DISABILITIES

ユニクロでは、2001年より本格的に障がい者雇用を開始し、「1店舗1名以上の障がい者を雇用する」という目標を、2012年度以降はほぼ達成しています。2023年現在の国内ファーストリテイリンググループの障がい者雇用率は4.89%*と、日本の法定雇用率(2.3%)を大幅に超えています。また、雇用は日本のみに留まらず、グローバルに広がっており、約1,500名のスタッフが世界中で働いています。それ以外にも、障がい者や高齢者、妊婦の方など配慮の必要なすべてのお客様がより快適に買い物ができるように様々な取り組みを行っています。*2023年6月1日時点

障がい者雇用研修

様々な障がいを持つ従業員がそれぞれの能力と可能性を広げるために、店長や社員向けに障がい者雇用に関する研修を行っています。これにより、障がいの有無に関わらずお互いを尊重して理解を深め、パフォーマンスの向上を目指しています。

“Here for All Your Needs”
プロジェクト

東京のグローバルヘッドクォーター(本部)では、従業員有志が中心となって、障がい者や高齢者、妊婦の方など配慮の必要なお客様がより快適に買い物ができる環境づくりを目指す「Here for All Your Needs プロジェクト」を推進しています。多様なお客様の声を活かして商品開発やマーケティング、店舗設計、接客応対、サービスの向上に取り組んでいます。

ユニバーサルデザインの
店舗づくり

営業部や店舗の設計を担当する出店開発部などが協働して、お客様や店舗スタッフの声を反映しながら店舗設備やオペレーションの検証・改善を重ねることで、バリアフリーな店づくりを推進しています。

ユニバーサルデザインの店舗づくり ユニバーサルデザインの店舗づくり

接客・サービスの向上

ユニクロの一部店舗では、車いすユーザーや視覚障がいのある方、妊娠中の方など配慮の必要なお客様向けに、営業時間外にゆっくりとお買い物できる機会を不定期で提供しています。

接客・サービスの向上

お客様の声を活かした商品

ユニクロは、かぶりの衣服が脱ぎ着しづらいお客様のための「前あきインナー」を2020年8月に発売しました。商品開発担当者が、医療機関や施設を訪問したり、入院や通院が必要な方や乳がん手術後の方、障がい者やご高齢の方々などの声を基に開発しました。

お客様の声を活かした商品

お客様の声を活かした商品

スペシャルオリンピックス

スペシャルオリンピックスは、知的障がいのある方々に、さまざまなスポーツトレーニングとその発表の場である競技会を提供している国際的スポーツ組織です。ユニクロは2002年から、公益財団法人スペシャルオリンピックス日本のナショナルパートナーを務めています。また、韓国・シンガポールなども、世界大会のサポートを行っています。これまでに、ユニクロはアスリート・ボランティア・スタッフ用ユニフォームの寄贈や、各競技会の運営支援を行っています。

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