メッセージ

世界一の会社は、世界一の本部から。/ループ執行役員 計画管理 購買 グループCFO補佐 徳永 敏久 世界一の会社は、世界一の本部から。/ループ執行役員 計画管理 購買 グループCFO補佐 徳永 敏久

◯プロフィール
都市銀行を経て、2000年中途入社。経理、財務、経営計画を経験し、2010年より上海赴任。
グレーターチャイナCFOを務めた後、2016年4月に計画管理部統括部長として帰任。
同年9月執行役員に就任。

3兆円ビジネスを動かせるか

経営計画、ファイナンスにおいて、ファーストリテイリンググループのグローバル戦略をどう達成していくかを考え、実行しています。もともとは、経営計画部、経理部、財務部、IR部というそれぞれの組織がありました。どの部も同じように全体を俯瞰して数字を見る部署にもかかわらず、当時は、横の連動がありませんでした。それらの部署を統合し、一つのチームとして仕事ができるようにしたのが、計画管理部です。全社の数字を連携して扱いながら、どこに事業の課題があり、どこにチャンスがあるかを見定め、成長につなげる仕事です。

グローバルの売上高では、3兆円という大きな目標があります。いまグループの成長の三本柱は海外ユニクロ事業、ジーユー、EC。この三つがきちんと成長することが、3兆円に行くポイントだと思います。海外ユニクロ、とくに中国は継続して成長していこうとしていますし、東南アジアの出店も拡大していく予定です。欧米はまだ高くない利益水準を改善していかなければいけない。また、ジーユーも伸びていますが、成長の踊り場みたいな壁をどう越えていくか。海外事業もグレーターチャイナには進出していますが、まだ始まったばかり。もっと成長していくための課題はまだまだあります。ECは年間でもかなりの伸びを示していますが、より一層の拡大が必要です。
こうしたビジネスに、計画管理部としてどう貢献していくか。いままでのようなペースで仕事をしていたら競争に勝てない、その危機感はものすごくあります。だからこそ、組織を大幅に構造改革し、強化しなければならない。これがいま、増員のため積極採用をしている理由なのです。

グローバルビジネスを
数字で正しくリードする

グローバルビジネスを俯瞰しながら、かつ、計画管理部のそれぞれのファンクションを圧倒的に高めていくことが重要です。たとえば、世界中から正しい数字がグローバルで共通の物差しでしっかりと出てくるように、基盤システムを統一しようとしています。勘定科目や計上のルールも細かい部分まで統一し、どこの事業がよくて、どこの事業がよくないのかを見ようとしています。グローバル企業として外部に数字を発信していくというIR情報でも、新しい国際会計基準の中でルールもどんどん変わっていますので、私たちがそのルールに適応しながら、投資家にきちんとした正しいルール、正しい数字を提供していかなければいけません。
P/Lで利益を出すことも重要ですが、やっぱりお金をどれだけ生み出していくか、キャッシュフローがどれだけ出るか。成長のための投資もしなければいけません。出店の投資もあれば、IT、物流などの投資も含め、ビジネスがどれだけお金を生み出し、どれだけ効率的なお金の使い方をするかが、成長の源泉です。Global Headquartersは、各子会社が正しい数字を出せるような体制や業務の仕組みを、かなり突っ込んでつくろうとしています。各市場の経理や管理の部門がきちんとした体制になるように、教育をしていく日本からの駐在員を多く育てたいと考えています。

リテールの現場は、より詳細に突っ込んだ課題認識やチャンス開発、問題解決もありますが、それがゆえに全体観が持てない場合もあると思います。その全体観をきちんと持って、会社全体が成長していくためにどこに課題があるか、どういう実行をすればいいかを数字をベースに各部門と一緒に課題解決していくことが理想です。シンプルな計画や経理、財務、IR業務ではなく、全体を俯瞰して会社が正しい方向に向かっているか、その成長が順調に進んでいるか、課題認識と課題解決にコミットし、会社の成長を自ら実感していく。それが私たちの仕事の本質だと考えます。

能動的で、スピード感ある仕事

私自身、銀行から中途入社しました。経理のポジションを探していましたが、経理というと縦割り型でカチカチッとしている会社がほとんどでした。もっと全体の数字がきちんと見られて、数字を見ながら課題解決するところまで踏み込んでやるには、いろいろなことにチャレンジさせてくれる会社がいい。そう考えていたところに出会ったのが、ファーストリテイリングでした。インターネット通販の立ち上げの時期で、経理だけでなくその管理機能全体をつくってほしいということで入社しました。早い段階で責任ある仕事をやらせてもらい、それもすごくチャレンジだったというか、知識もノウハウも足りない中で勉強しなければいけないことも多くありましたが、自分自身にとって非常に役に立った経験です。

この会社のよさは、自分で能動的に仕事を組み立てられることです。自分の頭で考え、自分でやりたい仕事をつくり、自分の成長を勝ち取る。それを能動的につくれるのが、たぶん私たちの会社だと思います。それと、スピード感。日々、「おおっ、こんなことがあるのか」という驚きを経験できる環境はなかなかないと思います。そういうことを楽しめる。ほかの会社に行ったらのんびりしすぎてしまって物足りないのではないか、そんな不安があるくらいです(笑)

一度きりの人生をどう生きるか。いつの時代でも、仕事を通して社会に貢献しながら自己実現できることが人生の充実だと思います。「こういうことをやりたい」という人は、世の中にたくさんいるはず。しかし、実際にそれができる会社はそう多くないのではないでしょうか。ファーストリテイリングは、「やりたいことがあるなら、やろうよ」という風土です。変革への投資、人への投資は惜しみません。3兆円という数字の達成だけでなく、働く人たちが最高に成長できるグローバル企業でありたいと考えています。

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