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責任ある調達

最終更新日: 2019.02.28
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サプライチェーンにおける責任ある調達を実施するためのガイドラインを策定し、ファーストリテイリングと取引先工場が一体となって生産活動を進めています。

責任ある調達方針

ファーストリテイリングが適切な手順で発注を行うことで、取引先工場の労働環境や労働者の人権を守っています。責任ある調達を推進するために、調達方針と業務内容に即したガイドラインを策定しています。 調達方針として、3つの原則を掲げています。

1) 私たちは、取引先工場の従業員の健康や安全、人権、法律で保障された権利を守り、生活および労働条件向上に貢献します。
2) 私たちは、取引先工場が当社との取引を通じて、事業を安定的に拡大し、企業として成長するよう支援します。
3) 私たちは、適正なプロセスで生産した商品の提供を通じて、お客様の期待に応えます。

責任ある調達の実践には、生産部などの調達関連部門が適切な手順で業務を行う必要があります。そのため、ガイドラインには具体的な業務手順を明記しています。また、このガイドラインをもとに、生産部などの調達関連部門の従業員に対して定期的にトレーニングを実施しています。2018年は、ファーストリテイリンググループ各ブランドのマーチャンダイジング、マーケティング、R&D、生産などの担当メンバー延べ480人に対してトレーニングを行いました。

責任ある調達の推進体制

毎週の工場訪問で直接、取引先工場の現場を把握し、改善指導を実施

責任ある調達(適正な労働環境と正しい生産プロセス)を実現するためには、ファーストリテイリングと取引先工場が一体となって生産活動を進める必要があります。ファーストリテイリングの生産事務所がある上海、ホーチミン、ダッカ、ジャカルタ、イスタンブール、バンガロールには、品質や生産進捗管理を担う生産部の従業員が約500人常駐しています。そのうち工場担当者は、毎週、担当の取引先工場を訪問して、直接自分の目で工場の現場を把握し、正しい生産プロセスへの改善指導などを行っています。

生産事務所にサステナビリティ専任チームを配置

上海、ホーチミン、ダッカ、ジャカルタの生産事務所には、取引先工場との取り組みを専門とするサステナビリティ部の専任チームが常駐しています。取引先工場における労働環境モニタリングの管理、改善に向けた対策へのアドバイス、工場現地での改善指導などを行っています。

生産部に対する教育を実施

取引先工場の生産管理を実施している生産部の従業員に対して、「生産パートナー向けのコードオブコンダクト」のほか、国ごとの法令、アパレル業界全体の課題、生産業務におけるサステナビリティ課題などを定期的に教育するプログラムを設けています。サステナビリティ部の担当者が、各生産事務所で日常業務に則した実例を使いながら説明を行っています。

公正な取引の推進

「企業取引倫理委員会」が取引を審議

ファーストリテイリングと取引先工場の取引において重要な問題が発生した場合(例えば、不良品の発生、納期遅延など)、その問題を「企業取引倫理委員会」に上程し、責任割合や取引見直しなどを審議します。「企業取引倫理委員会」の委員は、社外監査役などが務めています。

主要取引先向けに年1回のアンケートを実施

公正な取引を推進することを目的に、主要取引先向けに年1回のアンケートを実施しています。2017年度からは、責任ある調達に関する項目を追加しました。例えば、取引先工場の労働環境や人権が守られた発注方法が行なわれているか、適正な価格設定が行われているかなどの項目です。アンケート内容で改善が必要だと判断された場合は、サステナビリティ部が取引先とファーストリテイリング側の双方にヒアリングを実施し、問題がある場合は「企業取引倫理委員会」に上程されます。

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