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バングラデシュの安全性確保の取組み

最終更新日: 2015.10.30
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バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全性確保に向けた取り組みの進捗について(2015年10月30日公開)

ファーストリテイリングはバングラデシュにおいて工場安全性確保のための取組みを進めております。その進捗は以下の通りです。

自主検査

①防火検査

2013年5月、バングラデシュの全取引先工場を対象に、専門監査会社による防火体制検査を実施いたしました。2013年12月にはフォローアップ検査を実施し、指摘事項の改善状況を確認いたしました。その後の改善活動の結果、2015年10月時点で、初回検査で検出された550件の指摘事項のうち、アコードの定める検査で検出された指摘を除く全てについて改善の完了が確認されました。

※Accord on Fire and Building Safety in Bangladesh(バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全に関する協定)

②建設物の安全性検査

2013年9月には、日本の検査会社と連携し、弊社取引先全工場に対し建物の安全性検査を実施いたしました。検査の結果、建物の急な崩壊を招くような重大な問題は検出されませんでしたが、修繕や追加調査が必要な指摘事項は84件検出されました。2015年10月時点で、アコードの定める検査で検出された指摘を除く全てについて改善の完了が確認されました。

「バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全に関わる協定(Accord on Fire and Building Safety in Bangladesh)」の取組み

2013年8月、ファーストリテイリングは、ビルの崩壊や火災事故から縫製工場の労働者を守る事を目的とした「バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全に関わる協定(Accord on Fire and Building Safety in Bangladesh)」に署名いたしました。

2015年4月時点で弊社と取引関係にある全ての工場に対してアコードの定める検査が完了しています。2015年10月時点でその全ての工場から改善に向けたアクションプランが提出されており、64%の工場にて改善の完了を確認するための2度目の検査を実施いたしました。その結果、初回の検査で検出された指摘事項のうち、40%について改善の完了が確認されました。

アコードの期間満了まで残り2年半となりましたが、ファーストリテイリングは取引先工場に対し期間内に全ての改善を完了するよう、引き続き求めてまいります。またアコードで合意されている通り、各取引先工場における安全衛生委員会の設立についても合わせて確認してまいります。この委員会は各工場における継続的な改善および安全衛生に関わる問題の再発防止に欠かせない仕組みとなっております。

ファーストリテイリングは、重要な生産拠点の一つであるバングラデシュにおいて、アコードの署名企業としてアコードや加盟他ブランドと密に連携しながら工場の労働環境改善に積極的に取り組んでまいります。また、モニタリングや検査にとどまらない、バングラデシュ縫製産業の持続的な発展に向けた取組みを推進してまいります。今後の指摘事項の改善状況や安全衛生委員会の設立状況については、「バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全性に関する協定」の公式ウェブサイトで随時公開される予定です(http://bangladeshaccord.org/) 。

バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全性確保に向けた取組み(2015年4月23日公開)

バングラデシュの首都ダッカ近郊で商業施設「ラナ・プラザビル」が崩落し、1000名以上の方々が犠牲となった事故から、2015年4月24日で2年となります。この事故による弊社取引先の被害はありませんでしたが、ファーストリテイリングはバングラデシュで生産を行なう企業の責任として、縫製工場で働く労働者の安全確保が最重要課題の一つであるという認識のもと、火災予防および建設物の安全性確保に向けた取組みを強化してまいりました。

弊社のバングラデシュにおける工場安全性確保のための取組みの進捗は以下の通りです。
今後も、バングラデシュ縫製産業の持続的な発展に向け責任を果してまいります。

自主検査

①防火検査

2013年5月、バングラデシュの全取引先工場を対象に、専門監査会社による防火体制検査を実施いたしました。2013年12月にはフォローアップ検査を実施し、指摘事項の改善状況を確認いたしました。その後の改善活動の結果、初回検査で検出された550件の指摘事項のうち498件について改善を確認し、2015年4月時点で改善中の項目は52件となっています。これらは主に、バングラデシュ政府が策定・改定を進めている安全性基準の確定を待って改善が必要な項目や、アコードの検査に基づく改善内容と連動しながら進捗管理を行なっている事項などです。引き続き政府やアコードと連携しつつ、改善活動を行なってまいります。
※Accord on Fire and Building Safety in Bangladesh(バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全に関する協定)

②建設物の安全性検査

2013年9月には、日本の検査会社と連携し、弊社取引先全工場に対し建物の安全性検査を実施いたしました。検査の結果、建物の急な崩壊を招くような重大な問題は検出されませんでしたが、修繕や追加調査が必要な指摘事項は84件検出され、2015年4月時点で74件について改善を確認いたしました。残りの10件につきましては、いくつかの細かい点で建物と図面が一致しない箇所について、強度確認のため、アコードの改善活動と統合する形で、追加の構造調査を行なっております。

「バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全に関わる協定(Accord on Fire and Building Safety in Bangladesh)」の取組み

2013年8月、ファーストリテイリングは、ビルの崩壊や火災事故から縫製工場の労働者を守る事を目的とした「バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全に関わる協定(Accord on Fire and Building Safety in Bangladesh)」に署名いたしました。

2015年4月時点で弊社と取引関係にある全ての工場に対してアコードの定める検査が完了しています。その後はアコードの指針に基づく工場ごとのアクションプランを策定し、改善活動を進めています。また弊社は、アコードや加盟他ブランド、工場とも情報交換や改善のための協議を定期的に行なっています。今後もアコードと密に連携しながら、バングラデシュ縫製産業の持続的な発展に向けた取組みを推進してまいります。

バングラデシュは、ファーストリテイリンググループにとって重要な生産拠点のひとつです。今後も、労働環境の継続的な改善に向けた取り組みを進めるとともに、アコードの署名企業として、他ブランドと協働してまいります。

バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全性確保に向けた取組み(2014年4月23日公開)

2013年4月24日、バングラデシュの首都、ダッカ近郊サバール地区の商業施設、「ラナ・プラザビル」の崩壊事故が発生いたしました。この事故の被害に、弊社の関係取引先は含まれておりませんでしたが、ファーストリテイリングは縫製工場で働く労働者の安全確保が最重要課題の一つであるという認識のもと、火災予防および建設物の安全性確保に向けた取組みを強化してまいりました。
従来より定期的に実施している労働環境モニタリングに加え、防火および建設物の安全性強化のための自主検査を実施してまいりました。また、2013年8月8日付で「バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全に関する協定(Accord on Fire and Building Safety in Bangladesh)」(アコード)にも署名いたしました。この1年の改善へ向けた取組みの進捗状況をご報告させていただきます。

自主検査

現地のパートナー工場の防火検査および建設物の安全性に関する検査を実施

①防火検査

防火体制・フォローアップ検査防火体制については、2013年5月、監査会社による抜き打ち検査を実施し、認可証の確認や、消火器の設置の確認などを行いました。その結果、非常口の不備、避難経路の確保、電気線管理、避難計画、防火設備、各種ライセンスなどに関する指摘があり、全取引先工場に対し、改善完了報告または改善計画の提出を依頼しました。速やかな改善が必要な項目は1カ月以内、それ以外については3カ月以内の改善期限としました。

同年12月にはフォローアップ検査を実施し、改善状況の確認を行いました。その結果、指摘項目は前回の550件から351件となりました。

ファーストリテイリンググループのCSR部員による現場訪問および工場からの改善報告を通じて、2014年3月末時点では、351件のうち、さらに190件の指摘項目について改善を確認しています。残りの指摘事項につきましても、引き続き進捗を確認しながら改善活動を行ってまいります。

防火セミナー・トレーニングまた、防火セミナー・トレーニングや、現場での改善フォローも継続的に実施しております。
2013年1月および9月に、取引先工場の防火安全担当者の育成を目的に専門家と連携し、防火体制、電気系統の安全性、マネジメントシステムについてレクチャーやワークショップ形式によるトレーニングを実施しました。今後も、定期的にセミナー・トレーニングを実施してまいります。

安全性検査②建設物の安全性検査

日本の検査会社による安全性検査を2013年9月から実施し、2014年3月に完了いたしました。建設物の構造に応じ、外観目視調査、図面照合調査、コンクリート反発度試験、柱の傾斜測定などを行い、その検査内容にもとづいたメンテナンスアドバイスをいたしました。当該検査では、すべての取引先工場において、検査時点での使用状況・使用環境が継続される限り、建設物の急な倒壊をまねくような構造上の問題は発見されておりません。
今後も、改善が必要とされる場合のサポートや専門知識を共有するとともに、アコードの取組みとも連携しながら、継続的に安全な労働環境を確保するための活動を進めてまいります。

「バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全に関わる協定(Accord on Fire and Building Safety in Bangladesh)」について

2013年8月8日、ファーストリテイリングは、労働組合の国際組織が主導する本協定に署名いたしました。本協定は工場の崩壊や火災などから労働者を守ることを目的としており、現在150を超えるブランドや国際NGO、International Labor Organization(ILO)が参加しています。

2014年2月より、防火、電気系統、建設物の安全性における各国の専門家38チームによって検査が開始されています。約1,500工場を対象に検査を実施し、その後必要な修繕やトレーニングなど通じて労働環境の安全性を確保していく計画です。
アコードを通じてブランド横断的な取組みに参画し、関連するすべてのステークホルダーと協働しながら縫製産業全体の安全性確保、ならびに労働環境の改善に貢献していきます。

※経緯

2012年11月アシュリア地区での工場火災(ファーストリテイリンググループの取引先は含まれていない)
2013年1月取引先工場に対し、防火関連のセミナー・トレーニング実施(第1回)
2013年4月サバール地区「ラナ・プラザビル」の崩壊事故(ファーストリテイリンググループの取引先は含まれていない)
2013年5月監査会社による防火・建設物の安全性検査の開始
2013年8月「バングラデシュにおける火災予防および建設物の安全に関わる協定」(アコード)に署名
2013年9月日本の検査会社による取引先工場の建設物安全性検査の実施
2013年9月取引先工場に対し、防火関連のセミナー・トレーニング実施(第2回)
2013年12月監査会社による防火・建設物の安全性の検査実施 (フォローアップ)
2014年3月ファーストリテイリンググループCSR部員による防火・建設物の安全性改善状況の確認
2014年3月日本の検査会社による取引先工場の建設物安全性検査の完了

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