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難民支援

最終更新日: 2017.03.31
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本業を通じた難民支援活動を展開

難民キャンプファーストリテイリングは、企業理念「FAST RETAILING WAY」からつながる「高い倫理観を持った地球市民として行動」をしたいという思いから、2006年より、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)(※1)と協働し、世界規模の社会課題である難民問題に対して、「全商品リサイクル活動」を通じた衣料支援活動などを行っています。私たちにできることは少しずつですが、着実な一歩を進めていきたいと考えています。

2011年、ファーストリテイリングはUNHCRとアジア企業初のグローバルパートナーシップを締結。2015年には、深刻化する難民問題を受けて、当パートナーシップを強化しています。

※1 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR):1950年に設立された国連の難民支援機関。難民・避難民を国際的に保護・支援し、難民問題の解決に努めている。1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞。スイス・ジュネーブに本部を置き、世界各地で活動を展開している

「難民雇用」をユニクロ事業で展開

店舗でのインターンシップUNHCRとのグローバルパートナーシッププログラムの一環として、国内ユニクロ事業では、日本で難民認定を受け、定住が認められた難民とその家族を対象に、就業体験の場を提供することで、自立を支援する難民雇用プログラムを行っています。

2011年に開始して以来、受け入れ人数の拡大を図るとともに、雇用後のサポートにも注力しています。たとえば、サステナビリティ部などが店舗を訪問し、仕事の不安や今後のキャリアについてアドバイスを行うなどしています。また当プログラムを通じて入社した従業員が本社に集まり、当人同士による悩み相談や、ベストプラクティスの共有を行うスタッフコンベンションを、定期的に開催しています。2016年1月に開催したコンベンションでは、売り場や素材について知識を深めたり、キャリアアップに向けて目標やアクションプランを立てる研修などを実施。また店長同士の意見交換も行い、「難民雇用」について理解浸透を図っています。

単に雇用するだけではなく、長く働けるようサポートも行うこの取組みは、日本に定住する難民の自立支援を行うRHQ支援センター(難民事業本部)からも、高い評価をいただいており、今後も、取組み拡大を目指していきます。

難民の女性たちに生きる力を

難民支援活動03

難民は、生まれ育った土地を追われ、厳しい生活を強いられています。FRは、UNHCRと連携して、難民が逃れる先の土地でよりよい生活を送ることを支援するための、ユニークな取組みも進めています。フランスの高級ファッションブランド「オランピア・ル・タン」とともに、難民女性が新たなスキルを学ぶ機会を提供し、自立を支援するプロジェクトを開始しました。

これは、マレーシアで暮らす難民女性たちが、ユニクロと「オランピア・ル・タン」のコラボレーションによるトートバッグにつける、ワッペンの刺繍作業を担うことで、生活に必要な収入を得るだけでなく、仕事のスキルも学ぶことができます。トートバッグは世界各地のユニクロ店舗で販売され、収益はすべてUNHCRを通じて、難民の自立支援活動に役立てられます。2,000個のバッグがわずか数週間で完売するという成功を収め、プロジェクトの意義とともにソーシャルメディアを通じて世界中に拡散されました。

FRは、2016年から3年間にわたり、UNHCRに対し総額1000万ドルの支援を実施しています。そのうち約550万ドルは、マレーシア、インド、ネパール、イランの難民の自立を支援するプログラムに充当されます。

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