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【海外インターンシップ】
GLOBAL STUDY PROGRAM(後編)

ついにGSPも最終日。ロンドン経営陣への最終プレゼンテーションの様子をお伝えします。

最終プレゼンテーション。コンセプトは、
「ユニクロ観光地」「ユニビル」「Super LifeWear」

1

参加者たちは、朝から議論を繰り返していた。
前日のフィードバックをどう生かすか悩むチーム。議論が白熱して思わず言い合いになるチーム。アイデアが出ず、沈黙するチーム。
どのチームのホワイトボードも、議論した内容がびっしり書き込まれている。
発表の時間が近づいて来た。
プレゼン用のパワーポイントに何度も修正を加える。話す内容を声に出し、繰り返し練習する。最後の最後まで準備はつづいた。

時間が来た。いよいよ、これまでの集大成の発表だ。
桑原、内藤、寺師。そして参加者全員が見守るなか、最初のチームが前に出る。緊張した表情で話し始めた。

2

「私たちの提案コンセプトは『ユニクロ観光地』です」
発想のもとは、1日目の市街調査にあった。歩き疲れたときに、街には休めるベンチがなかった。トイレも少ない。
困っているのは、きっと自分たちだけじゃない。観光客も同じだ。
そうだ。ユニクロの店内にくつろげるスペースをつくろう。
ロンドンの観光名所やおすすめスポットを紹介する仕掛けもつくって、ユニクロを観光客が集まる「地域のインフォメーションセンター」にしよう。
地域の活性化にもつながり、地元の人たちにも貢献できる。集まった人にユニクロの商品も体感してもらおうというアイデアだ。
加えて、「実は311店の屋上戦略も考えてきました」と、提案したのは「足湯祭り」。
屋上に足湯場とBBQや立ち飲み屋を出し、観光客にも地元の人たちにも集まってもらう。
ウルトラライトダウンなども試着してもらい、暖かさを体感できる。夏でも夜は肌寒いロンドンにぴったりの企画だ。
「ただのチェーンストアではなく、地域性による唯一無二をつくりたい」そんな意志が込められたプレゼンテーションだった。

次は、前日もっとも厳しいフィードバックを受けていたチームの発表。
「新しさが足りない」と言われた提案を、1日でガラリと変えてきた。しかも、かなり大胆な発想で。
「『ユニビル』という、ユニクロの商品を楽しく体感できるビルをつくります」

3

お客様への店頭インタビューで、気づいたことがあった。
人によってユニクロのイメージが、かなりバラバラだった。ロンドンではユニクロのことが正しく伝わっていないのだ。
「店舗を、服を売る場というよりも、服を楽しみながら正しく理解してもらう場にしよう」
考えたのが、「ユニビル」だった。
ユニビル内では、さまざまなエンタテインメントが味わえる。
「ユニコレ」は、ファッションショー。服のクオリティとリーズナブルな価格のギャップを楽しんでもらう。
「ユニムビ」は、リラックスできる服でゆっくりと映画を楽しめるシアターだ。
「ユニスタ」では親子でスポーツを楽しめるスタジアム。AIRismやスポーツウェアの機能性を体感できる。
ユニークなアイデアのヒントは、2日目の夜、街に遊びに出たときに見つけたという。
「ロンドンで人気のおもちゃ屋を見に行ったんです。そこでは、スタッフたちがおもちゃを使ったパフォーマンスで、お客様たちを楽しませていました。これだ!と思ったんです」

そして、最後のチームの提案が始まる。
「私たちの10年後の理想は、『ユニクロのインフラ化』です。水や電気のように、ロンドン中の人たちがユニクロの服を使っている。そんな未来をつくりたいんです」
お客様60人分のアンケートを集めて分かったのは、ユニクロの「LifeWear」というコンセプトがまったく伝わっていないということ。
「LifeWear」を、分かりやすく伝えるアイデアはないか?
そんな考えから生まれたのが、「LifeWear」を超える「Super LifeWear」というアプリの開発だ。

4

スケジュールや天候、交通手段、ファッションのトレンドなどから、毎日着る服を提案してくれる。
FRがもつユニクロ以外のブランドとも手を組み、幅広いバリエーションでコーディネート。
TVやSNSとも連動させ、老若男女すべての人々の生活にぴったりと寄り添う。
しかも、アプリから得たビッグデータをもとに、さらなるサービス改善と商品開発が実現できる。
これまでのユニクロを超えるユニクロを目指した提案だった。

「なんでもっと早く来てくれなかったのか!」
世界で戦う経営者が、声を上げた。

すべてのプレゼンテーションが終わった。3チームは、ロンドンで経験したすべてを出し尽くした。
桑原、内藤、寺師の反応は?

結果は、大絶賛だった。
「昨日の中間発表よりも驚くほど良くなっていた!」と、寺師。
桑原は「よく一晩でここまで!午前中にパリのユニクロとTV会議したばかりの企画もあった。すでに議論の内容が、私たちと近づいている」と微笑んだ。
「『これ、もらい!』というアイデアがたくさんあった。何でもっと早く来てくれなかったのか!」内藤からはそんな嬉しい言葉をもらった。

5

笑顔を浮かべたり、ほっと肩をなで下ろしたり、お互いの頑張りを讃え合ったり。
参加者たちは、世界で戦う経営者から評価されたことを喜んだ。

そして最後に、桑原からのメッセージが伝えられる。
「目の前の現実に追われて、ふだん考えられなかったアイデアを提案してくれたこと、心から感謝します。皆さんの案を聞いて、やらなきゃ!ということがどんどん沸いて来ています。できる、できないから入ると発想が小さくなってしまう。でも、それではイノベーションは起きない。ユニクロは世界的には無名のベンチャーなんです。だからこそ、変化を恐れずにやらなきゃいけない。皆さんも『こうあるべきだ』という理想を追求しつづけてほしい」

6

そして、こんなことも言い残した。
「3チームの提案は、ひとつにまとめることができるはず。そうすれば、もっといい提案になると思う」
後日談がある。3月17日におこなわれたGSP成果発表会。
ロンドンチームは役員陣たちの前で、「ユニクロ観光地」「ユニビル」「Super LifeWear」を融合させた新しい戦略を、本当に提案したのだ。
桑原の期待は現実になった。

「人生でいちばん考えた1週間でした」
「来年もう一度、チャレンジしたい」

あっという間の4日間だった。すべてのプログラムを終え、参加者たちはこんな感想を話してくれた。

「21年間でいちばん頭を使った4日間でした。つらかったけど、楽しかった」
「変化しつづけることが本当の安定ということを学んだ」
「今までのインターンは、その会社のこと、就活のことで終わっていたけれど、GSPは違った。将来仕事をしたときに絶対役立つと思う」

そして、最年少、大学1年生の参加者はこう言った。
「正直、最初はFRに興味はなかった。でも、国籍のちがうスタッフが全員で世界一を目指している姿を見て、すごいと思った。ロンドンに来て本当によかった。来年、もう一度GSPに行きたい」

16人がこれから、FRに入社するかどうかは分からない。
でも、どんな就職、どんな人生を選択したとしても、ロンドンでの経験はきっと無駄にならない。
「私は世界に、何ができるのか?」という問いに真剣に向き合った日々は、彼らの新しい可能性を広げるものであったはずだ。
最後のフェアウェルパーティーに向かう16人の表情は、少しだけ成長して見えた。

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