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最終更新日: 2025.12.24

「気候変動」と「水セキュリティ」の2分野で「CDP Aリスト」に選出 - 気候変動分野は4年連続で国際指標の最高評価を獲得

株式会社ファーストリテイリング
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株式会社ファーストリテイリングはこのたび、気候変動分野と水セキュリティ分野における取り組みや透明性の高い情報開示が評価され、環境情報開示のプラットフォームを提供する国際的な非営利団体CDPにより、最高評価である「Aリスト」企業に認定されました。気候変動分野におけるAリスト認定は4年連続、水セキュリティ分野におけるAリスト認定は2022年以来3回目です。また、森林減少および自然生態系の転換を防ぐための企業の取り組みを評価するフォレスト分野においても、Bスコアを獲得しています。

ファーストリテイリングの取り組み
ファーストリテイリングは、あらゆる人の生活を豊かにする「究極の普段着」というLifeWearの考え方を中心に、事業と一体でサステナビリティ活動を推進しています。特に、気候変動領域では、2050年の温室効果ガスの排出量ネットゼロ実現をめざし、取り組みを強化しています。2025年11月には、サプライチェーン(Scope3)における温室効果ガス排出量*の削減目標を従来の20%から30%に引き上げることを発表しました。新たな目標は、国際機関SBTイニシアティブより、パリ協定の目標に基づいた温室効果ガス排出量の削減目標であるSBT(Science-Based Targets)として認定されています。

* ユニクロおよびジーユーの商品の原材料生産・素材生産・縫製に関わる排出量

株式会社ファーストリテイリング グループ執行役員(サステナビリティ担当) 新田 幸弘のコメント
「当社は、お客様から必要とされる商品だけを作り・運び・販売する、あらゆる無駄を排除したビジネスモデルへの転換を加速させ、グローバルでの事業成長とサステナビリティの両立をめざしています。最重要課題である気候変動対応については、生産パートナーとの継続的な協働のもと、2030年に向けたScope3の温室効果ガス削減目標を引き上げるなど、取り組みをさらに強化しています。また、水セキュリティに関する取り組みについても、リスクアセスメントの実施やその結果に基づいた活動を実施しています。こうした取り組みを、ステークホルダーと協働し、グローバルで求められる高い水準で進めてきたこと、また、それらを透明性高く継続的に開示してきたことが、今回のAリスト認定に繋がったと考えています」

CDPについて
CDPの環境情報開示とその評価プロセスは、企業の環境報告におけるゴールドスタンダードとして広く認知されています。2025年は、グローバルで22,100社以上がCDPの質問書に回答しました。最高評価であるAリストは、認定企業が包括的な情報開示を行い、環境ガバナンスの成熟度が高く、環境レジリエンスに向かって意義ある進捗があった世界的なリーダーの1社であることを意味し、CDPによって評価された企業の上位4%に該当します。

ファーストリテイリングの環境領域におけるサステナビリティの取り組みや、関連する開示の詳細は以下をご参照ください。

 

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