What Diversity Means to Us

  • DISABILITIES

期待されているから、成長できる。
「もっとできる!」と思える私に変わった

ジーユー 藤沢石川店

※所属・役職は取材時のもの

店長が期待してくれる。仲間が支えてくれる。
ジーユーに入社してチームで働く喜びを知った

私はジーユーの服が大好きです。この店舗で働いて、おしゃれが好きになりました。来店されるお客様にも、もっとジーユーを好きになってほしいと思っています。入社してしばらくは、そういう前向きな気持ちでは働いていませんでした。私はジーユーの障がい者雇用を通じて入社し、バックルームでの品出しを担当していました。それまでアパレルで働いた経験がなかったので、品出しがお客様が買いやすい売場をつくるためにとても大事な仕事だと分かっていませんでした。
しかし、周りの人たちが、私に任された仕事が他の人にどう引き継がれ、売場づくりに貢献しているかを粘り強く教えてくれました。そのおかげで、私は変わりました。チームワークの大切さ、チームの一員として仲間と一緒に働く楽しさが分かったからです。
ジーユーで働いて、自分が期待されるうれしさや喜びを知ることができました。店長は「成長意欲の高い上田さんに、私は期待しています。一緒にやっていきましょう」と、繰り返し伝えてくれるので、いつも前向きな気持ちで仕事に取り組めています。

自分のことをオープンに話すようになって、
仲間がわかってくれた。チームの一員になれた

 言葉にして伝えることは、それぞれの「違い」を理解するためにとても大事です。
 私はこだわりが強く出過ぎてしまうことがあります。一度気になると、そればかりやってしまう。好きな仕事や得意なことは集中して取り組めますが、そうでない仕事だと抜け・漏れに気づけません。
こうした私の行動特性を周囲の人たちに理解されなくて辛い時期がありました。しかし、私がジーユーで働くことを通して、同じような悩みを抱えている人の希望になりたい、成長したいという思いがあれば可能性を広げられることを証明したいと考えるようになりました。そのためには、店長や仲間の理解と協力が必要です。だから、素直に苦手なことを伝えています。
 オープンに話すと、店長や仲間が教え方やフォローの仕方を工夫してくれるようになりました。そのおかげで、できる業務も広がり、今では売場での商品整理や接客も行っています。
 仲間との関係性も大きく変わりました。仕事がうまくできないときも、「一緒にやっていこう!」「困ったら何でも言って!」と声をかけてくれます。 何よりうれしいのは、チーム一丸で目標を達成したときです。以前の私とは違い、全員と喜びを分かち合っています。一人で黙々と任された仕事だけやっていた頃より、今のほうが圧倒的に楽しいです。

この店では誰もが、楽しく働ける。
ありのままの自分でいられる大切な場所

 バックグラウンドの違いがあっても、誰もが楽しく働ける店舗だと思います。誰もがオープンマインドなのは、同じ目標に向かっているからです。もっといい店にしよう、もっとお客様に喜んでもらいたいと、チーム全員で取り組んでいます。
店長も仲間も私の仕事への取り組み方で足りないことを、その場ではっきりと伝えてくれます。チームの一員として期待しているから伝えてくれるのだと思いますし、しっかり私を見ていてくれる安心感があります。
先日、ある仲間が育休から復帰しました。私に求める水準が高くて指摘も厳しいですが、そんな彼女が「復帰するとき、上田さんがいるから心強かった」と言ってくれました。とてもうれしかったです。
ジーユーで働いて、「私はもっとできる!」と、自分の成長を楽しみに思えるようになりました。ここには、それぞれの違いを認め合える仲間がいます。ありのままの自分でいられる、私の大切な場所です。