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【インターンシップ体験記】グローバル出店開発部
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Global Business Internshipに参加した理由
世界のさまざまな国・地域に出店するファーストリテイリングの「地域特性に応じた店舗開発」に魅力を感じたからです。
最初にファーストリテイリングの店舗に興味をもったきっかけは「ユニクロ 心斎橋店」でした。にぎやかな心斎橋の街に、全面メディアファサードという斬新なデザインの店舗が溶け込んだ様子にとても惹かれました。そこからユニクロの店舗を調べていくうちに、さまざまな地域でその街独自のコンセプトをもった店舗を出店していることを知り、出店開発の全貌を学びたいと感じたため参加しました。
インターンシップで取り組んだ内容は?
インターンシップを通じて出店開発の一連の流れを学ぶことができました。主に取り組んだこととしては実際の店舗における竣工検査の立ち会いやサステナビリティ・地域共生についての講義、図面会議・案件議論会への参加などです。
そして、1カ月のインターンシップを通じて学んだことを活かし、実際に出店が予定されている新規店舗の出店計画の提案を行いました。竣工検査の立ち会いでは現場の中で課題を見つけ出し、開店に向けて議論する様子を体感することができ、サステナビリティと地域共生についての講義では、店舗設計や出店戦略を学ぶことができました。
また、図面会議・案件議論会では、建物全体の配置計画から細部の納まりまで、幅広い議論を通じた設計現場のリアルを体感することができました。最終提案ではさまざまな社員の方からアドバイスをいただくことができ、想像以上に実践的な課題に取り組むことができました。
プログラムの中で最も価値のあった経験は?
最も価値のあった経験は、1カ月のインターンシップを通じた学びを活かして行った、店舗出店の提案です。具体的な出店場所が定められてはいたものの細かい指定はなく、本当に自由に考えることができる課題でした。
その中で、「その地域で出店する意義」「ファーストリテイリングが出店する意義」といった要点を踏まえながら課題を進めていきました。課題に取り組み始めた当初は、コンセプトを定めることができず、提案が進まない状態でした。そんな中、チーム内の社員の方から「社長になった気持ちでこの提案を考えて」といったアドバイスをいただき、自分たちなりの自由な発想を発揮することができました。
提案を決めていく上では、インターンシップで学んだサステナビリティや地域共生への取り組み、設計原理やブランディングを意識することで1カ月の学びの集大成とすることを意識しました。その結果、地域特性を生かしたファーストリテイリングならではの店舗の提案を行うことができました。
こんな人におすすめ!
建築学を専攻している方はもちろんですが、新たなことに挑戦する意欲がある方なら専攻分野に関わらずおすすめです。
インターンシップで体験できる内容としては専門的な話だけではなく、ファーストリテイリングという会社が何を目指し、何に挑戦していくかなどを知ることができ、建築以外の学びもかなり多いです。また、建築以外の視点から物事を考える機会が多くあり、提案を行っていく中でもさまざまな学びが活きてくると思います。少しでも興味があれば、ぜひ参加してみてください。