‟誰もが安心して働ける職場“は人がつくる。
プラステには互いの個性を認め
尊重し合える仲間がいる。
鈴木
障がい者採用 (聴覚障がい)
2020年入社
私はプラステに入社する前、アパレル店舗で在庫管理や入荷業務を中心に担当していました。
それまでの経験を生かし、さらにステップアップしたいと考え、プラステに入社しました。
プラステでは、仕事がどうすればより良くなるのか、常に考えることを求められます。
以前、お客様が店舗でご購入を希望されていた商品が、店舗の在庫表上には商品があることが示されていたにも関わらず、バックルームを探しても見つけることができないといったことがありました。
商品を探している間、お客様をお待たせしてしまい、とても心苦しく思いました。
そこで私は上司に相談した上で、店舗に入荷する商品や量を事前に調べ、バックルームのどこに
どの商品がどのくらいあるのか、店舗スタッフが一目見てわかるよう工夫をしました。
すると、スタッフ達から「お客様の対応が迅速にできるようになった」「入荷や検品の作業をスムーズに行うことができた」といった声が寄せられるようになりました。
自分で考え、行動したことについて、良いことも、改善が必要な点も、上司や仲間がフィードバックをしてくれることで、アイデアが形になったときには、自分の仕事に喜びと自信がわいてきました。失敗を糧に、ふたたび挑戦してみる。その繰り返しこそが、いまの自分の成長につながっていると実感しています。
プラステはチームワークをとても大切にしている会社です。私は、店舗の仲間と一緒に働くことがいま、とても楽しいです。
私には、聴覚障がいがあります。職場の仲間と日常的な会話や業務のやりとりは、ほぼ筆談でのやり取りです。
プラステに入社した当初は、筆談でのコミュニケーションを職場が受け入れてくれるのか、とても不安でした。しかし、実際に働き始めてみると、スタッフのみんなが明るく接してくれ、手話で話しかけてくれるスタッフもいました。「おはようございます」「お疲れさまでした」といった日常のあいさつを手話で伝えてくれた時は、とても嬉しかったです。
それからというもの、まわりのスタッフが、どんどん新しい言葉を手話で覚えて私に伝えてくれるので、スタッフたちの手話の上達の早さに私のほうが驚かされました。また、仕事が忙しい時には、「大丈夫ですか?」と手話で労ってくれることもあります。いまでは、「品出しをしてください」といった業務の指示も手話で伝えてくれます。
コロナ禍以前は、口の動きで相手が言っていることを、なんとなく読み取って理解することもできたのですが、最近はマスクを着けているため、話をしているのかどうかもわかりません。このため、手の動きで相手の言葉が見えるととても安心しますし、店舗スタッフが一生懸命、手話を使って言葉を伝えようとしてくれることに感謝しています。
いま、私には目標があります。それは手話のできる販売員を全国のプラステの店舗に広げることです。プラステの服は、ファッション性が高く、着心地と機能性を兼ね備えたデザインと高い品質の素材でつくられ、あらゆる人の日常を豊かにします。
聴覚障がいのあるお客様にも、プラステの服の良さをたくさん伝えたい。手話での接客を通して、聴覚障がいのあるお客様に服を選ぶ楽しさを感じていただきたいと思っています。
これは大きな夢かもしれませんが、「夢」は実現し得る「目標」に変わると信じています。
プラステの仲間と共に、日々、努力を重ねてチャレンジしていきたいです。