月
株式会社ファーストリテイリング
代表取締役会長兼社長 柳井 正
Tadashi Yanai

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