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SPA (specialty store retailer of private label apparel)

SPAは、アメリカのファッション専門店GAPのフィッシャー会長が1986年に発表した「speciality store retailer of private label apparel」の頭文字を組み合わせた造語で、日本では「製造小売業」と呼ばれています。

フィッシャー会長はSPAの条件として、
①  創造性とデザイン性に富む商品を開発し、
②  それらを自らのリスクで生産し、
③  価格設定権をもち、
④  店頭ではコーディネートされた演出と、
⑤  知識ある販売員の第一級のサービスで提供すること、
と述べています。

日本では、90年代からアパレル企業や小売企業でSPA業態をが発達しました。

SPA企業は素材調達、企画、開発、製造、物流、販売、在庫管理など、製造から販売までの全ての工程を一貫して行う業態ですが、生産そのものは中国などの外部の生産企業に委託しているケースが多いです。