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Gグローバルリーダー社員
事業特別報奨

グローバルリーダー社員 事業特別報奨

事業特別報奨

私たちの会社から次々と創業者を生みだしていきたい。
その創業者精神を育む取り組みが事業特別報奨です。
新たな事業に挑み、めざましい成果を上げた事業功労者を「ズバ抜けた」報奨で称えます。
報奨金額の限界はありません。
「2億円では足りない」そんな世の中を変えるような新規事業を期待しています。
※その事業に原則5年以上携わっている役員・社員が報奨されます。

報奨金額100万円〜2億円対象:店長〜経営
報奨実績ユニクロ中国事業(2012年)
ジーユー事業(2012年)

潘寧

経営することは、
矛盾の解決。

  • 潘寧
  • UNIQLO CHINA CEO
  • 北京出身
  • 日本の大学・大学院卒業後、1995年ユニクロ入社。
  • 店長、生産部門、事業開発などを経験し、
  • ユニクロの中国事業、香港事業を立ち上げ、
  • 現在まで代表者を務める。

ユニクロの中国初出店は2002年でした。市場に対する研究不足で、大衆にターゲットを置いたため、価格競争の泥沼にはまってしまいました。ブランディングどころか事業縮小となり、僕も途中で日本に戻って事業開発部に異動することになりました。自分の生まれた中国で大失敗し、日本に帰ったのです。挫折でした。市場戦略を根本的に間違った反省が、ずっと心の中にありました。
2005年、もう一度チャレンジしたいと香港市場に臨みました。香港は非常に家賃が高く、売上げに占める割合は日本と比較になりません。常識的には小さい店を出せば、家賃の投資額は減らせますが、ユニクロは大型店でフルラインナップを表現し、お客様に商売の全体像を表現できる道を選びました。ただ、僕が見つけてきた物件は人通りも少ない、さびれたモールの3階でした。大規模なモールではありませんが、「小さな金魚鉢に大きな金魚が入っていれば目立つんじゃないか」と思ったのです。

中国授業は2020年。売上高1兆円を目指す。

家賃交渉もねばり強く続け、当初よりだいぶ低い家賃の仕組みに決まりました。それから、香港の人の収入は日本の7割くらいですが、商品の価格も日本並みに設定し、日本に好感をもつ香港の人に「上質な日本のブランド」というポジショニングにしました。中国進出初期と正反対の市場戦略です。結果、ユニクロ香港は大ブレイクし、初年度から黒字を達成することができました。 経営することは、矛盾の解決。だからこそ悩むわけですが、仮説をいろいろ立てて何度も検証しながら一歩一歩確実に前進する行動をとっていくことだと思うんです。今は中産階級をターゲットにして急成長している中国事業。どんなに大きくなっても、日常の現場とリンクしながら経営していきます。

柚木 治

二度と会社を
つぶしてなるものか。

  • 柚木 治
  • ジーユー 代表取締役社長
  • 総合商社、外資系金融会社を経て、
  • 1999年ファーストリテイリング入社。
  • 事業開発部長、野菜事業の立ち上げ・清算、
  • マーケティングや人事の執行役員などを経験し、
  • 2008年よりジーユー事業を担当。

自分は優秀だと思っていたんです。経営ができる、と。野菜の事業をどうしてもやりたくて新会社を立ち上げました。結果は大失敗。会社をつぶして、いかに自分が無能だったか、悟りました。社員や農家やいろいろな人の期待をことごとく裏切り、情けなく、つらかった。26億円の損失を出しました。責任を取ろうと、辞表を胸に柳井社長に会いに行ったら、開口一番、「柚木君、辞めようなんて思ってないよね。お金はきっちり返してね」と言われ、思いとどまりました。
もう経営者なんてやるまい。自信喪失していたところに、当時ジーユー事業をやっていたグループ会社社長の中嶋修一さんが声をかけてくれました。「1回失敗したくらいで、そんなの、最初からうまくいくわけないんだから。一緒にやろうよ」と。本当にうれしかった。失敗した人間が行くのはどうかとずいぶん迷いましたが、中嶋さんのサポートに全力を尽くすと決めて、副社長としてジーユーに来ました。最初は大赤字です。990円ジーンズの大ヒットで生き残りました。ところがその後、中嶋さんがユニクロに戻ることになってしまい、またジタバタしましたが、最後は自分がやるしかないと腹を決めました。
社長を引き継いだとたん、また大不振に陥りました。そこでもう一度、自分たちが欲しい服はなにかを考えました。ユニクロより安いからって我慢して人は着ない。そこから思い切ってファッションに大きく舵を切っていったんです。みんなが商品を信じて、本当にがんばってくれて、おかげで売上げは100億、200億、300億、500億円と成長しています。海外への挑戦権を手にするところまでようやく来ました。会社をつぶすのはもう絶対いやです。この事業特別報奨のように、創業者精神を育てる風土の中、全員一丸となって事業に取り組めることに感謝しています。

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