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カンカンハット (Boater(英)、Canotier(仏))

カンカンハット (Boater(英)、Canotier(仏))

カンカンハットとは麦わら帽子の一種で、日本の造語です。英語ではボーター、フランス語ではカノティエといいます。

元々は、ボート選手などのために作られた帽子です。帽子が水しぶきで損傷するのを防ぐため、麦わらをつぶして編んで固く成型し、ニスなどで塗り固めて軽くて耐久性のある帽子に仕上げてあり、やがて一般の人たちにも定着しました。

クラウン(頭にかぶる部分)が浅く上部が平らで、プリム(つば部分)が水平に張り出したデザインです。ニスや糊で塗り固めてあり、叩くと「カンカン」と音がすることから、「カンカン帽」「カンカンハット」と呼ばれるようになりました。