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最終更新日: 2012.07.06

2012年8月期 第3四半期決算サマリー

株式会社ファーストリテイリング
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連結業績
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グループ事業別業績
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【決算ハイライト】

■第3四半期累計連結業績:
売上高7,435億円、前年同期比14.0%増、営業利益1,193億円、同14.1%増、純利益725億円、同35.8%増の大幅な増収増益を達成。
■国内ユニクロ事業:
第3四半期3ヶ月間では、売上高は1,386億円(同1.0%減)、営業利益は204億円(同1.2%減)と減収減益。春物在庫を絞り込んだことで端境期の販売が伸び悩んだこと、また、3月から5月までの3ヶ月間の気温が低く推移したことにより、夏物商品の動きが鈍かったことから、既存店売上高が同5.4%の減収。粗利益率は前年比で改善したが、営業利益は若干の減益。
■海外ユニクロ事業:
第3四半期3ヶ月間では、売上高は377億円(同61.1%増)、営業利益は21億円(同19.8%増)と増収増益を達成。アジア地区では堅調な増益トレンドが続いているものの、米国では、ニューヨーク34丁目店、およびソーホー店が計画を下回る売上となっていることから、米国ユニクロ事業の赤字幅が拡大。
■セオリー事業:
日米ともに既存店の増収、増益トレンドが続く。
■ジーユー事業:
3月30日にオープンした銀座店の波及効果により、3月以降、既存店増収率が4割アップ。目標の年商500億円は7月1日に突破、今期は営業利益50億円を予想。
■通期の連結業績予想:
売上高9,295億円、前期比13.3%増、営業利益1,315億円、同13.0%増、当期純利益790億円、同45.3%増を予想。1株当たり利益は775.65円の予想。
■配当金:
年間配当金については、既に実施した1株当り中間配当金130円と、期末配当金の130円をあわせて、260円と予想。

 国内ユニクロ事業

連結売上高の67.7%を占める国内ユニクロ事業の第3四半期9ヶ月間における売上高は5,032億円(前年同期比4.4%増)、営業利益は927億円(同1.8%増)と増収増益になりました。そのうち、当第3四半期3ヶ月間では、売上高は1,386億円(同1.0%減)、営業利益は204億円(同1.2%減)と減収減益でした。4月12日に発表いたしました予想に対して、売上高で100億円、営業利益で30億円下回る結果となっております。

上期では、ヒートテック、ウルトラライトダウン、暖パンをはじめとする冬のコア商品の販売が好調で、同期間における既存店売上高は前年比2.3%の増収でしたが、第3四半期3ヶ月間の既存店売上高は同5.4%の減収でした。この要因としては、春物在庫を絞り込んだことで端境期の販売が伸び悩んだこと、また、気温が低く推移したことにより夏物商品の動きが鈍かったことがあげられます。第3四半期3ヶ月間における売上高総利益率は、綿花などの素材価格上昇の一巡と円高メリットによる原価率改善、また、春物の値引き販売の減少により、前年同期比1.5ポイント上昇しております。

出店につきましては、スクラップ・アンド・ビルドによる店舗の大型化を進めており、第3四半期9ヶ月間では24店舗を出店し、18店舗を閉店した結果、5月末の店舗数は849店舗(フランチャイズ店21店舗を含む)となりました。

この春夏シーズンでは、夏の機能性インナー(サラファイン、シルキードライ)のラインアップを図り、ウィメンズであればサラファインブラトップ、メンズであればシルキードライステテコといった商品の販売が好調に推移しております。特に今年は、「ステテコ」の色柄を80と大幅に増やし、"夏を快適に過ごすインナー兼ルームウェア"として人気が高い商品となっております。また、ウィメンズの「イージーレギンスパンツ」はレギンスの快適な着心地を残しながら、パンツらしく見えるデザインで、幅広い年齢層のお客様からご好評を得ております。

通期の国内ユニクロ事業の業績予想は、第3四半期の下ぶれ分、及び6月分を反映させ、売上高を120億円、営業利益は65億円修正し、売上高6,215億円、前期比3.6%増、営業利益1,045億円、同1.6%減へと修正いたしました。

 海外ユニクロ事業

海外ユニクロ事業の第3四半期9ヶ月間の売上高は前年同期比66.4%増の1,225億円、営業利益は同40.4%増の136億円と、大幅な増収増益を達成いたしました。中国、台湾、韓国を中心に出店を加速し、第3四半期9ヶ月間では98店舗を出店(4店舗閉店)、5月末の海外ユニクロ事業全体の店舗数は275店舗まで拡大いたしました。

当第3四半期3ヶ月間においては、売上高は前年同期比61.1%増の377億円、営業利益は同19.8%増の21億円と、増収増益を達成しております。アジア地区を中心に好調な既存店売上高の伸びが続いていること、中国、台湾、韓国を中心に大量出店が継続していることから、大幅な増収基調が続いております。収益面においては、アジア地区では堅調な増益トレンドが続いているものの、米国では、ニューヨーク34丁目店、およびソーホー店が計画を下回る売上となっていることから、米国ユニクロ事業の赤字幅が拡大しております。

通期の海外ユニクロ事業の業績予想は、売上高1,570億円、前期比67.5%増、営業利益160億円、同78.7%増を予想しています。

 グローバルブランド事業

グローバルブランド事業の当第3四半期9ヶ月間における売上高は、前年同期比22.7%増の1,159億円、営業利益は同68.5%増の134億円、そのうち、当第3四半期3ヶ月間の売上高は、同33.8%増の410億円、営業利益は同97.2%増の55億円と大幅な増収増益を達成いたしました。

セオリー事業は日米ともに既存店売上高の増収が続き、計画を上回る増益を達成しております。ジーユー事業は、3月30日にオープンした銀座店の波及効果により、3月以降の既存店増収率が4割アップとなり、目標として掲げておりました「年商500億円」を7月1日時点で突破いたしました。1店舗当りの売上高が拡大したことにより、収益性も改善し、通期では50億円の営業利益を予想しております。今後も、グローバルブランド事業の柱の事業として高い成長が期待されております。

コントワー・デ・コトニエ事業は計画通りの増収増益を達成し、プリンセス タム・タム事業の業績は計画を下回り、減収減益となりました。

グローバルブランド事業の通期の業績は、売上高1,480億円、前期比19.3%増、営業利益145億円、同65.0%増を予想しています。

■ 1株当り利益は775.65円、年間配当260円を予想

2012年8月期の連結業績は売上高9,295億円、前期比13.3%増、営業利益1,315億円、同13.0%増、経常利益1,310億円、同22.3%増、当期純利益790億円、同45.3%増を予想しております。通期の1株当たり利益は775.65円となる見込みです。年間配当金については、既に実施した1株当り中間配当金130円と、期末配当金の130円をあわせて、260円を予想しております。

 決算説明会の資料についてはこちらをご参照ください。

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