「クレリック」とは英語で牧師・聖職者のことで、その服装が黒の上着から白襟が立っていることから、衿が白く、身頃(みごろ)の部分と色違いになっているシャツをクレリックシャツと呼ぶようになりました。
1920年代に人気が高まり、もともとは白衿に身頃と袖が縦縞になっているもののみがクレリックシャツと呼ばれていましたが、今日では意味が広がり、身頃の色と同色の淡色にした衿とカフスの組み合わせもクレリックシャツといわれています。
欧米ではカラー・セパレーテッド・シャツ、ホワイト・カラード・シャツと呼ばれています。