ユニクロのグローバルブランドアンバサダー ゴードン・リード選手、ドイツで車いすユーザーと服のあり方を考えるパネルトークに参加
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ユニクロのグローバルブランドアンバサダー ゴードン・リード選手、ドイツで車いすユーザーと服のあり方を考えるパネルトークに参加
ユニクロは2023年2月に、グローバルブランドアンバサダーで、車いすテニスチャンピオンのゴードン・リード選手をドイツ ベルリンのグローバル旗艦店に招き、ユニクロのインクルーシブファッションプロジェクトについて、パネルディスカッションを開催しました。インクルーシブファッションプロジェクトは、ユニクロが2022年にドイツで試験的に開始した、LifeWearを身体障がい者の方々の日常的なニーズに合わせて改良する取り組みです。

このイベントは、低身長の人のためのファッションブランドAUF AUGENHÖHE(ドイツ語で「目の高さ」の意)と共同で行われ、リード選手とプロジェクトのメンバーが、これまでのワークショップの成果および衣服やアクセシビリティに関する自身の経験について話し合いました。
このプロジェクトについて、リード選手は次のように話しました。「(障がいの)種類はさまざまで、服に対するニーズもそれぞれに異なります。そのため、私たちは常に一人一人の体験から学び、柔軟に適応していくことを心がけなければなりません。その意味で、異なる視点を持ち寄り、どうすれば現状を変えることができるかを理解しようという、このようなプロジェクトやワークショップはとても重要です」
ワークショップに参加した車いすユーザーのひとりは、「ユニクロのような大きなブランドが、私たちに寄り添い、耳を傾けてくれることは、本当にありがたいです。ワークショップを通して、自分たちのことを理解してもらえたと感じました。ユニクロの次のステップを楽しみにしています」と話しました。
ユニクロドイツ、COOの桑原大和は、「LifeWearは、あらゆる人のための服(MADE FOR ALL)です。本プロジェクトを通じて、この理念にさらに近づき、車いすユーザーの方々のニーズやご要望に沿った商品を提供したいと考えています。AUF AUGENHOEHEという、この分野で豊富な知識と経験をお持ちのプロジェクトパートナーを得ることができたことをうれしく思います」と述べています。
ユニクロ インクルーシブファッションプロジェクト
インクルーシブファッションプロジェクトは、ユニクロが2022年にドイツで試験的に開始した、LifeWearを身体障がい者の方々の日常的なニーズに合わせて改良する取り組みです。このプロジェクトは、LifeWearの理念の一つである「MADE FOR ALL」のコンセプトに基づき、ユニクロがあらゆる人のための、真にインクルーシブなブランドとして、すべてのお客様の声に耳を傾け、より良い生活の実現に貢献することを目指しています。
2022年10月~11月の間に3回のワークショップを開催し、ユニクロの服をどうすればもっとインクルーシブでバリアフリーなものに変えていくことができるかを検討してきました。ベルリンのグローバル旗艦店にあるRE.UNIQLO STUDIOでは、車いす利用者7名と、ユニクロおよびAUF AUGENHOEHEのメンバーで、シャツ、ブラウス、ジーンズなどの商品を中心にディスカッションを行いました。