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リアルクローズ (real cloth)

ファッション業界で、リアルクローズとは、「現実的な服」、つまり「日常でも着られる服」のことをいいます。
高級既製服(プレタポルテ) は、1960年代にパリのオートクチュール・デザイナーが既製服を手がけ始めたのがルーツとされ、世界中に「プレタポルテ」の旋風が広がりました。装飾的なデザインが多いパリのプレタポルテが広がる一方で、1970年代になると、日常的に着いられて機能性があり着回しがきくニューヨークのデザインが新鮮に映るようになり、パリとの対比で使われたのが「リアルクローズ」です。 最近では、ファッション性と機能性、着まわしに加えて買いやすい価格帯であるファッションをリアルクローズと呼んでいます。