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品質・安全管理について

最終更新日: 2008.02.26
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ユニクロ商品の品質と安全性への取組み

お客さまに安心して「ユニクロ」商品をご愛用いただくために、厳しい基準のもとで品質と安全性の確保に努めています。

品質・安全管理体制図

「品質・安全管理チーム」の設置

製造過程品質・安全管理チームでは、ユニクロ商品の品質・安全管理の社内基準を策定、全てのユニクロ商品がその基準を満たしているかを確認しています。

日本と生産拠点がある上海などの事務所に品質・安全管理チーム(図①)を設置し、生産現場と連携して品質・安全管理の向上に努めています。常に品質確認(図②)を行い、商品の品質と安全に関する迅速な情報収集と情報交換に努め、お客さまからの品質に関するお問い合せやお申し出にスムーズに対応できる体制を整えています。

また、月に1度「安全・品質に関するレポート」を全社で共有し、課題を確認しながら改善対策を取っています。

繊維製品の品質・安全管理体制

日本で販売するユニクロ商品については、JIS規格を基準として、さらに厳しい「ユニクロ独自の品質・安全管理基準」をふまえた検査・管理体制をとっています。

素材(生地、糸など)~商品として店舗に並ぶまでの検査体制

検針過程ユニクロ商品に使われる全ての素材は、第三者公的検査機関*1などによる「サンプル検査」(図③)(染色堅ろう度検査*2、ホルマリン検査*3など)を実施して安全性を確認しています。量産時には、「本生産検査」(図④)を実施して、さらに安全性を確認しています。

工場出荷時には、全ての商品に「出荷前検品(針・危険物の混入も含む)」(図⑤)を実施します。

また、生産パートナー工場で、こうした検品が確実になされているかどうかの「出荷前監査」(図⑥)が、第三者公的機関などによって実施されます。

倉庫に商品が搬入されたあとには、倉庫での「一部検品」(図⑦)を行う上に、さらに、第三者公的機関などによる「抜取検査」(図⑧)も実施されており、安全・品質管理体制の強化が図られています。

*1
官公庁納入や一般商取引において、公正な第三者の立場に立ち、繊維および商品に対する品質のテストを行う機関です。日本では、財団法人 日本化学繊維検査協会などがあります。
*2
染色された製品の、固有の色の丈夫さを染色堅ろう度といいます。多くの実用的性能として、耐光、洗濯、汗、摩擦(乾燥・湿潤)、塩素などの様々な堅ろう度基準が設けられています。(JIS規格における各種テストを行い、1~5の等級で表示して基準としています。)
*3
衣類には製造時に加工剤としてさまざまな化学物質が使われますが、ホルムアルデヒド(ホルマリン)は、縮みを防ぐための防縮剤、防しわ剤や柔軟剤などとして、ごく少量が天然繊維の加工に用いられています。ホルムアルデヒドは、皮膚がデリケートな方などに湿疹、かぶれ、皮膚アレルギーなどを引き起こす可能性があります。
ユニクロでは、ベビー商品や大人用の下着を含めた全ての商品について、ホルマリンの安全性基準を設けて品質管理を行っています。

「匠チーム」による生産パートナー工場での品質管理

指導過程伝統ある日本の繊維産業ならではの、高い技術力をもった服づくりのプロである匠たちが、ユニクロの上海・シンセンなどの事務所に常駐しています。これが「匠チーム」(図⑨)です。彼らは毎週、生産パートナー工場に出向き、技術指導から工程管理、人材育成にいたるまでのサポートを行っています。さらに、各事務所の品質・安全管理担当者も定期的に工場を訪問し、より厳しいユニクロ商品の品質維持・向上に努めています。

海外で販売する商品の品質・安全管理体制

アメリカやEU(ヨーロッパ諸国)など各国の安全基準は、国によって異なります。ユニクロでは、その国の安全基準に合致した「ユニクロの品質・安全基準」を設け、厳しい検査・管理体制をとっています。各国の品質・安全基準をクリアする中で、日本でも実現した方が良いとユニクロが判断した場合は、「ユニクロのグローバル品質・安全基準」として採用していく計画も進めています。

店舗での品質・安全管理体制

ユニクロは、店舗でも商品の品質・安全管理に努めています。例えば、ジーンズの裾上げにはミシンを使用していますので、ミシン針が折れた場合には、その針を必ず回収し、保管します(図⑩)。仮に、折れた針が見つからない場合は、そのときに裾上げしていた商品を廃棄処分とし、同商品を新たに裾上げしてお客さまにお渡ししています。

また、お客様からの商品に関するお申し出は、規定のフォームに入力して「品質・安全管理チーム」に報告します。不具合のあった商品に関するお申し出の場合は、お客様から商品そのものをお預かりして、「品質・安全管理チーム」が詳しく調査し、不具合の原因を究明して経営(図⑪)に報告後、社内を通じて工場へ改善要求を出します。

万一、問題があった場合の対応

万一、商品に問題が発見された場合、品質・安全管理チーム(図①)が中心となって、お客様の安全を確認し、問題が生じた商品の原因調査・究明を迅速に行います。同時に経営(図⑪)に対して、その商品の情報を報告し、改善案を提案します。
経営は報告を受けて、責任の明確化を図るとともに改善策を指示し、状況に応じて自主回収、あるいは販売・製造の中止も実施します。そして速やかに、問題が発生した商品に関して、WEBサイト・新聞などを通じてお客様に情報開示を行います。

「ユニクロ ベビー」の安全性へのこだわり

生後24ヵ月以内のデリケートな乳幼児を守るための配慮です。

エコテックス規格100「ユニクロ ベビー」の商品には、国際安全規格をクリアした証である『エコテックス規格100』のタグがついています (一部除く) 。これは、24ヶ月未満の乳幼児用商品のための認証です。
『エコテックス規格100』は、世界的な安全認証機関のなかでも権威のあるエコテックス国際共同体*4から与えられるものです。認証取得には、生地はもちろん、ホックやボタン、縫い糸、使用する染料や薬品、生産管理にいたるまで数十項目にわたる厳しい検査に合格する必要があります。

*4
日本における第三者公的検査・認定機関は、財団法人 日本染色検査協会です。

化学物質「ホルムアルデヒド(ホルマリン)」の排除

ホルマリン検査過程ホルムアルデヒド(ホルマリン)は、縮みを防ぐ防縮剤や防しわ剤、柔軟剤などとして、ごく少量が天然繊維の加工に用いられます。

生後24ヶ月以内の乳幼児は、衣類を口にすることがあり、また皮膚が非常にデリケートで湿疹、かぶれ、皮膚アレルギーなどを引き起こす可能性があります。そのため、国の基準では「生後24ヵ月以内の乳幼児用衣類には、ホルマリンが0.05(A-A0)以下でなければならない*5」と定められています。ユニクロでは、さらに厳しい社内規定を設け、ホルマリン0.03(A-A0)以下の品質管理を行っています。

また、ホルマリンは微量ながら空気中にも存在しているため、空気中のホルマリンを吸収しないように、ベビー商品すべてを袋詰めにしています。

*5
1974年の厚生省令第34号などで、アセチルアセトン法という検出試験による数値として定められています。

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