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【Story】ファッションEC時代。実店舗を武器とするユニクロは、どう戦うか。

世界中の約13万人のスタッフと世界的IT企業を巻き込んだ技術革新への挑戦。

もっとたくさんの人にユニクロ、ジーユーのを着てもらうためにはどうすればいいか?ファッション業界で加速するEC化。実店舗を強みとする私たちファーストリテイリングは、1つの大きな課題に向き合っていた。

そこで取り組んだのが、「StyleHint(スタイルヒント)」というコーディネートアプリの開発。世界的IT企業との協働により、画像認識技術を活用した検索機能の搭載に成功。ユーザーがたった1枚写真を投稿するだけで、世界中のあらゆるスタッフやインフルエンサーのコーディネートを検索でき、自分自身のファッションの参考にできるサービスを実現させた。

世界中のあらゆるステークホルダーを巻き込んだこの取り組みは、IT企業ではないファーストリテイリングが新たなデジタルサービスの開発に挑むという、非常に大きな挑戦でもあった。

ECという、ファーストリテイリングの新たな強みの獲得。

「StyleHint」の画期的なもう1つの取り組み。それは、ユーザー自身が自分の欲しい洋服に類似したユニクロ、ジーユーの商品を確認し、該当する商品をオンラインストアから簡単に購入できる仕組みを取り入れたことだった。

ユーザーは、実際に店舗に足を運ばなくても自分のイメージ合う商品を簡単に購入でき、スムーズに手元に届く。この仕組みの確立により、消費者の利便性を高め、ECでの新しい購買体験を提供している。もはや、ファーストリテイリングの強みは実店舗だけではない。ECも本業。社員誰しもがそう確信した。

2019年にローンチした「StyleHint」は20代女性を中心にあらゆる層の方に活用され、今ではファッションアプリを代表するサービスの1つを目標にサービスを開始している。もっとあらゆる人の服のプラットフォームになるために、服で、世界中の人々を幸せにするために。私たちの挑戦は終わらない。