寄り道やまわり道はない。
これまでの
経験があって、
今のキャリアがある。

前田

エリアマネージャー
2013年入社

理想とする接客ができる。
だから店長とともに店舗を創っていきたい。

前職はメンズブランドの販売員として、百貨店の店舗で勤めていました。当時、百貨店に入っている個々のブランドショップのスタッフや店長とも懇意させてもらっていたので、それぞれの接客についても伺う機会がありました。中でもセオリーは、販売スタッフの知識が豊富で、ブランドに対しての愛着があり、お客さまのことを第一に考えた接客をする、私の理想とするスタイル。高価格帯の商品なのに、顧客満足度が高い理由も納得でした。

店舗に新商品が入ってくると、若手スタッフが中心となって、新商品の良い点をカードに書き出し、スタッフ同士で共有します。『生地に伸縮性があって、着やすい』など、5項目です。スタッフはその内容を覚え、お客さまに漏れなく伝えるようにしています。このような地道な活動を通じ、お客さまに商品の魅力を伝えることでファンを増やしているのです。

現在、私が担当している「エリアマネージャー」という仕事は、分かりやすくいうと店長の育成です。と言っても、店長の指導ではなくパートナー的存在です。店長がどうなっていきたいのか、目指しているキャリアプランなどを尊重しながらサポートしていきます。やはり、こちらの要望を一方的に伝えるだけでは、店長のアクションには結びつきません。店長の想いを理解して、やりたいことを後押ししていくことが大切です。それにより店長が強い意志をもって周りを巻き込んでいくことで、スタッフにもその想いが伝播し、店舗全体が一つになっていくのです。その結果、売上などが伸び、店長の自信に繋がった時はやりがいを感じますね。

公募制度で、自分のやりたいことにも
チャレンジできる

今年で入社8年目。エリアマネージャーに至っては半年しか経験しておらず、学ぶことも多いです。それでも、副店長や店長、そして営業、VMDなどさまざまな職種を担当して思うのは、それらの経験はすべて今の仕事に活きているということです。

成功体験よりも、苦労した経験のほうが、店長へのアドバイスに役立ちます。私のスタッフ時代のことを挙げれば、当時の店長に提案してもなかなか意見が通らず、諦めかけた取り組みがありました。しかし、ここで辞めれば形にできないと思い直し、店長に何度もかけあって、議論を重ね、最後は粘り勝ちで認めてもらいました。店舗のスタッフ全員で考えたものだったので、一体感をもって取り組め、売上にも貢献できました。

このような経験も、店長がボトムアップ型の意見にどのように対応すればいいのか悩んでいるときには、有効な助言となります。

色々な職種を経験したことで、自分の強みを再確認し、目指したいキャリアを明確にすることができました。どのポジションに行っても、信念を持って仕事ができる自信にもなっています。セオリーには店舗だけでなく、私のような本部の仕事もあり、社内公募制を利用することで、自身の目指すキャリアを叶えることも可能です。2年半前までやっていた「営業」は公募に挑戦して実現しました。やりたい仕事ができたほうが、意欲的に取り組めますから。

エリアマネージャーとして、どのポジションでも通用する
スキルを磨く

私たちの仕事は「お客さまのため」に何ができるかを考え、行動に起こすこと。それに尽きます。

パンツやニットのセットメニューの考え方も、「価格」ではなく、「お客様にどのような価値を提供するか」が、ベースになります。たとえば、「一番おすすめできるパンツは?」さらに「そのパンツに合わせるなら、どんな上着が必要なのか?」・・・と考えていき、一つひとつのアイテムを吟味していきます。

このようにしてセットメニューが組まれているからこそ、店舗に立つスタッフも、自信をもって提案することができるのです。エリアマネージャーとしては、現在28店舗の店長を担当しています。お客さまに喜んでいただけるより良い店舗を作っていくためには、伝える力を磨き、店舗の士気を高め、店長やスタッフだけでなく、店舗を支える他部署のメンバーも巻き込んでいく力を身に付ける必要があります。その部分が私の今の課題であり、克服すべきところです。しかし、ここで結果が出せれば、どのポジションに行っても、通用すると自負しています。今の目標は経営者になること。自分の実力を試すためにも、ぜひ挑戦してみたいですね。

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