HOME > サステナビリティ > 地域社会とともに > 難民支援

難民支援

最終更新日: 2016.04.26
to English page

本業を通じた難民支援活動を展開

難民キャンプファーストリテイリングは、企業理念「FAST RETAILING WAY」からつながる「高い倫理観を持った地球市民として行動」をしたいという思いから、2006年より、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)(※1)と恊働し、世界規模の社会課題である難民問題に対して、「全商品リサイクル活動」を通じた衣料支援活動などを行っています。私たちにできることは少しずつですが、着実な一歩を進めていきたいと考えています。

2011年、ファーストリテイリングはUNHCRとアジア企業初のグローバルパートナーシップを締結。2015年には、深刻化する難民問題を受けて、当パートナーシップを強化しています。

※1 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR):1950年に設立された国連の難民支援機関。難民・避難民を国際的に保護・支援し、難民問題の解決に努めている。1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞。スイス・ジュネーブに本部を置き、世界各地で活動を展開している

「難民インターンシップ」をユニクロ事業で展開

店舗でのインターンシップUNHCRとのグローバルパートナーシッププログラムの一環として、国内ユニクロ事業では、日本で難民認定を受け、定住が認められた難民とその家族を対象に、就業体験の場を提供することで、自立を支援する「難民インターンシップ」を行っています。最大6カ月間、店舗でインターンシップの機会を提供。インターンシップ終了後、希望者には、店舗スタッフとして本採用される道も開かれています。2015年11月現在、インターンや正社員などさまざまな雇用形態で合計13名が勤務しています。

2011年に開始して以来、受け入れ人数の拡大を図るとともに、雇用後のサポートにも注力しています。たとえば、CSR部などが店舗を訪問し、仕事の不安や今後のキャリアについてアドバイスを行うなどしています。また当プログラムを通じて入社した従業員が本社に集まり、当人同士による悩み相談や、ベストプラクティスの共有を行うスタッフコンベンションを、定期的に開催しています。2016年1月に開催したコンベンションでは、売り場や素材について知識を深めたり、キャリアアップに向けて目標やアクションプランを立てる研修などを実施。また店長同士の意見交換も行い、「難民インターンシップ」の取組みについて理解浸透を図っています。

単に雇用するだけではなく、長く働けるようサポートも行うこの取組みは、日本に定住する難民の自立支援を行うRHQ支援センター(難民事業本部)からも、高い評価をいただいており、今後も、取組み拡大を目指していきます。

グローバルパートナーシップの強化

難民支援活動03

ファーストリテイリングは、より包括的に世界の難民・避難民問題の解決に貢献するため、2011年にUNHCRとアジア企業初のグローバルパートナーシップを締結。「衣料支援」「緊急支援」「自立支援」「啓発活動」の4つを柱に活動を続けてきました。さらに深刻化する情勢を鑑み、民間企業として一人でも多くの難民に必要な服と生きる希望を届けるため、2015年11月、UNHCRとのパートナーシップを強化。新たに実施するのは、3年間で総額1,000万USドル(約12億円)の拠出(緊急支援と難民の自立支援プログラム)、ユニクロ店舗で難民雇用を100名に拡大、バルカン半島諸国やアフガニスタンへの衣料(極暖ヒートテックなど)約15万点の寄贈、の3つです。また「全商品リサイクル活動」を拡大し、ユニクロとジーユー全店舗で、服の回収を強化する「1000万着のHELP」プロジェクトを開始しました。

今後は、さらに迅速な衣料支援に向けた備蓄倉庫の増設、疑似店舗型の衣料配布センター構想の実現など、難民を取り巻く情勢、およびニーズの変化を踏まえ、服のビジネスを通じた包括的支援を実施していきます。

ページトップへ