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最終更新日: 2015.07.15

中国 深圳の縫製工場Shenzhen Artigas Clothing & Leatherwareにおけるストライキについて(7/15更新)

株式会社ファーストリテイリング
株式会社ユニクロ
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株式会社ファーストリテイリングは、ユニクロの一部商品の生産を委託しているLever Style 社の縫製工場Shenzhen Artigas Clothing & Leatherware の従業員によるストライキについて、今年6月のストライキ発生時より、従業員の人権と雇用を尊重し、平和的に事態を解決するようLever Style社に求めてまいりました。弊社がLever Style社に要請している主な内容は、従業員との対話の継続、社会保障と労働条件の維持、そして雇用の継続です。以上の点について、Lever Style社から得た回答は次の通りです。

1)従業員との対話の継続:従業員はLever Style社が現工場を5km圏内の同じ行政区の新工場に移転させる意思決定をしたことに対し、ストライキを行っています。従業員は雇用契約を終了し、退職金を支払うよう求めています。この件に関して、Lever Style社側は工場経営者などが対話を呼びかけています。実際、すでに工場側と従業員の間では対話が実現しており、今後も話し合いを継続していく予定です。従業員がLever Style社にコンタクトできるよう、ホットラインも設置しています。
2)社会保障と労働条件の維持:移転に際し、従業員の給与および福利厚生などの労働条件はそのまま維持します。Lever Style社は社会保険料、残業代および未消化有給休暇について、法律で定められている責任を果たしています。ただし、新工場は現工場と同区内にあることから、移転に際し雇用契約を継続しない従業員に対する退職金の支払いは法律で定められておりません。
3)雇用の継続:移転に際し、解雇された従業員はおりません。Lever Style社は、ストライキを行っている一部従業員に対し、すでに新工場で働いている従業員とともに新工場で働くよう積極的に呼び掛けており、全従業員の雇用継続を目指しています。

ファーストリテイリングはサプライチェーン全体における人権の尊重、労働環境の改善を最優先課題のひとつと考え、企業の社会的責任(CSR)の取り組みを積極的に推進しております。今回のストライキに関しても、CSRの観点から事態を重く受け止めております。

弊社は本件の平和的な解決のためには工場側と従業員の対話ならびに合意が不可欠であると考えており、引き続きLever Style社に対して話し合いを積極的に進めるよう求めるとともに、速やかに事態を解決するよう強く要請してまいります。

 

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