What Diversity Means to Us

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多様性豊かな個性と才能を集結し、
高いクリエイティビティを発揮する

ユニクロ IMD部 部長

※所属・役職は取材時のもの

世界各地からさまざまな個性と才能、
異なる文化的背景を持つ人材が集結するチーム

ユニクロは日本発のグローバルブランドで、世界各地で2200を超える店舗とオンラインストアを展開しています。私は東京・有明にあるユニクロのグローバルヘッドクォーター(GHQ)で、ビジュアルマーチャンダイジング*を行うIMD部と、商品開発を行うR&D部の部長を兼務しています。
どちらの部署もここで生み出したものを世界各地に発信しています。それと同時に、各国・各地域からお客様の情報や販売動向などがタイムリーに集まってきます。こうした世界中からの情報をキャッチして、顕在化しているものだけでなく、潜在的なお客様のニーズを具現化していくのがIMD部とR&D部のミッションです。ミッションを高い水準で遂行していくには、つくり手である私たちにも高いクリエイティビティが求められます。それには、さまざまな個性と才能、文化的背景を持つ人材が集結するチームであることが重要です。

*ビジュアルマーチャンダイジング: 店舗空間の総合的な演出を担当し、お客様にとって見やすく、買いやすい、魅力的な売場環境づくりを行う。

ダイバーシティをスローガンだけで済ませず、
日々のコミュニケーションで受容性を高める

 私は過去にニューヨーク、パリ、ロンドンなどでさまざまな企業と仕事をしてきましたが、ユニクロのカルチャーは自分に合っていると感じています。
新しい仲間から学ぶ意欲が非常に高いのが、特筆すべきユニクロのカルチャーです。私のような新しく入ってきた社員の意見を、経営陣を始めとして皆が真摯に聞いてくれることに驚かされました。聞くだけでなく、すぐに実行します。
私が要望したこともあって、GHQでは外国人社員をサポートするメンター制度が始まりました。私のメンターはグループ上席執行役員で、ユニクロ独自のお客様を起点としたビジネス展開、商品やサービスの基本理念を教えてもらいました。メンターとの会話を通じてユニクロの価値観やDNAへの理解が深まり、もっと事業に貢献できるようになりました。
こうした経験でわかったのは、ユニクロはダイバーシティ&インクルージョンを単なるスローガンで済ませない会社だということ。さまざまなバッググラウンドを持つ社員と誠実に向き合い、日々の仕事でのコミュニケーションの中で、重要案件から小さな困りごとまで解決しようとする姿勢が明確です。

ユニクロがつくっているのはLifeWear
多様性の豊かさがビジネスを成長させる

ダイバーシティ&インクルージョンの本質とは、それぞれの個性や価値観を理解し、敬意を持って受け入れることです。すべてはここから始まります。そういう意味で、ユニクロには、社員の誰もが活躍できる土壌があると思います。
なぜなら、ユニクロがつくっているのはLifeWear。国籍・人種・性別・年齢を超えた「あらゆる人のための服」を、世界中の多様なお客様にお届けしています。ダイバーシティ&インクルージョンは、新しいアイデアとインスピレーションを与えてくれる源泉であり、LifeWearをつくる私たちのビジネスと直結しています。
確かに、母語や文化の違いによるコミュニケーションの壁は存在します。しかし、お互いの創意工夫で乗り越えられるのではないでしょうか。私自身、アイデアやイメージをビジュアルにしてコミュニケーションの質を高めています。
ビジュアルを使ったコミュニケーションはクリエイティブ領域では非常に効果的です。何を・どう表現するかを伝えやすく、直感的に理解してもらえます。母語の違いの壁を越えて短時間で内容の濃いプレゼンテーションができるので、経営の意思決定に貢献しています。それと共に、メンバーのレベルアップを図ることができました。クリエイティビティを発揮して、新しいコミュニケーションを生み出せる手応えを感じています。
今後は、IMDとR&Dのメンバーの地域間ローテーションの活発化をリードして、メンバーのグローバルな視点を養い、より強いチームにしていく計画です。
メンバーが世界各地で経験を積むと、自分とは異なる文化的背景を持つ人への理解と共感が深まり、世界各地のお客様が本当に求めるものを具現化する力を高められます。また、私のこれまでの経験から、画一的な組織より多様性豊かなチームのほうが新しい発想が生まれやすく、高いクリエイティビティを発揮できると確信しています。そのためにもクリエイティブ領域でのダイバーシティ&インクルージョンをさらに進めていきます。