最終更新日: 2025.09.16
KAWSがユニクロ初のアーティスト・イン・レジデンスに就任 - Art For Allの活動強化と、LifeWearのさらなる進化に向けた新たなパートナーシップを締結
株式会社ユニクロ
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©Shaniqwa Jarvis
ユニクロはこのたび、ポップカルチャーを再解釈する独自の世界観で知られる現代アーティストKAWS(カウズ)が、ブランド初のアーティスト・イン・レジデンスに就任したことを発表しました。この新たなパートナーシップを通じてKAWSは、Art For Allというユニクロの理念を体現し、すべての人にアートを身近なものとして届ける取り組みを強化する役割を担います。世界各地の店舗や、ユニクロが提携する美術館で開催されるアートイベントへの参画に加え、ユニクロのLifeWear商品の開発にも関与します。アーティスト・イン・レジデンスとしてのKAWSの初コレクションは、2025年秋冬シーズンに発表予定です。
KAWS氏のコメント
「ユニクロ初のアーティスト・イン・レジデンスとして、長年のパートナーであるユニクロとともに新たな一歩を踏み出せることに、とてもワクワクしています。この役割を通じて、アートコミュニティや世界中のクリエイターとつながりを強化し、ユニクロの次世代コラボレーターをプロデュースしていきます。今後、新たな形でLifeWearの考え方を体現していくことが楽しみです」
ファーストリテイリング プレジデント オブ グローバル クリエイティブ ジョン シー ジェイのコメント
「変化の激しい現代において、アートは私たち人間のあり方を表現する手段として、これまで以上に重要な存在となっています。KAWSは、アートの世界における既成概念を打ち破ってきた存在であり、それはまさに、ユニクロがLifeWearを通じてアパレル業界の常識を再定義しようとする姿勢と重なります。アーティスト・イン・レジデンスとして、KAWSはユニクロとともに、アートと創造性の価値を世界中に広め、誰もが参加できる文化として育んでいく役割を担っていきます」
アーティスト・イン・レジデンスとは
ユニクロはこれまで、世界のカルチャーをけん引する様々なアーティスト、デザイナー、クリエイターとの多彩なコラボレーションを展開してきました。今回新設したアーティスト・イン・レジデンスは、ユニクロのクリエイティブ活動を包括的に推進する役割を担います。その活動は、新たなコラボレーターの発掘や、クリエイティブコンセプトの提案、Tシャツのデザイン・コンペティションであるUTグランプリ(UT Grand Prix)の推進、ユニクロのグローバルブランドアンバサダーとのイベントへの参画など、多岐にわたります。
初のアーティスト・イン・レジデンスとして就任したKAWSは、ユニクロが提携する美術館や、世界各地の旗艦店でのアートイベントを通じて、Art For AllというLifeWearの理念をさらに広げていきます。
■ これまでのKAWS コレクション
- 2016:
- 春夏「UT KAWS」
- 2017:
- 春夏「KAWS × PEANUTS」
- 2018:
- 春夏「KAWS × SESAME STREET」
- 2019:
- 春夏「KAWS:SUMMER(カウズ:サマー)」
- 2021:
- 春夏「KAWS TOKYO FIRST」
- 2023:
- 春夏「KAWS」
- 2024:
- 秋冬「KAWS + Warhol」
これまでのKAWSとのUTコレクションはこちら:
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/feature/ut-archive/brand/19SSKA/
KAWS
美術館やギャラリーを舞台に活発に活動しつつ、同時にそのような場を超えて観る人に語りかけるアーティスト。過去30年にわたって、表現様式を自由自在に変化させつつ、根底に流れるウィットやチャレンジ精神、現代に対する愛情を一貫して示す作品で成功を収めている。ユニクロとは2016年より広くコラボレーションしている。
Art For All
ユニクロは10年以上にわたり、優れた芸術の鑑賞を通じて、日々の生活をより豊かにすることに取り組んできました。Art for Allという理念のもと、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、テート美術館、ルーブル美術館、ボストン美術館といった世界有数の美術館とともに、人々がアートに触れる機会を増やしアートをより身近に楽しんでもらうための活動を続けています。
これまでの美術館との活動詳細はこちら:
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/feature/museum-project/