最終更新日: 2011.09.01
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M&Aの目的
ファーストリテイリングの売上規模、収益性を高めていくために、M&Aは有効な選択肢のひとつです。
M&Aの目的としては、まず第1に、海外や新しい市場でユニクロのビジネスのプラットフォームを獲得することです。M&Aによって、小売業で最も重要な店舗開発、人材育成などを新しい市場でも短期間で高い水準にすることができます。また、優れた経営人材の獲得も可能です。
M&Aの第2の目的は、グローバル展開の可能性のあるブランドを買収し、事業ポートフォリオを強化・拡充することです。過去には、セオリー事業、コントワー・デ・コトニエ事業、プリンセス タム・タム事業を買収することで、グローバルブランド事業を拡充しました。
投資の基準と意思決定のプロセス
M&Aの基準として最も重視しているのは、「成長性」と「収益性」です。成長性の基準のひとつは、グローバルに展開できる潜在力を有する良いブランドであるかどうか、ということです。しっかりしたブランドコンセプトをもっている良いブランドであれば、ファーストリテイリンググループの資金力や、店舗オペレーション、生産調整、在庫管理などのノウハウ、中国における生産体制、情報システムなど事業インフラの共有化を積極的に行うことによって、高成長と高収益を実現することができると考えています。
もうひとつの基準は、経営者がユニクロやファーストリテイリングと同じ価値観を共有しているかということです。アパレルビジネスを創出し、高収益・高成長の大型ビジネスにつくりかえ、グローバルに展開していく革新と挑戦のスピリットをもっているかということです。
投資の決定に際しては、社外取締役4名を含む5名のメンバーで構成される取締役会において、投資リターンやシナジー効果について議論を重ね、判断をしています。
ファーストリテイリングのグループ戦略の軌跡
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2004年
- 1月
- 「セオリー」を展開する、リンク・インターナショナル(現リンク・セオリー・ジャパン)へ出資
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2005年
- 3月
- ワンゾーンを買収
- 5月
- 「コントワー・デ・コトニエ」を展開する、ネルソンフィナンス社の経営権を獲得
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2006年
- 2月
- 「プリンセスタム・タム」を展開する、プティヴィクル社を買収
- 3月
- 新規事業のジーユーを設立
- 4月
- キャビンの株式を取得し、業務提携
- 11月
- ビューカンパニーへ出資
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2007年
- 8月
- キャビンをTOBにより子会社化
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2008年
- 2月
- ビューカンパニーをTOBにより子会社化
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2009年
- 3月
- リンク・セオリー・ホールディングス(現リンク・セオリー・ジャパン)をTOBにより子会社化