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CSRアクション

最終更新日: 2015.01.11

中国のユニクロ取引先縫製工場および素材工場における労働環境に関する指摘について

株式会社ユニクロ
株式会社ファーストリテイリング
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香港を拠点とするNGO団体Students & Scholars Against Corporate Misbehaviour(以下SACOM)が1月11日に公表した報告書にて、ユニクロ商品の生産に係わっているDonguang Luenthai Garment Co., Ltd. および Pacific Textile Ltd.両社の工場における労働環境の問題点が指摘されています。これらは、株式会社ファーストリテイリングが中国広東省でユニクロ商品の縫製を委託しているDongguan Tomwell Garment Co., Ltd. および、縫製工場に素材を提供するPacific(PanYu)Textiles Limited両社の工場を指すものと考えられます。

ファーストリテイリンググループはこれまで、取引先工場と長期的な信頼関係を構築し、生産現場における人権の尊重と適正な労働環境を維持する取り組みを進めてまいりました。取引先縫製工場に対しては、2004年度に制定した「生産パートナー向けのコードオブコンダクト(CoC)」にもとづく定期的な労働環境のモニタリングを実施しています。また、直接取引関係のない素材工場に対しては、「素材工場向け環境基準」にもとづき、環境負荷の低減と従業員の健康・安全の確保を目的とした環境モニタリングを実施しています。これらの取り組みについては、CSRレポートなどを通して適切な情報開示に努めております。

昨年末にSACOMによる報告書の内容を把握した弊社は、この内容を重く受け止め、ただちに当該2工場に対して独自の調査を実施いたしました。その結果、誠に遺憾ながら、指摘された長時間労働などいくつかの問題点について事実であることが確認されました。一方、一部事実と認められなかった点、また、SACOMと弊社との間で認識に相違がある点については、継続調査を行うとともにSACOMに対しても対話を求めており、早期の対話実現を望んでおります。

事実であることが確認された問題点については、両社に対して早急に是正するよう強く要請しております。今後1ヶ月以内に改善状況の確認を行い、改善に向け継続的に協力してまいります。改善が認められない場合には、取引の見直しを含め厳正に対処いたします。同時に、弊社の労働環境モニタリングの実効性についても精査するとともに、現在は労働環境モニタリングの対象に含まれない素材工場に対しても、今後数ヶ月以内をめどにモニタリングの実施を検討してまいります。