HOME > IR情報 > IRニュース > 2015年8月期第3四半期決算サマリー

IRニュース

最終更新日: 2015.07.09

2015年8月期第3四半期決算サマリー

株式会社ファーストリテイリング
PDF (228KB)
to English page

連結業績<IFRS>

グループ事業別業績<IFRS>

【決算ハイライト】2015 年8月期第3四半期9ヶ月累計の業績は増収増益を達成

■第3四半期9ヶ月累計実績: 全てのセグメントで増収増益
9ヶ月累計の売上収益は1 兆3,481 億円、前年同期比23.9%増、営業利益は1,892 億円、同35.5%増 と増収増益となりました。全てのセグメントで増収増益を達成しており、特に海外ユニクロ事業では大幅 な増収増益となっております。なお、営業利益の増益幅に比べ、税引前四半期利益、及び親会社の所有者 に帰属する四半期利益の増益幅が大きい理由は、5月期末の為替レートが期首に比べ、円安となったこと から、外貨建資産などの換算差額が増え、金融損益が210 億円のプラスになったことによります。
■国内ユニクロ事業:既存店増収、計画を上回る増収増益
第3四半期3ヶ月間も、計画を上回る増収増益を達成しました。既存店売上高は春夏商品の販売好調により、 9.9%増と好調な売上トレンドを維持しました。売上総利益率は、春夏商品の一部をスポット為替レートで調達した ことによる原価の上昇により、前年同期比で1.1ポイント悪化しましたが、販管費比率が同0.9ポイント改善したた め、営業利益は同11.2%増となりました。
■海外ユニクロ事業:計画通りの増収増益、グレーターチャイナ、韓国の好調が続く
第3四半期3ヶ月間は、ほぼ計画通りの増収増益を達成しました。グレーターチャイナ(中国・香港・台湾)、韓 国は計画を上回る増収増益と、好調な業績を維持いたしました。一方、米国は売上、営業利益が計画を下回り、 赤字幅が拡大いたしました。なお、第3四半期3ヶ月間では、英国、中国のグローバル旗艦店などの改装に伴い、 固定資産除却損20億円を計上したため、営業利益率は若干低下しております。
■グローバルブランド事業:計画を上回る増収増益、ジーユーが好調
第3四半期3ヶ月間は、計画を上回る増収増益を達成しました。特にジーユー事業は、既存店売上高が2桁増収、営業利益率も改善し、計画を上回る大幅な増収増益を達成しております。一方、セオリー事業は計画を下回り減益、J Brand 事業は増収となりましたが、赤字が継続しております。
■2015 年8月期の連結業績予想:過去最高の業績を予想
通期の売上高は 1 兆 6,500 億円、前期比 19.3%増、営業利益は 2,000 億円、同 53.4%増、税引前利益は 2,115 億円、同 56.1%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は 1,200 億円、同 61.0%増、EPS は 1,177.41円を見込んでいます。1 株当たり年間配当金は、中間配当金 175 円、期末配当金 175 円を合わせて 350 円を予想しております。

業績概要

■国内ユニクロ事業:既存店増収、計画を上回る増収増益

第3四半期9ヶ月累計の国内ユニクロ事業の売上収益は 6,381 億円(同 12.0%増)、営業利益は 1,137 億円(同21.6%増)と、計画を上回る増収増益を達成いたしました。同期間の既存店売上高は同 8.8%増と好調な結果となりました。また、売上総利益率が同 1.0 ポイント改善したこと、売上販管費比率が同 0.6 ポイント改善したことから、営業利益は大幅な増益となりました。既存店売上高が増収となったのは、ヒートテックやウルトラライトダウンとい った秋冬商品の販売好調に加え、引き続きボトムスやエアリズムなどの春夏商品の販売が好調だったことによります。5月期末の国内ユニクロの直営店舗数はスクラップ&ビルドを進めた結果、814 店舗(フランチャイズ店 30店舗除く)と、前年同期末比 27 店舗減少しております。ただし、このうち9店舗は直営店からフランチャイズ店に転換したものです。

■海外ユニクロ事業:計画通りの増収増益、グレーターチャイナ、韓国の好調が続く

第3四半期9ヶ月累計の海外ユニクロ事業の売上収益は 4,818 億円(同 47.0%増)、営業利益は 519 億円(同55.0%増)と、ほぼ計画通りの増収増益となりました。特にグレーターチャイナ(中国・香港・台湾)、韓国は、第3四半期3ヶ月間も好調な既存店売上高の伸びが続いており、計画を上回る増収増益を達成しております。海外ユニクロ事業全体の5月末の店舗数は、前年同期末比 169 店舗増の 767 店舗まで拡大いたしました。

グレーターチャイナにおける9ヶ月累計の業績は、計画を上回る大幅な増収増益となりました。5月末店舗数は、 10 店舗閉鎖と 78 店舗出店の結果、442 店舗となりました。韓国も計画を上回る増収増益となっております。欧州(英国・フランス・ロシア・ドイツ)はグローバル旗艦店の 311 オックスフォードストリート店の全面改装のための一時 閉店を3月より実施した影響により、当第3四半期3ヶ月間では減益となりましたが、9ヶ月累計では増収増益とな っております。米国は、売上の下振れが続いていることから値引き販売が増加し、赤字幅は前年に比べ拡大しております。東南アジア地区(シンガポール・マレーシア・タイ・フィリピン・インドネシア)は、増収増益であったものの計画を若干下回っております。オーストラリアはほぼ計画通りの業績となっております。

■グローバルブランド事業:計画を上回る増収増益、ジーユーが好調

第3四半期9ヶ月累計の売上収益は2,259億円(同19.6%増)、営業利益は197億円(同37.8%増)と、計画を上回る増収増益を達成いたしました。ジーユー事業については、計画を上回る大幅な増収増益を達成いたしました。スカート、ニット、冬物アウターといった秋冬商品の好調な販売に加え、春夏シーズンにおいてもガウチョパンツ、ゆるキレスカート&パンツといったキャンペーン商品の販売が好調だったことから、既存店売上高は増収、営業利益率も改善しております。一方、セオリー事業は、米国のラグジュアリー市場の不調により計画を下回り減益とな っております。コントワー・デ・コトニエ事業、プリンセスタム・タム事業はほぼ前年並みの業績、J Brand事業は増収となりましたが、赤字が継続しております。

■2015年8月期の業績予想:過去最高の業績を予想

2015年8月期の連結業績予想は、売上高1兆6,500億円、前期比19.3%増、営業利益2,000億円、同53.4%増、税引前利益2,115億円、同56.1%増、親会社の所有者に帰属する当期利益1,200億円、同61.0%増、基本的1株当たり当期利益は1,177.41円を見込んでおります。

2015年8月期末の店舗数は国内ユニクロ事業で840店舗(フランチャイズ店含む)、前期末比12店舗減、海外ユニクロ事業で801店舗、同168店舗増、グローバルブランド事業で1,341店舗、同73店舗増、合計2,982店舗、同229店舗増を予想しております。

1株当たり年間配当金は、中間配当金175円、期末配当金175円を合わせて350円を予想しております。

 IR情報に決算データや各種リリースなどを開示しております。

ページトップへ