CONCEPT MESSAGE

WORK
時代を先取りし続ける仕事、MDの1日って?

──FR(ファーストリテイリング)に入社した経緯を教えてください

物心ついたころから、海外に興味を持っていたことが大きいですね。将来は世界で活躍するような人になりたいと、強く思っていました。

当時から、青年海外協力隊の活動や世界の恵まれない子どもたちを支援して世界水準を上げることにすごく興味があって、必ず世界に行きたいという思いがありました。

高校生くらいからは、日本の企業を世界に広める仕事につきたいなとも考えるようになり、「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」という企業理念を持つFRなら実現できる、と思ったんです。

就職活動を始めた当初は、特に業種を絞らず旅行会社や外資系企業などを受けていました。

──岩切さんはもともと店長をされていて、MD(マーチャンダイザー)に配属されたと伺いました。現在、取り組まれている仕事の内容やおもしろいと感じるのはどのような点でしょうか。

業務の内容は大きく分けて「直近商売」「中期的商売」「長期的商売」の3つが軸です。

具体的にいうと、たとえば直近商売は、商品がどれだけ売れているかを分析し、それに応じて店舗レイアウトを変えたりするもの。中期的商売は、今季の秋冬商品の企画。そして長期的商売はさらに来季の春夏商品の企画など、0から1を作り出すイメージです。ほかに、デザイナーやパタンナーと商品の色や次のトレンドについて英語でミーティングすることもあります。

入社後2年半は現場で店長を経験しましたが、当時はひとつの商品がどういった経緯でどれだけの人が動いてできているのかなんて、わかりませんでした。MDになって初めて会社の仕組みや、動きが見えるようになりましたね。

今までと違い、自分の決断が全社に波及するという責任もありますが、大勢のチームで動くおもしろみも感じています。

──岩切さんが思う、MDに求められる能力を教えてください。

「探求心」、「理解力」、「ロジカルシンキング」、「人を巻き込む力」の4つですね。

MDは他部署と関わることが多いので、売場や数字のことなどは明確な根拠をもって、納得してもらうように話さないといけません。

その際、相手の状況をしっかり理解していないと物事がうまく進まない。「人に伝える」ことの難しさを感じますが、難しいからこそのやりがいもありますね。

「数字が根拠。数字は裏切らない」がモットーです。

──日々心がけていること、今後の目標を教えてください。

MDは時流を先読みする仕事なので、社外の情報に敏感である必要があります。

そのため、ファッションに限らず経済的な情報や世の中の動きなど、できるだけ多くのジャンルから情報を集めるようにしています。

新聞や雑誌、広告・CM、街行く人たちなど、街中のありとあらゆるものに目を向けて、気になったことは専用ノートにメモ。

他のお店でお客さんの目線がどこへ行っているかを見ていると、非常に勉強になりますね。

他部署の方と関わることが多い分、今後は素材やデザインなどに関する専門的な知識もつけていかなければと思っています。

将来的には、日本に留まらず世界でMDをしたいと思っています。

自分たちが作るFRの服で世界水準を上げたい。これを確実に達成するため、今はひとつずつ丁寧に自分のできることを積み重ねていきたいですね。

そのため、業務内容の整理や自己学習などMDについての勉強も欠かさず続けていきたいと思っています。

1日のスケジュール(ある日の月曜日)

Q. 仕事する上で欠かせない相棒は?

A.電卓と手帳。
電卓はこれがないと生きていけないというくらい(笑)。手帳にはその月の気づきや目標を書き込むのが大学時代からの習慣です。

Q. どんな学生でしたか?

A.チャレンジすることが大好きな学生。
大学時代に始めたダンスサークルのイベントを企画したり、イギリス留学時代には東日本大震災のチャリティーイベントを開催したりしたことも。

Q. いま夢中になっていることは?

A.仕事!
自分ができないことを改善していくのが一番楽しいですね。

Q. 一週間の休暇があったらどう使う?

A.NYに行く。
NYは多様な文化がミックスされている最先端の場所。いろいろな価値観に触れたいです。

Q. 学生時代の自分に一言声をかけるとしたら?

A.制約をかけず、もっと自由に色んな人に会いに行こう!